「保険で安心してきちんとした診療ができるようにしよう」

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社保・学術部長談話「医科歯科連携の啓発と推進を求める」(機関紙2019年11月1日号<№596>3面掲載)

2019年 11月 6日 : Featured, 協会ニュース, 理事会声明

 

 

社保・学術部長談話「医科歯科連携の啓発と推進を求める」(機関紙2019111日号<№5963面掲載) 

前回の2018年診療報酬改定により診療情報連携共有料(以下、「情共」)が新設されたことにより、医科への照会はし易くなった。医療連携に対する一定の評価をしていただけたことは非常にありがたいことである。しかしながら医科歯科連携の指標の一つとして情共の算定率を参考に考えると、医科歯科連携は思いのほか進んでいないのが分かる。2018年社会医療診療行為別統計(20186月審査分)によると、情共の算定回数は15273回で、特に有病率の高い歯科の後期高齢者の1月あたりの算定回数は7936回となっている。後期高齢者の1月あたりの再診の算定回数などから患者数を約230万人と試算すると、わずか0.3%ほどの算定率になる。患者数と情共の算定には大きな隔たりがあると言わざるを得ない数字である。  

歯科治療や口腔衛生、口腔機能管理を行うことで、有病者の治療の効率化、入院期間の短縮や重症化予防につながることが明らかになっている。医科歯科連携がこれからも更に増加する高齢患者の安心・安全のためには決して欠かすことのできないことであることは誰しも周知のことと考えるが、どうしてこのようなことが起きているのであろうか。それには大きな原因として2つ挙げられると考える。

1つはこれまでの歯学教育においては血液検査データの理解などの医学的な教育、訪問歯科診療や摂食機能療法などの在宅医療に関する教育が決して十分ではなかったこと、また医科においても歯科に対する知識や理解が十分得られていないこと、すなわち医科も歯科もお互いのことに対して知り得ない点が多く存在するため、患者に反映させることができていないという結果を招いているのではないであろうか。医科と歯科相互の対象疾患に対する最新のガイドラインやポジションペーパーの理解が大切である。

もう1つは連携に対する更なる診療報酬の評価である。連携と管理には通常の患者よりも手間や時間がかかるため、その分の適切な評価を行うことが必要である。連携に対し診療報酬によるインセンティブを医科・歯科ともに与えることにより推進が図れるものと確信している。

当協会では、まずは歯科から理解を広げるべく、医科歯科連携に関する啓発と教育のための講習会を企画し開催してきた。また顔の見える連携も大切なため医科歯科合同での講習会も実施している。今後は、患者にも安心・安全な医療の提供には医科歯科連携が重要であることに理解を頂くこと、さらには治療の効率化や期間の短縮、重症化予防がなされれば医療費の削減の点から考えても、推進にはメリットがあることを国や保険者に訴えていきたい。

協会は、今後更に求められる医科歯科連携を推進することを目的に、患者や医師・歯科医師相互の理解の深まりと、診療報酬の更なる評価を求めるものである。

20191025

東京歯科保険医協会

社保・学術部長 本橋昌宏

 

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理事会声明「金銀パラジウム合金材料価格改定方法の改善を求める」(機関紙2019年11月1日号<№596>2面掲載)

2019年 11月 1日 : Featured, 協会ニュース

 

理事会声明「歯科用金銀パラジウム合金 材料価格改定方法の改善を求める」(機関紙2019年11月1日号<№596>2面掲載)

10月1日、厚生労働省は消費税増税にかかる対応の一環として歯科用金銀パラジウム合金(以下、「金パラ」)の材料価格を1458円から1675円へと改定した。しかし、実施された改定幅は14.88%であり、実際の流通価格の1900円台を大きく下回った。このため、昨年9月から続く保険で金パラによる修復や補綴治療をおこなえば行う程赤字となる、いわゆる逆ざや現象は解消されていない。

金パラは、金やパラジウム等投資目的や産業資材となる金属が含まれている。このため価格が変動し、保険点数と購入価格に差が生じている。

厚生労働省は対策として、半年ごとに市場価格調査を行い、乖離がプラスマイナス5%以上の場合には保険価格を改定しているが、日々変動する市場価格のスピードについて行けないのが現状である。このため市場価格が上昇している場合には歯科保険医療機関が購入差額を負担する仕組みとなっている。協会ではこのような状況に対し2019年1月に社保・学術部長談話「歯科用貴金属の安定した供給と情報開示を」を発表し、改善を求めた。しかし、厚生労働省は現行の保険価格の改定方式では2019年4月の改定を行わなかったため、その後のパラジウムの高騰により問題がさらに深刻化した。

金やパラジウムの市場価格は短期的には上昇と下降を繰り返しているが、長期的には上昇傾向を示している。保険価格は常に後追いなので、金パラについて言えば、今の改定方式では構造的に歯科保険医療機関が赤字になりやすい仕組みであり、上昇率の変動を補正値で補正する現在の改定方式を見直さなければ根本的な解決は望めず、材料価格調査の透明性と現行の価格決定の整合性が求められている。

国が責任を負っている公的保険医療制度で生み出された赤字を、医療担当者である歯科保険医療機関が自ら赤字分を補填することは大きな問題である。そうでなくとも技術料が低く抑えられているため、経営を圧迫している状況では到底納得出来るものではない。

東京歯科保険医協会は金パラ問題改善のため以下の点を求めるものである。

         記

一、歯科保険医療機関が赤字を被らないように、価格調査の情報開示と市場価格を適宜反映できる保険材料価格改定方式に改めること。

2019年10月25日

東京歯科保険医協会第13回理事会

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歯科医院の外来で行える! 嚥下障害予防トレーニング

2019年 10月 24日 : facebook, Featured, 協会ニュース

 

 

 

本日開催!

嚥下障害予防トレーニングで地域医療研究会

演題:

『歯科医院の外来で行える! 嚥下障害予防トレーニング』

講師:

浦長瀬 昌宏 氏

(神鋼記念病院耳鼻咽喉科科長/耳鼻咽喉科専門医/嚥下トレーニング協会理事長)

抄録:

嚥下障害は、超高齢化社会の日本で激増している疾患です。従来の嚥下診療では、重症患者にどう対処するかに焦点が当てられてきました。しかし、さらなる高齢化を考えると、嚥下機能を低下させないための方策作りが必要です。私たちは、嚥下障害予防のため、嚥下動作を意識的におこなう指導と嚥下動作の予備能を高める指導を行っています。この講座では、これらの新しい訓練法や 訓練と歯科との関わりについて解説します。(講師より)

日時:

2019年11月7日(木)19時~21時

会場:

文京シビック小ホール(東京都文京区春日1-16-21)

備考:

予約不要、参加費無料(会員の先生のみ)

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台風19号の被災者に係る医療・介護

2019年 10月 24日 : facebook, Featured, 医政・行政ニュース

 台風19号の被災者に関する保険診療及び介護保険の取扱いについて、お知らせします。

被災者は被保険者証が無い場合でも受診ができ、

2020年1月まで窓口負担の支払い無しで受診できます。

対象者などの取扱いは下記の通りです。ダウンロードいただきご活用ください。

 なお、本内容は10月25日まで発出された通知で作成されています。

1.対象者や請求方法

(1)対象患者や請求方法はコチラをクリック

2.参考:窓口負担金が支払猶予となる対象患者(東京都以外を含む全対象者)

(1)保険診療はコチラをクリック(2019年10月28日付)

(2)介護保険はコチラをクリック(2019年10月28日付)

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「歯科の感染対策」を考えるシンポジウムin東京

2019年 10月 21日 : facebook, Featured, 協会ニュース

「歯科の感染対策」を考えるシンポジウム~より安全・安心な医療を目指して~が開催されます。当会理事(兼院内感染防止対策委員会委員長)の濱﨑啓吾氏が7月に開催された富山県講演に続き、歯科医師の立場から今年度2回目の基調講演を行います。参加無料・申込不要となります。是非ご参加ください!

 

 

 

日時:10月26日(土)14時~17時(会場13時30分より)

 

場所:主婦角会館プラザエフ7階カトレア(東京都千代田区六番町15)

http://plaza-f.or.jp/index2/access/

 

第1部 基調報告・基調講演

「標準予防策の100%実施を!」

・伊藤浩之氏(東京原告団副代表・東京都支部代表)

「歯科の感染対策について」

・濱﨑啓吾氏(東京歯科保険医協会理事・院内感染防止対策委員会委員長)

 

第2部 パネルディスカッション

・井出達也氏(久留米大学医学部准教授)

・濱﨑啓吾氏(東京歯科保険医協会理事・院内感染防止対策委員会院長)

・阿曽有利子氏(全国B型肝炎訴訟東京原告団)

 

主催:全国B型肝炎訴訟原告団・弁護団

後援:東京歯科保険医協会

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「歯周病と全身疾患学習会・医科歯科連携手帳の活用について」講習会のご案内

2019年 10月 15日 : facebook, Featured, 協会ニュース

 「歯周病・糖尿病連携手帳」を作成した、千葉県保険医協会が手帳の活用について、講習会を開催します。

 今回は、千葉県保険医協会のご厚意で、東京歯科保険医協会の会員・スタッフの方も無料で参加いただけることになりました。

 当日は診療所で使える、医科歯科連携手帳の記載例も資料として配布されます。ぜひご参加ください。なお、当日は連携が進むように、参加者名簿を配布いたします。予めご了承ください。

※千葉県保険医協会主催の講習会です。

※東京歯科保険医協会の会員の先生は、お電話またはFAXで東京歯科保険医協会までお申込みください。

※ご案内のダウンロードはこちらからどうぞ

日    時  2019年11月16日(土) 19:00~21:30 ※終了後、名刺交換会・懇談を予定しています。

演題・講師 

 ①「糖尿病専門医が教える連携手帳の活用方法」

  講 師:栗林 伸一氏(三咲内科クリニック 医師:糖尿病専門医)

 ②「歯周病専門医が教える連携手帳の活用方法」

  講 師:三辺 正人氏(神奈川歯科大学教授 歯科医師:歯周病専門医)

参加対象  会員およびスタッフ (定員80名)

参 加 費  無料 ・ 事前予約制 

会   場  千葉県保険医協会 会議室

〒260-0031 千葉市中央区新千葉2-7-2 大宗センタービル4F TEL:043-248-1617

・JR千葉駅から(総武線、総武本線、成田線、内房線、外房線)

 西口改札を出て左へ。ローソン前の外階段を下る。韓国料理店、ラーメン店の前の道を西千葉方面へ直進(徒歩3分)

・京成千葉駅から

西口改札から右側の横断歩道をわたって左へ。千葉駅ペリエ入り口手前を直進(徒歩7分)

 

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