協会ニュース

政策委員長談話/本当の「かかりつけ」を 評価しない「か強診」に抗議する

本当の「かかりつけ」を 評価しない「か強診」に抗議する

◆施設基準で「かかりつけ」を評価して良いのか

今次改定で、地域包括ケアを背景とした「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(以下、「か強診」)が新設された。届出をした場合に算定できる点数としてエナメル質初期う蝕管理加算、SPT(Ⅱ)、訪問口腔リハへの加算が新設された。また「か強診」の役割として、団塊世代が75歳以上になる2025年に向け、改定では患者の口腔機能の維持と回復に焦点をあて、う蝕や歯周病の重症化予防、摂食機能障害を有する患者に対する包括的な管理を評価すること、ゲートキーパーを盛り込まなかったことは一定理解できる。
しかし、これらは「か強診」以外の医療機関で算定できるエナメル質初期う蝕に対するF局・SPT(Ⅰ)・訪問口腔リハと治療内容は本質的に同じであり、施設基準の有無で診療報酬に差を付け一物二価としたことは容認できない。また、在宅にいる患者を地域でみるという地域包括ケアシステムの本質で言えば、訪問口腔リハを介護保険との給付調整の対象とし、事実上、在宅の要介護・要支援者を対象外としたことは問題である。本来,患者と歯科医療機関との信頼関係で成り立つ「かかりつけ」を施設基準で評価することには反対である。

◆患者が望む医療機関をかかりつけとし通院・在宅を問わず治療が受けられる仕組みを

今次改定では、地域包括ケアの構築に向けた機能分化が進められ、紹介状のない場合の大病院の受診に一部負担金以外の負担を設けた。その上で、偶発症や感染症対策・訪問診療を実施する地域の歯科医療機関をかかりつけ歯科医機能を持つ「か強診」と評価した。しかし、「かかりつけ」とは、患者自身が一歯科診療所に通院していく中で、当該診療所で生涯に渡り診てほしいと考え、選択するものであり、医療機関側が決めるものではない。
また、患者が通院している歯科診療所が「か強診」か否かで内容と保険点数および負担金が変わることは、患者の理解を得やすいものではなく、現場に混乱を生じる危険性がある。
協会は、「かかりつけ」を適切に評価することを求めるとともに、本当の「かかりつけ」を評価しない「か強診」に抗議する。

2016年5月23日
東京歯科保険医協会
政策委員長  坪田有史

 

かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所の問題点を指摘/第5回新点数説明会で注意を喚起

かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所の問題点を指摘/第5回新点数説明会で注意を喚起

協会は昨日4月26日、なかのZERO大ホールで第5回新点数説明会を開催した。会員、スタッフなど601名が参加した。
冒頭、まずあいさつに立った松島良次会長は、過去にあったP総診の経緯を踏まえ、高点数であるが2年後の診療報酬改定で取扱いが変更となる可能性や、患者の負担が増加するなどの問題点を指摘した。それらの点を踏まえ、届出や算定について慎重な検討を参加者に促した。初診が起こしづらくなり、大量返戻のおそれがあると、などを指摘した。
その後、協会に寄せられた相談から加藤開社保学術部長、本橋昌宏理事が解説を行った。
歯管の文書提供加算については、毎月加算を算定するには毎回文書提供が必要とし、四カ月に一回など定期的な文書提供では毎月の加算は算定できないことへの注意を喚起した。
新設のエナメル質初期う蝕に対するフッ化物歯面塗布処置では、病名はCeとし、算定ごとに病変部位の写真撮影が必要であることを強調した。

「文藝春秋」が「口腔リハビリテーションの効果」で特集記事

「文藝春秋」が「口腔リハビリテーションの効果」で特集記事

現在、書店やコンビニエンスストアなどで販売されている月刊「文藝春秋」5月号の中で、「最新医療に乗り遅れるな」が大特集として取り上げている。その中で、「口腔リハビリで生命力が蘇る」と題してジャーナリストの塩田芳享氏の記事が掲載されており、話題を呼んでいる。

口腔リハビリや口腔ケアに関し、米山正義氏(静岡県)、辻友里氏(熊本県)、光銭裕二氏(北海道)、宇土仁恵氏(宮崎県)、角町正勝氏(長崎県)らの臨床現場報告事例などを踏まえて、口腔リハビリを紹介し、「口から食べられる喜びから奇跡の回復が起きた」と強調している。

2014年の「文藝春秋」8月号では、医療ジャーナリストの油井香代子氏による「“噛みトレ”で寝たきりはなくせる」を特集で取り上げた経緯がある。

なお、口腔リハビリテーションについては、東京都内では2014年10月、小金井市に開設された日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック(院長:菊谷武日本歯科大教授)などが積極的に取り組んでいる。

歯科に関する在宅医療専門の第4回新点数説明会に630名が参加

歯科に関する在宅医療専門の第4回新点数説明会に630名が参加

協会は本日4月21日、今月1日から施行された改正診療報酬をめぐり、特に在宅医療とその点数に関する内容専門の「第4回新点数説明会」を開催しました。

講習会は加藤開理事の司会で進められ、地域医療部担当の矢野正明副会長があいさつに立ち、続いた実際の歯科における在宅医療、訪問診療、介護保険制度との関連などを踏まえた解説を地域医療部長の馬場安彦理事が行った。

また、今後の地域医療全体に大きな影響を与える地域包括ケアシステムの概要、および歯科との関連がどうなるのかについて、地域医療部の橋本健一理事が解説を加えた。

さらに、歯科訪問診療では25年のキャリアを持ち、自らもケアマネージャーの資格を持っている地域医療部の森元主税理事が症例を取り上げ、解説を加えた。

各紙による講演、解説の後には参加者との間で質疑応答も盛んに行われ、今次改定に占める在宅医療の重要さを改めて認識する一幕もあった。

◆第5回新点数説明会は26日に開催

なお、協会では今次改定に関する最終開催となる「第5回新点数説明会」は、4月26日(火)午後6時30分から、なかのZERO大ホールで開催する。今月1日の改定診療報酬施行後に行われた通知の内容などを盛り込んだ内容となるため、ぜひ、ご参加いただきたい。詳細は、本ホームページの「研究会・行事のご案内」、あるいは「協会カレンダー」の該当日時、名称をクリックしていただきたい。

そのほか、改正診療報酬に関するもっと詳しい説明、解説を行う「地区懇談会」は4月23日(土)午後6時30分から立川で。5月7日(土)午後6時30分から大井町でそれぞれ開催される。参加できるのは、会場周辺の会員ご本人となっているため、本HPで内容をご確認のうえ、お申し込み、ご参加願いたい。

2016年度歯科診療報酬巡りか強診や歯援診・外来環などに議論が集中/第6回メディア懇談会を開催

2016年度歯科診療報酬巡りか強診や歯援診・外来環などに議論が集中/第6回メディア懇談会を開催

協会は4月8日、第6回メディア懇談会を開催しました(今回は2008年3月の第1回以来通算56回目)。2016年度診療報酬改定後の開催ということもあり、出席したメディアとの間で、今次改定とそのポイント、厚生労働省の意図は何か、このような改定内容や数値になった経緯や背景などについて、盛んに意見交換、議論が行われた。

協会からは、話題説明全般を松島良次会長、司会を広報・ホームページ部長の坪田有史副会長が務めた。話題は、①今次改定に対する3月10日付「理事会声明」、②今次診療報酬改定のポイントと協会の対応状況、③歯科医師国家試験合格発表と歯科医師数―などとしました。

◆か強診への関心強く議論白熱

まず、松島会長が今次改定への「理事会声明」の内容と趣旨、および今次改定の重要項目についての協会の評価を説明。参加メディアから意見や感想を求めると、「か強診を届出できる歯科診療所は全体の1割程度しかなく、患者の視点や希望は無関係でそれが本当のかかりつけと言えるか」「かかりつけという言葉が混同され使われている。厚労省は現場の意見を1万人や2万人規模で聞き取るべきだ」「協会は、1割しか該当しないか強診を反対するのか否か」「か強診の基準に、一見あいまいな部分があるから今の段階でとるほうが良いのではないか」「か強診には歯科衛生雇用などの人件費、新規購入すべき医療機器があり、お金がかかる。資金に余裕のあるなしで診療所に二極化が生じる」「設備や人員のための費用を担保にすべきではなく治療内容に関することを担保にすべきでは」「か強診が実際に進むと、他の診療所も特色を出すなどの努力が必要となる」「歯科医師か歯科衛生士のどちらかの複数配置を求めているが、常勤とは明記していない。これは、地域包括ケアシステムの確立という目的が背後にあるための配慮ではないのか」などの質問や意見、指摘が相次ぎ、議論が白熱。メディア側でも関心が非常に高いことをうかがわせた。

◆文書外しの背景は

次に、松島会長が歯科疾患管理料の文書提供要件緩和について協会の方針を説明すると、メディアから「文書提供外しには官邸サイド、つまり政治的な圧力があったためといわれている。関係三者間で利害関係が一致したのもしれない」「患者本人の健康管理に配慮するだけでなく、患者への説明責任の確認にも関係してくるため、患者トラブル防止のためにも、必要に応じて必ず文書を出す必要はある」「文書を書かないでいると、厚労省はそこを逆手にとって十点よりさらに低い点数に下げてくる可能性が大きい」などの意見が続いた。

満席につき、追加開催決定!!

かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)のための講習会~外来環・歯援診・医療安全も含めて~

2016年度改定では、地域包括ケアシステムに対応した歯科医院の評価として「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」が導入され、施設基準が新たに設けられました。
今回はこの施設基準に定められた研修を1日で受講できます。 また、外来環・歯援診・医療安全にも対応しており、これからの歯科医療に必要な情報をお届けします。
さらに!今回は特別に、AEDやパルスオキシメーターなど施設基準に必要な機材の展示を行い、会場限定の特別価格でのご案内もします。
この機会にぜひご参加ください。

※5/15(日)の開催分は満席となりました。同内容の講習会を5/28(土)14:00~19:30で開催いたします。

 

日程 2016年5月15日(日) 10:00~16:00 満席
    2016年5月28日(土) 14:00~19:30
    ※両日とも同じ内容の講習会です

講師 坂下 英明 氏 明海大学歯学部病態診断治療学講座口腔顎顔面外科学第2分野教授
    繁田 雅弘 氏  首都大学東京大学院人間健康科学研究科教授
    森元 主税 氏  東京歯科保険医協会理事

内容 偶発症に対する緊急時の対応、医療事故、感染症対策、高齢者の心身の特性、高齢者の口腔機能の管理、在り方(管理計画の立案を含む)

会場 エムワイ貸会議室 高田馬場(東京歯科保険医協会 隣接ビル)
    交通 JR・東京メトロ東西線・西武新宿線 高田馬場駅 下車徒歩5分

参加費 8,000円(か強診・外来環・歯援診・医療安全の修了証込)

定員  200名

対象 会員のみ

要予約 TEL03-3205-2999(担当:経営管理部・地域医療部)

※遅れて参加された場合や途中で退席された場合は、修了証の発行はできません。

 

〇かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所とは
地域包括ケアシステムにおける地域完結型医療を推進していく、う蝕又は歯周疾患の重症化予防に係る管理、摂食機能障害及び歯科疾患に対する包括的で継続的な管理の評価です。

○エナメル質初期う蝕管理加算(260点)…エナメル質初期う蝕に罹患している患者を管理・指導した場合
○歯周病安定期治療(Ⅱ)(歯数により380点~830点)…P治療後、病状安定した患者に歯周組織の状態維持のための継続的な治療を行う場合
○在宅患者訪問口腔リハビリテーション指導管理料(+100点)…在宅等で療養している患者の摂食機能障害及び歯科疾患に対する管理をした場合
などの算定が可能です。

*すでに外来環・歯援診両方の届出をされている医療機関については、修了証の有効期限は問われません。(すでに受講した講習会で要件を満たす場合は再度の受講は必要ありません)
*外来環、又は歯援診のいずれかのみの届出をされている場合、またはどちらも届出されていない場合は、修了証の有効期間が3年となります。

〇歯科外来診療環境体制加算(外来環)とは
患者にとってより安全で安心できる歯科外来診療の環境の整備を図る取組に対しての評価です。

○外来診療の初・再診料への加算が可能です(初診時+25点、再診時+5点)。

〇在宅療養支援歯科診療所(歯援診)とは
在宅等における療養を歯科医療面から支えることの評価です。

○歯科訪問診療補助加算(1人+110点、2人以上+45点)・・・DHが同行訪問し、補助を行った場合
○歯科疾患在宅療養管理料(240点)・・・口腔機能の評価を行い、管理計画書を作成した場合
などの算定が可能です。

〇医療安全に関する職員研修とは
2007年の医療法改正により、「医療安全管理研修」と「院内感染対策研修」に職員ひとりひとりが年最低2回出席することが義務付けられています。今講習会は「医療安全管理」「感染対策」両方に当てはまります。

 

 

 

2016年度診療報酬改定-軟質材料(床裏装用)や略称などをアップしました-

-2016年度診療報酬改定・歯科-

4月より算定ができる軟質材料(床裏装用)や略称、

保険請求できるファイバーポストを

「会員向け情報」の「診療報酬改定対策」の「2016年度」にアップしました。

軟質材料・略称・ファイバーポストはコチラ(※ログインにはパスワードが必要です)

春の共済募集キャンペーンが始まりました!!

春の共済募集キャンペーンが始まりました!!

(2016年4月1日~2016年5月25日まで)

グループ生命保険」「保険医休業保障共済保険」「保険医年金」は、歯科医師の生活を守るためにつくられた共済制度です。

共済制度は多くの先生からの支持をいただいています。

共済制度について詳しい資料が必要な方は協会・共済部(Tel:03-3205-2999)までお気軽にお問い合せください。

 

 

「春の共済募集キャンペーン」対象の共済制度

グループ生命保険休保 キューホ君画像

(年金払特約・こども特約付団体定期保険)

死亡・高度障害の保障をお手頃な掛金で得られます。

 ・剰余金が生じた場合は配当金として還元*

 (*)2014年度は年間保険料約8.7ヵ月分(約73%)。

 ・無理のない負担で大きな保障

 ・スケールメリットを活かしたお手頃な掛金

 ・1年更新なので毎年保障の見直しが可能

 ・生命保険会社4社による安定運営

 

保険医休業保障共済保険

傷病で休業の際に、治療に専念できる手厚い給付を受けられます。

 ・入院はもちろん自宅療養も代診をおいても保障

 ・給付期間は最大730日(2年間)

 ・1口で休業、入院、死亡・高度障害など6種類の給付金

 ・掛金は加入時のまま、満期まで上がらない

 ・所得に関係なく給付(本制度は所得補償保険ではありません)

   本制度の制度概要等は公式サイトでもご覧いただけます。→ 休保共済会リンク用画像

 

保険医年金(拠出型企業年金保険)

老後準備を着実に積み立てられ、急な出費に対応もできます。

 ・予定利率1.259%

 ・決算実績によっては配当を上乗せ*

 (*)2014年度は配当があり、予定利率と合わせて1.603%。

 ・積立総額1兆1千億円を超える日本有数の私的年金

 ・制度創立以来、現在に至るまで減額したことがない

 ・生命保険会社6社による安定運営

 

   各制度の詳細な内容はパンフレット等をご覧ください。

 

 

その他の共済制度

第2休業保障制度(団体所得補償保険)

手頃な掛金で業務に従事できない間の所得を補償。

勤務医はもちろん、家族(専従者)・スタッフも加入できます。

 ・入院・自宅療養を問いません

 ・国内・外、業務中・外を問わず保障

 ・団体割引が適用され個人でご契約するよりも割安

 ・無事故ときは年間保険料の20%還元

 ・70歳以上の方も加入可

 

   詳細な内容はパンフレット等をご覧ください。

 

 

 

その他、歯科医師賠償責任保険(医療事故等の保険)、火災保険(火災、医療機器の保険)等については、株式会社アサカワ保険事務所(Tel:03-3490-1751)までお気軽にお問合せください。

 

第2・3回新点数説明会を開催

第2・3回新点数説明会を開催

協会は本日3月27日(日)、東京・千代田区有楽町の「よみうりホール」で第2・3回新点数説明会を開催しました。参加した会員の方々は1000名を超えました。新点数説明会を日曜日に開催したのは今回が初めて。また、お子さんがいらっしゃる会員の参加に配慮して、こちらも協会初の試みとして託児サービスも行いました。

午前中は10時から、午後は1時30分から開演し、プログラムは同一。挨拶は松島良次会長が行い、改定のポイントについては本橋昌宏理事が説明。症例解説は濵﨑啓吾理事が行いました。

なお、託児サービスの状況ですが、事前に連絡をいただいた会員のお子さんをおあずかりしました。午前に10名、午後は3名のご利用があり、大変好評でした。

 

第1回新点数説明会に1300名が参加

第1回新点数説明会に1300名が参加

本日3月23日、協会は文京シビック大ホールで第1回新点数説明会を開催。会員及びスタッフの方々約1300名が参加しました。冒頭では松島良次会長が地域包括ケアシステム構築に向けた今期改定の重要事項について説明を行い、続いて加藤開理事による改定内容の要点解説、坪田有史副会長による症例解説が行われました。また、解説が一通り済んだ後には、フロアから出された質問に丁寧に答える質疑応答も行われ、20問近い質問に加藤理事、坪田副会長、そして本橋昌宏理事が回答、説明を加えました。

次回新点数説明会は3月27日(日)午前10時から、および午後1時30分から、同日に2回開催いたします。

新点数説明会①CIMG0939

第109回歯科医師国家試験合格発表

第109回歯科医師国家試験合格発表

 ―合格者は1973名のうち新卒者は1436名

厚生労働省は3月18日、第109回歯科医師国家試験の合格発表を行った。厚生労働省2階講堂でも合格発表が行われ、例年通り、この会場に来て自身の合格を確認し、記念撮影を行う学生の姿が散見された。

今回の歯科医師国試は、本年1月30、31日の2日間にわたり実施されている。109回歯科医師国試は、出願者数3706人(うち新卒者2536人)、受験者数3103人(同1969人)で、合格者数1973人(同1436人)、合格率63.6%(同72.9%)となっている。

今回の国試合格者を大学別全体合格率(新卒合格率)で上位5校をみると、①東京歯科大学93.3%(94.5%)、②東京医科歯科大学歯学部91.0%(94.5%)、③九州大学歯学部82.3%(83.7%)、④北海道大学歯学部82.1%(88.9%)、⑤徳島大学歯学部78.7%(96.8%)―などとなっている。

なお、同日、厚生労働省内では平成27年度第2回目の開催となる医道審議会の「歯科医師国家試験制度改善検討部会」を開催しており、近く「報告書(案)」がまとまる予定となっている。

第109回歯科医師国試CIMG0864

理事会声明 「評価できるが、安心・安全な歯科医療提供には総額拡大が不可欠」/機関紙2016年4月1日号(№553)3面掲載

 

理事会声明

「評価できるが、安心・安全な歯科医療提供には総額拡大が不可欠」

今次診療報酬改定は、団塊の世代が後期高齢者を迎える2025年に向けて地域包括ケアシステムを構築するため、医科に加え歯科・薬局の「かかりつけ機能」を新たに評価した。

歯科においては、「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」の施設基準を設け、「地域完結型歯科医療」として子供からお年寄りまで生涯にわたる長期管理を担う役割を規定した。う蝕に対してはエナメル質初期う蝕フッ化物歯面塗布、歯周病に対しては対象の拡大と歯周病安定期治療(Ⅱ)、在宅の患者には在宅患者訪問口腔リハビリテーション指導管理料が新設された。しかし、多くの点数が包括化されたため、見かけ上高点数となった。施設基準は11項目と厳しい内容であるため、届出を行える歯科医療機関は限られたものとなり、十分に機能するかが危ぶまれる。

また、この歯科診療所の機能分化の狙いが進めば、初・再診の問題と患者の囲い込みとしてのヨーロッパ型の登録制導入が危惧される。

改定率は、本体が+0.49%、薬価及び材料価格が-1.33%のなか、歯科は+0.61%とされた。改定率に対し「口腔疾患の重症化予防・口腔機能低下への対応、生活の質に配慮した歯科医療の充実」の項において、日常臨床で行われる基本技術が多くの項目で少ないながらも点数が引き上げられたことや、少なくない項目で臨床の実態に適応した運用に見直しがされたことなどは評価できる。また、関係学会から提出される医療技術評価提案書による保険収載や再評価が進んだことは今後への足掛かりとして重要である。しかし、歯科疾患管理料の文書提供を切り離した10点は影響率0.6%であり、引き上げ幅と同等である。必要に応じた文書提供は、患者の現状認識・治療への理解・行動変容に有用であり財源調整の道具とすべきではない。

訪問歯科診療においては、外来診療以上に機能分化が図られた。歯科訪問診療料3は大幅に引き下げられ、訪問専門の診療所も解禁された。代わりに在宅で行われる歯科訪問診療料1は算定用件が緩和され、外来診療を中心に行いそれに加え訪問診療を行うスタイルの診療所にはインセンティブが働くと思われる。しかし、訪問診療を行う医療機関に「歯科訪問診療を行った患者数の割合」が95%未満であるかの届出を義務付けたのは誠に遺憾である。この施策が現場に混乱をきたし、在宅患者に必要な医療が提供されない事態を招かないようにしなければならない。

2015年改定の消費税引き上げ分を除く+0.12%に比べ+0.61%とされたことは大きいが、この引き上げは、1歯科医療機関あたり月2万円ほどの増加にすぎない。中医協調査で今年度は前回に比べ所得が増えたこととなっているが、その実態は人件費・設備投資・技工料を削減した結果であり、歯科医療が危機的な状態であることには変わりはない。協会は引き続き総額拡大を求める運動を推進してゆくものである。

 

2016年3月10日

東京歯科保険医協会 第22回理事会

2016年度改定の目指す方向は/政策委員長談話

 政策委員長談話「2016年度改定の目指す方向は」

  2月10日、中医協は厚生労働大臣に次期診療報酬改定の内容を「答申」した。歯科の改定率は引き上げられたものの、0.61%とわずかであり、歯科保険診療の充実に繋がるかは疑問である。
改定の特徴の1つ目は、医療機関の機能分化である。長期管理機能を持つ診療所の評価として「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」(以下、「かかりつけ強化型」)を新設し、算定できる点数に差をつけるなど差別化を図った。特に在宅医療では、在宅医療専門、一般の診療所、歯援診、かかりつけ強化型の順で評価を上げ、医療機関の機能分化を強く推進した。在宅医療専門の場合、訪問診療料を外来の初再診料と同程度に設定され、施設基準の複雑さと併せて届出の要件は高い。在宅のみを行う医療機関は、一般の診療所の補完的な位置づけとした。
特徴の2つ目は、地域包括ケアシステムの構築のために、患者の一生涯をかかりつけとして長期管理するための点数の新設と要件緩和が行われた。エナメル質初期う蝕、在宅患者訪問口腔リハビリテーション指導管理料の新設、およびSPTの要件緩和である。また、「かかりつけ強化型」で算定できるSPT(Ⅱ)などの点数に高い点数を貼り付けた。
しかし前提として、「かかりつけ強化型」の施設基準には、訪問診療や複数体制など多くの要件があり、届出を行うにはハードルが高い。また、「かかりつけ強化型」で算定できる点数には多くの点数が包括されており、「かかりつけ強化型」を選択せずに包括されている項目を別に算定してもその差は大きいとはいえない。
特徴の3つ目は、歯管の算定要件から文書提供が外れ、文書提供した場合は10点の加算をする取り扱いに変わったことである。これまで協会は、管理と文書を分けて評価すべき、と繰り返し行政側に要望してきたがそれが反映されたといえる。しかし、歯管の点数が十点引き下げられたこと、文書提供の評価がわずか十点であることは誠に遺憾である。他方、文書提供しない場合のカルテ記載の内容の強化が見込まれる。通知を待って慎重な対応が必要だろう。
特徴の4つ目は、臨床に即した改定が行われた点である。学会ルートである医療技術評価提案書からP混検の点数引き上げや根面う蝕に対する充填の取り扱いなどが改められ、舌圧検査などの新たな技術も保険導入された。協会は、舌圧検査など必要な検査の保険導入や、現場で問題となっていたTeCの算定時期を実態に即して装着時に請求できるようにするなどの不合理の是正を要望し、今改定で反映された。まだ解決すべき課題は多く残されているが、この点については評価をしたい。
今改定だけではなく、今後も歯科の諸問題の解決が進むことを望むとともに、運動に対する会員の協力をいただきたい。

2016年2月24日
東京歯科保険医協会
政策委員長  中川勝洋

歯科診療報酬改定2016①/歯科診療報酬改定で厚生労働省が第1回目の通知

歯科診療報酬改定2016①/歯科診療報酬改定で厚生労働省が第1回目の通知

厚生労働省は、本日3月4日付で2016年度診療報酬改定に関する諸事項について「通知」した。そのうち、歯科に関する部分は以下の通り。ボリュームがあるため、ここでは全文を紹介できないため、厚労省の配信を直接ご覧いただきたい。

 

 

◆歯科通知

http://www.mhlw.go.jp/file.jsp?id=335813&name=file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyoku/0000114869.pdf

◆歯科様式

http://www.mhlw.go.jp/file.jsp?id=335814&name=file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyoku/0000114870.pdf

◆在宅専門

http://www.mhlw.go.jp/file.jsp?id=335818&name=file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyoku/0000114874.pdf

「歯科医師になってよかった」/GReeeeNのリーダーHIDEが震災時の経験と思いを述懐

「歯科医師になってよかった」/GReeeeNのリーダーHIDEが震災時の経験と思いを述懐

昨日、3月11日(木)、TBSテレビの報道番組『NEWS23』で、GReeeeNのリーダーを務めるHIDEが2011年3月11日の東日本大震災における自身の経験について、インタビューに応じた模様が報道された。GReeeeNはメンバー4人が全員歯科医師(奥羽大学歯学部卒)のボーカルグループで、奥羽大学歯学部卒業。メンバーは、HIDE、navi、92、SOHの4名で、グループ結成は福島県内で行われている。

メンバーは、これまでも業としての歯科医師の診療と音楽活動を展開するため、基本的に顔を伏せ、マスコミ取材はほとんど受けない姿勢を貫いてきたが、あの震災に関して自らの経験があり、“歯科医師”として関わった思い、そして被災地の本当の復興を願う思いから、今回のインタビューに応じたものと察せられる。

◆インタビューの概要

昨晩の報道では、震災以後、福島第一原発の20キロ圏内から放射線被ばくした遺体の身元確認の「検死」が行われていたが、HIDEも福島県相馬市内の遺体安置所で身元確認の検視にあたる歯科医師の1人として、その中に加わっていた。自身も被爆の危険性を承知した上での作業であったが、その時の心情は、「1人でも家族のもとに帰したいという思い」だったという。

番組は、初めてHIDEが当時の思いを告白し、語る形で紹介され、「・・・いつもなら、頭の中で音楽のメロディを探すのですが、思いつかなかった。自分の中で、音楽を失ったというか・・・」と自問自答に陥っていたことを話し、体験したさまざまな体験を語り、当時のことを振り返りつつ「ご遺族の方にお会いできて、お手伝いができたことで、歯科医師になってよかったと本当に思えた」と述懐した。

そして、番組の膳場貴子キャスターが当時の歯科医師が現地で作成した遺体検案書を紹介するとともに、アンカーの岸井成格氏が、歯科医師の職務の重要性を説明した。

◆3.11とGReeeeNの楽曲創作

なお、震災後の5月6日に、GReeeeNは震災復興プロジェクトを開始し、楽曲「GReeeeN boys」を期間限定無料配信しているほか、日本歯科医師会の楽曲創作依頼を受け「♪ユメノート」を創り昨年4月1日から配信し、現在も日歯のホームページのバナーをクリックするとメロディーを聞くことができる。ぜひ、ご視聴されたい。

※協会ホームページ「コンテンツライダー」と本文の写真は、TBS「NEWS23」のホームページより。

政策委員長談話「2016年度改定の目指す方向は」

「2016年度改定の目指す方向は」

 2月10日、中医協は厚生労働大臣に次期診療報酬改定の内容を答申した。歯科の改定率は引き上げられたものの、0.61%とわずかであり歯科保険診療の充実に繋がるかは疑問である。

 改定の特徴の1つ目は、医療機関の機能分化である。長期管理機能を持つ診療所の評価として「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」(以下、「かかりつけ強化型」)を新設し、算定できる点数に差をつけるなど差別化を図った。特に在宅医療では、在宅医療専門、一般の診療所、歯援診、かかりつけ強化型の順で評価を上げ、医療機関の機能分化を強く推進した。在宅医療専門の場合、訪問診療料を外来の初再診料と同程度に設定され、施設基準の複雑さと併せて届出の要件は高い。在宅のみを行う医療機関は、一般の診療所の補完的な位置づけとした。

 特徴の2つ目は、地域包括ケアシステムの構築のために、患者の一生涯をかかりつけとして長期管理するための点数の新設と要件緩和が行われた。エナメル質初期う蝕、在宅患者訪問口腔リハビリテーション指導管理料の新設、およびSPTの要件緩和である。また、「かかりつけ強化型」で算定できるSPT(Ⅱ)などの点数に高い点数を貼り付けた。

 しかし前提として、「かかりつけ強化型」の施設基準には、訪問診療や複数体制など多くの要件があり、届出を行うにはハードルが高い。また、「かかりつけ強化型」で算定できる点数には多くの点数が包括されており、「かかりつけ強化型」を選択せずに包括されている項目を別に算定してもその差は大きいとはいえない。

 特徴の3つ目は、歯管の算定要件から文書提供が外れ、文書提供した場合は10点の加算をする取り扱いに変わったことである。これまで協会は、管理と文書を分けて評価すべきと繰り返し行政側に要望してきたが、それが反映されたといえる。しかし、歯管の点数が10点引き下げられたこと、文書提供の評価がわずか10点であることは誠に遺憾である。他方、文書提供しない場合のカルテ記載の内容の強化が見込まれる。通知を待って慎重な対応が必要だろう。

 特徴の4つ目は、臨床に即した改定が行われた点である。学会ルートである医療技術評価提案書からP混検の点数引き上げや根面う蝕に対する充填の取り扱いなどが改められ、舌圧検査などの新たな技術も保険導入された。協会は、舌圧検査など必要な検査の保険導入や、現場で問題となっていたTeCの算定時期を実態に即して装着時に請求できるようするなどの不合理の是正を要望し、今改定で反映された。まだ解決すべき課題は多く残されているが、この点については評価をしたい。

 今改定だけではなく、今後も歯科の諸問題の解決が進むことを望むとともに、運動に対する会員の協力を頂きたい。

 

東京歯科保険医協会

政策委員長 中川勝洋

2016年2月24日

政策委員長談話「 2016年度改定の目指す方向は」

政策委員長談話「 2016年度改定の目指す方向は」

2月10日、中医協は厚生労働大臣に次期診療報酬改定の内容を「答申」した。歯科の改定率は引き上げられたものの、0.61%とわずかであり、歯科保険診療の充実に繋がるかは疑問である。
改定の特徴の1つ目は、医療機関の機能分化である。長期管理機能を持つ診療所の評価として「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」(以下、「かかりつけ強化型」)を新設し、算定できる点数に差をつけるなど差別化を図った。特に在宅医療では、在宅医療専門、一般の診療所、歯援診、かかりつけ強化型の順で評価を上げ、医療機関の機能分化を強く推進した。在宅医療専門の場合、訪問診療料を外来の初再診料と同程度に設定され、施設基準の複雑さと併せて届出の要件は高い。在宅のみを行う医療機関は、一般の診療所の補完的な位置づけとした。
特徴の2つ目は、地域包括ケアシステムの構築のために、患者の一生涯をかかりつけとして長期管理するための点数の新設と要件緩和が行われた。エナメル質初期う蝕、在宅患者訪問口腔リハビリテーション指導管理料の新設、およびSPTの要件緩和である。また、「かかりつけ強化型」で算定できるSPT(Ⅱ)などの点数に高い点数を貼り付けた。
しかし前提として、「かかりつけ強化型」の施設基準には、訪問診療や複数体制など多くの要件があり、届出を行うにはハードルが高い。また、「かかりつけ強化型」で算定できる点数には多くの点数が包括されており、「かかりつけ強化型」を選択せずに包括されている項目を別に算定してもその差は大きいとはいえない。
特徴の3つ目は、歯管の算定要件から文書提供が外れ、文書提供した場合は10点の加算をする取り扱いに変わったことである。これまで協会は、管理と文書を分けて評価すべき、と繰り返し行政側に要望してきたがそれが反映されたといえる。しかし、歯管の点数が10点引き下げられたこと、文書提供の評価がわずか10点であることは誠に遺憾である。他方、文書提供しない場合のカルテ記載の内容の強化が見込まれる。通知を待って慎重な対応が必要だろう。
特徴の4つ目は、臨床に即した改定が行われた点である。学会ルートである医療技術評価提案書からP混検の点数引き上げや根面う蝕に対する充填の取り扱いなどが改められ、舌圧検査などの新たな技術も保険導入された。協会は、舌圧検査など必要な検査の保険導入や、現場で問題となっていたTeCの算定時期を実態に即して装着時に請求できるようにするなどの不合理の是正を要望し、今改定で反映された。まだ解決すべき課題は多く残されているが、この点については評価をしたい。
今改定だけではなく、今後も歯科の諸問題の解決が進むことを望むとともに、運動に対する会員の協力をいただきたい。
2016年2月24日
東京歯科保険医協会
政策委員長  中川勝洋

中医協が次期診療報酬改定を「答申」/かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所の特色浮上

中医協が次期診療報酬改定を「答申」/かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所の特色浮上

中央社会保険医療協議会総会(以下、「中医協」/会長:田辺国昭・東京大学大学院法学政治学研究科教授)本日2月10日(水)、塩崎恭久厚生労働大臣に対 し、2016年度診療報酬改定についての『答申』を提出しました。当協会では現在、歯科診療報酬改定に関して深く読み込み、その内容に関しての分析、協 議・検討を加えています。

◆歯科の臨床現場の声も

答申の添付資料の中では、かかりつけ歯科医機能強化歯科診療所にはかなりの項目の施設基準が設定されているほか、在宅療養支援歯科診療所の施設基準に変更が予定されているなど、施設基準の方向に注意が必要となっている。また、注目されていた歯科訪問診療に関しては、かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所と一般歯科診療所との間に、請求できる点数に違いができている。さらに、「レジン前装金属冠、ジャケット冠若しくは硬質レジンジャケット冠の歯冠形成を行うことを予定している歯について、当該歯 に係る処置等を開始した日から当該補綴物を装着するまでの期間において、1歯につき1回を限度として算定する」など、歯科の臨床現場からあがっていた声が反映されている点も注目されます。

中医協「答申」の歯科診療報酬関連部分抜粋のダウンロードはここをクリック

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★2016年度診療報酬改定「新点数説明会」に必ずご参加を★

★2016年度診療報酬改定「新点数説明会」に必ずご参加を★

中央社会保険医療協議会総会(以下、「中医協」/会長:田辺国昭・東京大学大学院法学政治学研究科教授)本日2月10日(水)、塩崎恭久厚生労働大臣に対し、2016年度診療報酬改定についての『答申』を提出しました。当協会では現在、歯科診療報酬改定に関して深く読み込み、その内容に関しての分析、協議・検討を加えています。

◆改定内容をふんだんに盛り込んだ「日本で一番早く開催される説明会」は当協会の新点数説明会だけです・・

ところで、今次改定の施行に備え、当協会では「2016年度診療報酬改定新点数説明会」を開催します。テキストには、現在編集中の「2016年改定の要点と解説」を使用します。きちんと編集したテキストを用い、厚労省の告示や最新の通知などをも取り込んだ新点数説明会は、国内で最も本格的な内容で、最も早く開催されるも診療報酬改定と新点数に関する説明会です。改定時にあわせて開催していますが、毎回1500人に及ぶ参加者があります。下記に、第1回から5回までの全日程をご紹介しますので、ぜひ、ご参加ください。

◆今回の新点数説明会は一味違います

今回開催する新点数説明会は、これまでとは一味違います。

まず第1に、より多くの方がご参加できるよう、第2・3回は3月27日の日曜日に開催、しかも午前、午後のダブルヘッダー開催を企画しました。さらにこの日は、託児(保育)サービスの利用ができます。

また、これまで「赤ちゃんがいるから新点数説明会に行かれない。何とかなりませんか…」との声が多数あり、今回はその声に応えるために、≪小学館集英社プロダクションHAS≫による託児(保育)サービスをお願いしましたので、こちらもぜひ、ご利用ください。

 

【2016年度改定新点数説明会のご案内】

 

第1回新点数説明会文京シビック小ホール地図

◆日時 3月23日(水)

◆受付 16時30分~

〇第1回新点数説明会    (説明会場へのご案内) 17時45分頃を予定しています。

                                           (開演)                    18時30分~21時

   ※レセプトコンピュータ等展示会は16時30分~19時

◆会場 文京シビック大ホール(1802席)

◆交通 東京メトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅、都営地下鉄三田線・大江戸線春日駅下車すぐ

 


 

第2・3回新点数説明会

◆日時 3月27日(日)

よみうりホール

◆受付 9時30分~

〇第2回新点数説明会       (説明会会場へのご案内)  9時30分を予定しています。

                                            (開演)                        10時~12時30分

   ※レセプトコンピュータ等展示会は9時30分~15時

〇第3回新点数説明会       (説明会会場へのご案内) 13時頃を予定しています。

                                            (開演)

  13時30分~16時

◆会場 よみうりホール(1100席)

◆交通 JR山手線有楽町駅「国際フォーラム口」すぐ。東京メトロ有楽町線有楽町駅・都営地下鉄三田線日比谷駅「D4 出口」より徒歩6分

*この第2・3回新点数説明会では、託児サービス(予約制)が利用できます。必ず事前にご相談ください。

 


 

第4回新点数説明会渋谷区文化総合センター「大和田」:カラー版

◆4月21日(木)「在宅医療」

◆受付 16時30分~

〇第4回新点数説明会       (説明会場へのご案内) 17時45分頃を予定しています。

                                            (開演)                    18時00分~21時

   ※レセプトコンピュータ等展示会は16時30分~19時

◆会場 渋谷区文化総合センター大和田4階「さくらホール」(729席)

◆交通 JR・東急・東京メトロ渋谷駅下車徒歩5分

 

 


 

第5回新点数説明会

◆4月26日(火)

なかのZEROホール

◆受付 16時30分~

〇第5回新点数説明会       (説明会場へのご案内) 17時45分頃を予定しています

                                            (開演)                    18時30分~21時

   ※レセプトコンピュータ等展示会 16時30分~19時

◆会場 なかのZERO大ホール(1292席)

◆交通 JR中央線・総武線中野駅、東京メトロ東西線中野駅「南口」より徒歩8分

 

 

♥必ずお読みください・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

説明会の当日は、1000人を超える会員やスタッフの参加が見込まれます。会場では、協会係員の指示をお守りください。

1.会員の方のご参加について
 ☆「会員本人」および「会員の診療所スタッフ」の参加費は、会員証持参の1名無料で、2人目からは1人1,000円となります。
 ☆説明会では、「2016年改定の要点と解説(右図参照)」をテキストとして使用します。会員へは登録先に3月22日(火)頃に1冊送付致   しますので、必ずご持参ください。お忘れになった場合や同伴者で必要な方は、テキスト代の費用が別途1,000円かかりますのでご了   承ください。
 ☆紫色の会員証(有効期限が2017年6月末日のもの・右図参照)を必ずご持参ください。ご提示がない時、入場が遅れる場合やご入場で  きない場合がありますのでご注意ください。紛失された場合は、再発行(費用1,270円)の手続きをお早めにお申し出ください。
 ☆また、例年、受付が大変込み合い、スタッフの方が遅れてくる場合などの個別のご対応が難しい状況が続いております。全員揃った上  でご入場頂くよう、ご協力をお願い致します。


2.未入会員の方のご参加について
未入会員の方は、1説明会参加につき、参加費30,000円となります。事前の入会お手続きをお勧め致します(当日の入会手続きで不  備が生じた場合は、未入会員の参加となります)。


3.託児サービスのご利用方法について
3月27日(日)のよみうりホールでの説明会では託児サービスがご利用できます。(利用料金:1000円)。
 ご利用は、就学前の会員のお子様に限ります。ご利用希望者には申込書を送らせていただきます。必ず事前にご相談くださ い。

【お問い合わせ先】

入会・参加・託児サービスについて:組織部、内容について:社保学術部 TEL  03-3205-2999