地域医療部

【受付終了】12月8日(水)開催:これから始める歯科訪問診療講習会について

【概 要】

「歯科訪問診療に取り組みたいけど、あと一歩が踏み出せない」という先生のために、実際に歯科訪問診療を行っている講師団から、症例写真等を用いての現場の様子、医療・介護報酬の請求方法、必要な道具など歯科訪問診療の実際をお話します。今回は、歯科訪問診療未経験の先生を対象に「居宅への歯科訪問診療」に焦点を当てた内容になっております。少しでも歯科訪問診療の必要性やこれから積極的に取り組みたいとお考えの先生は、是非ご参加ください。

【日 時】

12月8日(水)19時~21時

【講 師】

・保険請求編 沢崎 和久 氏(町田市開業/さわざき歯科医院)

・臨床編 池川 裕子 氏(葛飾区開業/出張歯科 四つ木)

【会 場】

Zoomミーティング

【対象者】

歯科訪問診療未経験の会員(ご本人のみ)

【参加費】

3,000円(「歯科訪問診療の手引き」冊子代込)

【定 員】

20名

【要予約】

↓↓↓お申し込みは、以下のURLをクリックしてください↓↓↓

https://forms.gle/RCWyq419rZK1GPx5A

【受付終了】12月12日(日)開催:施設基準の講習会について

*施設基準の講習会(歯初診、外来環、か強診、歯援診)について*

●日 時:

2021年12月12日(日)

・『歯初診、外来環、か強診、歯援診』13時~18時30分(予定)

・『歯初診、外来環」16時~18時30分(予定)

●講師:

繁田雅弘 氏(東京慈恵会医科大学精神医学講座 教授)

坂下英明 氏(明海大学名誉教授/朝日大学客員教授/我孫子聖仁会病院口腔外科センタ

ー長)

馬場安彦 氏(東京歯科保険医協会 副会長)

森元主税 氏(東京歯科保険医協会 理事)

●内容:

在宅医療・介護等、歯科疾患の重症化予防に資する継続管理(口腔機能の管理を含む)、高齢者の心身の特性(認知症を含む)、院内感染防止、緊急時対応、医療事故、偶発症等

●会場:

ワイム貸会議室高田馬場4Fまたは3F

4F・・・13時~18時30分「歯初診、外来環、か強診、歯援診」

3F・・・16時~18時30分「歯初診、外来環」

●対象者:

会員限定※代理の方の出席は認められません。

●定員:

100名(定員数に限りございますので、お早めに)

※感染拡大防止の観点から、各会場において、定員数を縮小しての開催となります。

●参加費:

「4つの施設基準対応」:¥8,000(修了証代込)

「外来環」「院内感染防止対策」のみ:¥5,000(修了証代込)

●要予約:(以下のURLよりお申込みください)

https://forms.gle/vkrJNvuGm3gkiNcd9

※遅刻・途中退室の場合は、修了証の発行はできません。

※修了証の発行は会員ご本人に限らせていただきます。

【お知らせ】募集期間延長!東京都による「在宅歯科医療設備整備事業」について

東京都が行っている「在宅歯科医療設備整備事業」の募集期間が延長されました。

この事業は、主に高齢期・寝たきり者等に対する在宅歯科医療の推進に資するため、在宅歯科医療を実施する医療機関に対し、在宅歯科医療機器等の設備を整備することにより、安全で安心な質の高い歯科医療提供体制の充実を図ることを目的としています。

↓↓↓詳細をご覧になりたい方は、以下のURLをご確認ください。↓↓↓

https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/jigyo/h_gaiyou/zaitakusikairyousetubiseibi.html

 

【受付終了】10/28(木):地域医療研究会

【テーマ】

生涯、口から食べるための支援

~システムづくりからミールラウンドまで~

【概要】

今日、地域包括ケアシステムの構築が、国の喫緊の課題とされています。その中でも、特に、「生涯、自分の口で食べられること」が高齢者にとっての大きな喜びであり、それを可能にする地域づくりが求められています。演者が、長年、行政歯科医師として、「口から食べるためのまちづくり」を行ってきた事例と、現在、療養型の病院で、ミールラウンドをしながら感じている、医科・歯科および多職種連携についてお話します。

【日時】

2021年10月28日(木)19時~21時  

【講師】

矢澤 正人 氏(医療法人永寿会 陵北病院 歯科)

【会場】

Zoomウェビナー(Webシステム)を用いたライブ配信または東京歯科保険医協会会議室

【定員】

ウェビナー 500

協会会議室 18名(先着順)

【参加費】

無料(会員限定※未入会の場合はご入会が必要です) 

【要予約】

↓↓↓Googleフォームからお申込みください↓↓↓

https://forms.gle/7J9XWi1e5B7LBCHB9

※ウェビナーの登録案内は、別途お申込者に通知します。

※10月21日(木)までにお申し込みをお願い致します。期日を過ぎた場合は、ご予約頂けません。

原則、感染拡大防止の観点からウェビナーでのご参加をお願いします。

【問合せ】

03-3205-2999(地域医療部)

 

【受付は終了しました】7月18日開催:歯初診、外来環、歯援診、か強診のための講習会

※満席になりましたので、ご受講はできません※

日時 :

2021年7月18日(日)

・4つの施設基準対応:午後1時~6時30分(予定)

・外来環、院内感染防止対策のみ:午後4時~6時30分(予定)

講師:

繁田雅弘 氏(東京慈恵会医科大学精神医学講座 教授)

坂下英明 氏(明海大学名誉教授/朝日大学客員教授/我孫子聖仁会病院口腔外科センター長)

馬場安彦 氏(東京歯科保険医協会 副会長)

森元主税 氏(東京歯科保険医協会 理事)

 

内容:

在宅医療・介護等、歯科疾患の重症化予防に資する継続管理(口腔機能の管理を含む)、高齢者の心身の特性(認知症を含む)、院内感染防止、緊急時対応、医療事故、偶発症等

 

会場:(ご受講される施設基準によって会場が異なりますのでご注意ください)

午後1時からの「歯初診・外来環・歯援診・か強診」に対応した施設基準の講習会へご参加の先生はこちら↓↓↓

●TAP高田馬場

https://t-ap.jp/room/access.html

午後4時からの「歯初診・外来環」に対応した施設基準の講習会へご参加の先生はこちら↓↓↓

●ワイム貸会議室高田馬場

https://waim-group.co.jp/space/takadanobaba/access.html

 

対象者:

当会会員限定※代理の方の出席は認められません。

定員:

100名(定員数に限りございますので、お早めに)※感染拡大防止の観点から、定員を縮小しての開催となります。

参加費:

「4つの施設基準対応」:¥8,000(修了証代込)

「外来環」「院内感染防止対策」のみ:¥5,000(修了証代込)

要予約:施設基準の要件等を必ず確認の上、ご予約ください。

ご予約はこちらから↓↓↓

https://forms.gle/ZooR8xsPaNbxYZ9Z8

※遅刻・途中退室の場合は、修了証の発行はできません。

※修了証の発行は会員ご本人に限らせていただきます。

※次回の開催は、12月を予定しています。

「2020年学校健診後治療調査」、保団連マスコミ懇談会で報告!

2021年6月17日に保団連において行われた「マスコミ懇談会」に当会の森元・橋本両理事が報告者として参加してきました。この場では、当会も取り組んだ「学校健診後治療調査」について報告してきました。

NHKや朝日新聞等、複数社が参加しました。

懇談会後、橋本理事がNHK(報道局 社会部)から取材を受けました。

「学校健診後治療調査(全国版)」の概要はこちらから

学校検診後治療調査(全国版)

この取材の模様がNHKでも取り上げられました。オンライン配信はこちらから

NHKオンライン配信「”コロナ禍 子どもの健康悪化が” 4割の学校調査結果がまとまる

「学校健診後治療調査(東京版)」の概要はこちらから

学校健診後治療調査(東京版)

「学校歯科治療調査報告書(2018年3月発表分)」はこちらから

学校歯科治療調査報告書(2018年3月発表分)

 

 

 

 

介護報酬に係る研修会に講師として登壇

5月26日(水)に立川市歯科医師会様より講師依頼を頂き、『歯科訪問診療研修会~令和3年度介護報酬改定の内容を中心に~』をテーマに当協会の馬場副会長が登壇しました。

 

【受付終了】第36回保団連医療研究フォーラムの参加者について

【メインテーマ】

「生き生きと保険医が働くために~コロナ禍を乗り越えて」

●日時

2021919日(日)173021:30

       ~20日(月・祝)9001600

●会場

長良川国際会議場(1日目:全体会)

502-0817 岐阜県岐阜市長良福光2695-2

都ホテル 岐阜長良川(1日目:レセプション、2日目:終日)

502-0817 岐阜県岐阜市長良福光2695-2 

●参加費

医師・歯科医師 ¥8,000

コ・メディカル、コ・デンタル ¥500

レセプション参加費 ¥10,000 

●締切

2021524日(月)まで

※当協会で取り纏めて、一括で保団連に申込を行います。

●申込先

・東京歯科保険医協会/地域医療部

・お申し込みはこちら↓↓↓

☎03-3205-2999(地域医療部)

●主催

全国保険医団体連合会

●主務地

岐阜県保険医協会

●備考

演題発表者の募集は終了しております。

2021年度 介護報酬改定

2021年4月1日より介護報酬が改定されます

主な改定点は下記の通りです。

<居宅療養管理指導費>
歯科医師が行う場合 
⑴ 単一建物居住者1人に対して行う場合 509単位→ 516単位
⑵ 単一建物居住者2人以上9人以下に対して行う場合 485単位→486単位
⑶ ⑴及び⑵以外の場合 444単位→440単位

歯科衛生士等が行う場合
⑴ 単一建物居住者1人に対して行う場合 356単位→361単位
⑵ 単一建物居住者2人以上9人以下に対して行う場合 324単位→325単位
⑶ ⑴及び⑵以外の場合 296単位→294単位 

※2021年4月1日~2021年9月30日までは、それぞれの新単位数の1000分の1001を乗じた単位数で算定する。

<ケアマネジャーに対する情報提供の方法>
ケアプランの策定等に必要な情報提供は、サービス担当者会議への参加により行うことを基本とする(必ずしも文書等による必要はない。)。
当該会議への参加が困難な場合やサービス担当者会議が開催されない場合等においては、下記の「情報提供すべき事項」について、別紙様式2等(メール、FAX等でも可)により、ケアマネジャーに対して情報提供を行うことで足りるものとする。
なお、サービス担当者会議等への参加により情報提供を行った場合については、別紙様式2を参考に、その情報提供の要点を記載すること。当該記載については、医療保険の診療録に記載することは差し支えないが、下線又は枠で囲う等により、他の記載と区別できるようにすること。

<実地指導に係る記録様式の変更>
別紙様式3等により作成し、交付した管理指導計画を当該記録に添付する等により保存するとともに、指導の対象となった利用者ごとに利用者氏名、訪問先、訪問日、指導の開始及び終了時刻、指導の要点、解決すべき課題の改善等に関する要点、歯科医師からの指示等、歯科医師の訪問診療に同行した場合には当該歯科医師の診療開始及び終了時刻及び担当者の署名を明記し、指示等を行
った歯科医師に報告する。

別紙様式2、別紙様式3はこちら

「歯科診療所で備えるべき災害対策」いよいよ!今月20日に開催!!

 災害対策、考えていますか?対策は十分されているでしょうか?

 阪神・淡路大震災、東日本大震災に続き、熊本地震、北海道胆振東部地震と大きな地震が立て続けに起こっています。また、広島や九州、西日本では洪水被害も深刻です。2018年の今年の漢字には、「災」が選ばれるほど、近年災害が多発しています。

 災害は避けられないものですが、備えることはできます。備えるためには、十分な知識と心構えが大切です。

 そこで、今回は、災害歯科保健研究の第一人者であり、「歯科医院の防災対策ガイドブック」や「災害時の歯科保健医療対策~連携と標準化に向けて~」「繫~災害歯科保健医療対応への執念」などを執筆されている中久木康一氏をお招きし、地域医療研究会「歯科診療所で備えるべき災害対策」を開催します。

 これまでの支援活動の実体験を基に、災害が起こった場合への備蓄品を含めた備えなくてはならないものや、考えておくべきことなどから、地域で歯科がどのように求められるか、歯科医療従事者の役割まで、幅広く災害対策についてお話しいただきます。

 災害対策は、診療所一丸、地域一体で取り組む課題です。今回は、特別に歯科診療所の災害対策に興味のある方なら、どなたでも参加費無料としました!

 皆さまでお誘いあわせの上ご参加いただき、災害対策について考えましょう♪ 

 

クリックするとダウンロードできます

日 時 2019年2月20日(水)午後7時~9時

会 場 なかのZERO 小ホール

(JRまたは東京メトロ東西線の「中野」駅南口から徒歩8分)地図は下記をご覧ください。

予約不要、どなたでも無料でご参加いただけます。

~講師のご紹介~

中久木 康一 氏

現職  東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科顎顔面外科助教

1998年  東京医科歯科大学卒業。歯科医師

2006年~2009年   新潟県中越地震(2004年)における支援の経験から、災害時の歯科保健医療体制の構築に関する厚労科研代表者。

2011年~  女川歯科保健チームにて被災自治体における地域歯科保健医療体制の再構築に関わっている。

2014年  日本災害歯科公衆衛生研究会立ち上げ。

2016年  熊本地震日本歯科医師会災害歯科コーディネーター。

  そのほか、知的障がい者,精神障がい者など、地域の「医療におけるマイノリティ」への支援をボランティアで行っている。

~著書~

歯科医院の防災対策ガイドブック(医歯薬出版株式会社)

 

 

 

 

 

 

災害時の歯科保健医療対策~連携と標準化に向けて~(一世出版株式会社)

 

 

 

 

 

 

繫~災害歯科保健医療対策への執念~(クインテッセンス出版株式会社)

 

 

 

 

 

など

 

会場地図

 

 

 

 

 

 

 

 

地域医療研究会開催!「歯科診療所で備えるべき災害対策」

 災害対策、考えていますか?対策は十分されているでしょうか?

 阪神・淡路大震災、東日本大震災に続き、熊本地震、北海道胆振東部地震と大きな地震が立て続けに起こっています。また、広島や九州、西日本では洪水被害も深刻です。2018年の今年の漢字には、「災」が選ばれるほど、近年災害が多発しています。

 災害は避けられないものですが、備えることはできます。備えるためには、十分な知識と心構えが大切です。

 そこで、今回は、災害歯科保健研究の第一人者であり、「歯科医院の防災対策ガイドブック」や「災害時の歯科保健医療対策~連携と標準化に向けて~」「繫~災害歯科保健医療対応への執念」などを執筆されている中久木康一氏をお招きし、地域医療研究会「歯科診療所で備えるべき災害対策」を開催します。

 これまでの支援活動の実体験を基に、災害が起こった場合への備蓄品を含めた備えなくてはならないものや、考えておくべきことなどから、地域で歯科がどのように求められるか、歯科医療従事者の役割まで、幅広く災害対策についてお話しいただきます。

 災害対策は、診療所一丸、地域一体で取り組む課題です。今回は、特別に歯科診療所の災害対策に興味のある方なら、どなたでも参加費無料としました!

 皆さまでお誘いあわせの上ご参加いただき、災害対策について考えましょう♪ 

 

クリックするとダウンロードできます

日 時 2019年2月20日(水)午後7時~9時

会 場 なかのZERO 小ホール

(JRまたは東京メトロ東西線の「中野」駅南口から徒歩8分)地図は下記をご覧ください。

予約不要、どなたでも無料でご参加いただけます。

~講師のご紹介~

中久木 康一 氏

現職  東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科顎顔面外科助教

1998年  東京医科歯科大学卒業。歯科医師

2006年~2009年   新潟県中越地震(2004年)における支援の経験から、災害時の歯科保健医療体制の構築に関する厚労科研代表者。

2011年~  女川歯科保健チームにて被災自治体における地域歯科保健医療体制の再構築に関わっている。

2014年  日本災害歯科公衆衛生研究会立ち上げ。

2016年  熊本地震日本歯科医師会災害歯科コーディネーター。

  そのほか、知的障がい者,精神障がい者など、地域の「医療におけるマイノリティ」への支援をボランティアで行っている。

~著書~

歯科医院の防災対策ガイドブック(医歯薬出版株式会社)

 

 

 

 

 

 

災害時の歯科保健医療対策~連携と標準化に向けて~(一世出版株式会社)

 

 

 

 

 

 

繫~災害歯科保健医療対策への執念~(クインテッセンス出版株式会社)

 

 

 

 

 

など

 

会場地図

 

 

 

 

 

 

 

 

口腔内の状況に地区間格差が…/学校歯科治療調査報告書まとまる

 

学校歯科治療調査報告書/6月3日再掲

協会は3月4日、「学校歯科治療調査報告書」を取りまとめ公表しました。

昨年10月、協会は東京都の子どもの口腔内の実態を把握し、都内の子どもが安心して歯科医療を受けられる体制を広げることを目的に「学校歯科治療調査」を実施しました。都内の全小・中学校に協力を依頼し、489校(回収率23.0%)から回答が寄せられ、このたび「学校歯科治療調査報告書」を作成しました。

今回の調査では、歯科検診で要受診となる子どもは約3割で、そのうち受診に行った子どもは小学校で約6割、中学校で約3割でした。

また、東京都では、区市町村により、中学生までの窓口負担の有無が異なりますが、窓口負担のある地区はない地区に比べ、「口腔崩壊と考えられるこどもがいる」と回答した学校が多く、検診後の歯科受診率も低くなっていました。公立校、私立校でも分類しており、公立校に通う子どもは私立校に通う子どもに比べ、要受診となる子どもが多く、検診後受診率も低いことがわかりました。

意見欄には多くの事例が寄せられ、貧困を背景とした理由の他、子どもの口腔の健康に対する保護者の意識の低さや、ネグレクト、家庭不安、精神疾患、外国籍の保護者など、多様な問題点が指摘されています。

ぜひ調査報告書をご覧ください。

学校歯科治療調査報告書のダウンロードはここをクリック!!

 

 

 

歯科訪問診療などの重要ポイントを説明/在宅医療中心の第3回新点数説明会を開催

 

歯科訪問診療などの重要ポイントを説明/在宅医療中心の第3回新点数説明会を開催

協会は本日4月23日、なかのゼロ大ホールで在宅医療の内容に限定しての第3回新点数説明会を開催した。会員とそのスタッフの参加者は719名であった。前回および前々回改定時のこの説明会の参加者は2016年改定時は約700名、14年改定時は約600名であり、改定の度に参加者数は増加をたどっており、歯科訪問診療や介護報酬に対する会員の関心の高まりがうかがえる。

坪田有史会長

 

 

 

 

 

 

 

 

冒頭で挨拶に立った協会の坪田有史会長は、今次改定の中で地域包括ケアシステムが大きな位置を占め、その柱となっているのが在宅医療であり、歯科訪問診療料の見直しに関して留意すべき8項目として、①20分未満が厚くなった、②訪補助の拡大、③歯援診はハードルが高くなった、④訪衛指も同一建物と単一建物の概念が入るなど大きく変わった、⑤歯在管、⑥在宅等療養患者専門的口腔衛生処置、⑦訪問口腔リハビリテーション指導管理料、⑧小児在宅患者訪問口腔リハビリテーション指導管理料―を指摘した。

◆馬場副会長講演内容

続く講演では、馬場安彦副会長が今次診療報酬改定は2025年問題、さらに2035年問題を見据えた改定であり、歯科訪問診療が大きく重視されていることを強調。その改定内容は多岐に渡っているため注意が必要と指摘した。その上で、歯科訪問診療料、訪問歯科衛生指導料、歯科疾患在宅療養管理料、口腔機能発達不全症や口腔機能低下症、それに関わる検査など丁寧に解説、「各先生、各診療所にあった形を作っていくことが大事」とした。また、歯科訪問診療料は、これまでエンジンなどの切削器具を携行していた場合に算定していた急性対応加算が歯科訪問診療料に包括され、切削器具の携行が必須になったことを説明。さらに、歯在管と居宅療養管理指導費についても重要ポイントを解説した。

◆橋本理事講演内容

続いて橋本健一理事が、施設基準の届出と介護保険の改定の要点を解説した。施設基準の届出では、歯援診、か強診は要件が変更されたが、2018年3月31日までに届出を行った医療機関では、2020年3月31日まではそれぞれ歯援診Ⅱ、か強診の要件を満たしていると見なされるため、慌てて届出をする必要はないことを強調した。介護保険については、地域包括ケアシステムの構築を推進する観点から、医療と介護の情報連携が強化された点に触れた。また口腔衛生管理の充実が図られた点に着目し、歯科の役割が重視されていると述べた。居宅療養管理指導費では、訪問歯科衛生指導料と同じように、人数の考え方が、同一日の同一建物人数から同一月の同一建物人数へと、日単位から月単位の考え方に変わった点に言及。これは従来とはまったく異なる考え方であり、混乱しやすい部分であると注意を呼びかけた。

◆横山理事は2症例を解説

山靖弘理事は、訪問診療の二症例を解説した。今次改定で変更されたポイントを中心に、カルテ記載の注意点なども説明した。

馬場安彦副会長

横山靖弘理事

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学校歯科治療調査 東村山市学校保健養護部会で概要報告!

2018年2月16日、東村山市役所にて、東村山市学校保健養護部会が開催され、当会で取組みを進めている「学校歯科治療調査」について、公表に先駆け、橋本健一地域医療部担当理事が概要を報告し、意見交換を行った。

 学校歯科治療調査は、東京都の子どもの口腔内状況を把握するとともに、調査結果を活用し、都内の子どもたちが安心して歯科医療を受けられる体制を広げていくことを目的に取組んでいるもの。2017年10月末から2017年12月15日に東京都内全域の小・中学校2127校にアンケート票を配布し、489校(回収率23.0%)から回答が寄せられた。

 今回は、特別な計らいで、学校保健養護部会にて報告の時間を作っていただき、調査の概要と集計の概要について速報を報告し、実際の現場の状況や、歯科検診や歯科受診に対する意見、アンケート集計への意見などを伺った。

 アンケート集計では、区市町村による医療費助成のある地区(23区・武蔵野市・府中市・日の出町・檜原村・奥多摩町。以後23区等)と市町村による医療費助成のない地区(23区等を除く市町村。以後多摩地区)を比べると、多摩地区の小学校が10%程度歯科検診後の受診率が低いことや、子どもの口腔内へは、経済的貧困や家庭の問題、環境など様々な要因が絡み合って影響を及ぼしていると考えられることなどを報告した。

 意見交換では、「中学1年生の全生徒に対し、4月と2月に口腔内写真を撮って比較しているが、口腔内状態が悪化する生徒が1~2名いる。受診勧告はしているが、受診が続かなかったり、春の受診勧告を1月まで持ち越していたりする」「昼食後の歯みがき指導に取り組んでいる」「歯科検診を春と秋の年2回行っている学校と、春のみで年1回の学校とでは、結果が違うのか調べてほしい」「窓口負担や保護者の意識をすぐに変えるのは難しいが、保健指導は改善の余地があるのではないか」「歯垢の染出しは体に影響があるのではないかと敬遠する保護者もいる。実際に影響はないのか」「歯科医院で虐待やネグレクトの疑いが発見された場合、歯科医はどのように対応するのか」などが出され、橋本理事から「法定検診は春のみであり、秋は各学校の裁量に任されている。保健指導は学校歯科医の協力で改善できるところであり、学校歯科医に要望を挙げて欲しい。歯みがきはインフルエンザの予防にも有効である。昼食後の歯みがき指導はぜひ続けてほしい。染出しは年に1~2回行う程度であれば体への影響はないと思う。ただ、無理強いはできないので、保護者にはご理解いただくしかない。虐待やネグレクトの疑いを見つけたら、児童相談所や包括支援センターなどに連絡するよう、各医院で体制をとっている」など、回答した。

 学校歯科治療調査報告書全文は協会ホームページに掲載している。ぜひご覧頂きたい。


左)東村山市教育委員会教育部学務課 森脇孝次 課長
右)東京歯科保険医協会 橋本健一 理事

 

日本歯科大学新潟生命歯学部が歯科訪問診療専門の「日本歯科大学在宅ケア新潟クリニック」を開設へ/オープンは4月の予定

日本歯科大学新潟生命歯学部が歯科訪問診療専門の「日本歯科大学在宅ケア新潟クリニック」を開設へ/オープンは4月の予定

日本歯科大学新潟生命歯学部は、新たに歯科訪問診療を専門に行う「日本歯科大学在宅ケア新潟クリニック」を三条市須頃に開院する。開院は本年4月の予定だ。すでに地元新潟県内の新聞やテレビなどでは紹介されており、注目されている。

医療法の規定に基づき、同診療所から半径16キロ以内の三条市、燕市、加茂市、見附市、長岡市、新潟市西蒲区がその範囲に入る。同市内で通院が困難な高齢者や障がい者がを対象になる。診療の現場には、歯科医や歯科衛生士のほか、学生も同行して教育の場としても活用する方針という。診療は平日の午前10時~午後4時になる予定。

同大は、すでに東京都花小金井市内に、摂食不良や嚥下問題、会話機能などにも対応する「口腔リハビリテーション多摩クリニック」(菊谷武診療所長)をスタートさせ、歯科医療界の注目を集めている。

平成30年度 介護報酬改定へのパブリックコメント提出!

このたび、地域医療部では、平成30年度介護報酬改定に伴う関係告示の一部改正等に関する意見(パブリックコメント)を提出しました。

提出した意見は下記の2本です。

今後も改定の動向に注視し、問題点等を指摘していくことで、先生方がより良い医療・サービスが提供できるよう、活動していきます。

 

意見1.混乱を招く「単一建物居住者」の考え方の導入に反対する

【理由】 
 今改定では、居宅療養管理指導費に対する単位区分について、「同一建物居住者」から「単一建物居住者」の考え方への変更が示されているが、在宅療養患者は、体調が不安定であり、必ずしも計画通りに歯科診療が実施できるわけではなく、一月単位での単位区分は困難である。一カ月経過後に区分の変更がある場合、窓口負担の不足や過剰返金などが想定され、トラブルを招く原因にもなる。
 そもそも、必要な管理を適切に行っている以上、全ての患者で同一の評価を行うべきであり、同一建物や単一建物の人数に応じた単位区分には反対である。

 

意見2.2018年4月以降も、介護報酬の紙媒体による請求を認めること

【理由】 
 介護報酬の請求を2018年4月以降も紙媒体で行うためには、2018年3月末までに届出を行うことが求められている。2018年4月以降に新しく居宅療養管理指導を実施する場合は、紙媒体での請求が認められないとされている。
 しかし、歯科で算定できる単位は、居宅療養管理指導のみであり、月に数件の算定である歯科医療機関が大半である。伝送や電子媒体のシステムを整えるためには手間やコストがかかる。地域包括ケアシステムの構築に伴い、在宅歯科医療が求められる中、紙媒体での請求の拒否は方針と逆行するのではないか。
 特に2018年4月以降に開業する場合は、紙媒体で請求を行いたくても届出を行う機会すら与えられない。
 介護サービス提供にあたって居宅療養管理指導は不可欠であり、2018年4月以降も紙媒体による請求を認めるべきである。

歯科と多職種からの食支援や包括ケアの必要性を確認/第1回地域医療研究会

歯科と多職種からの食支援や包括ケアの必要性を確認/第1回地域医療研究会

協会は本日11月2日午後6時30分より、新宿区内のエムワイ貸会議室高田馬場で、「食べる喜びをあきらめない」をテーマとする第1回地域医療研究会を開催した。

講師には、口腔ケアや歯科医師と他職種連携による食支援について取り組んでいる五島朋幸氏(ふれあい歯科ごとう代表、新宿食支援研究会代表)、および看護師として病院勤務する中で摂食嚥下障害を抱える人たちの「食べる力」を回復させる取り組みを行っている小山珠美氏(JA神奈川県厚生連伊勢原協同病院、NPO法人口から食べる幸せを守る会理事長)の2氏。沿線火災による山手線運休などのアクシデント発生にもかかわらず、参加者は歯科医師、歯科衛生士のほか、医師、看護師、歯科技工士72名となった。

講演では、まず五島氏が「食べることと生きることから歯医者が地域でできること」、続いて小山氏が「口から食べる幸せをサポートするための早期経口摂取と包括的支援スキル」について豊富なスライドや動画資料を映写しながら説明した。

講演の終了後、参加者とともに行ったディスカッションでフロアからの質問に答える小山氏(右)。左は五島氏

 

 

歯科訪問診療に踏み込むポイントと請求のネックを紹介/「これから始める!歯科訪問診療」講習会に90名弱が参加

歯科訪問診療に踏み込むポイントと請求のネックを紹介/「これから始める!歯科訪問診療」講習会に90名弱が参加

協会は本日10月19日、事務局至近のエムワイ会議室で「これから始める!歯科訪問診療」講習会を開催。雨降る荒天の中、会員とそのスタッフ合わせ90名近い参加者で、会場は熱気に包まれた。

冒頭では、協会の坪田有史会長が挨拶し、現在厚生労働省で審議が進められている地域包括ケアシステムの中で、歯科、歯科訪問診療の役割が重視されており、今後の超高齢社会の到来とあわせ、歯科訪問診療は重要な位置を占めてくることを強調した。

続いて、協会地域医療部長を務める馬場安彦副会長が自らの歯科訪問診療の経験と実績、豊富な成功談と失敗談を交えながら講演し、訪問診療の現場の様子や心得などを説明した。

続いて、橋本健一理事が講演し、訪問診療における正しい請求や介護報酬に関する注意事項をていねいに説明した。

参加者のうち、およそ半数はまだ訪問診療を行ったことがない方々で占められてはいたが、地道に一歩一歩、着実に訪問診療に踏み出していく姿勢、気概が伝わってきた。

馬場安彦地域医療部長

橋本健一理事

第32回保団連医療研究フォーラム開催しました。

 10月8、9日、ウインクあいち(名古屋)において、第32回保団連医療研究フォーラムが開催され、全国から医師・歯科医師・スタッフ・一般市民など併せて826名が参加し、当協会からは11名が参加した。

 8日は、保団連の住江憲勇会長と第32回保団連医療研究フォーラム実行委員長の荻野高敏愛知県保険医協会理事長、次回主務地を代表して沖縄県保険医協会の仲里尚実会長より挨拶が行われた。

 

 その後、「今をどう生きる 子や孫が安心して暮らせる社会をどう残すか」をテーマとした記念対談が開催された。記念対談では、ノーベル物理学賞受賞の益川敏英氏と医師で作家の鎌田寛氏が登壇し、①子どもたちの未来を育てる、②科学との向き合い方、③平和への想いの3つの視点を中心に、ご自身の生い立ちや幼少期の様子から、平和への考え、日ごろの心に刻んでいることなどを語られた。その中で益川氏からは「子どもは育てるのではなく、自分で育っていくもの。子どもが飛びつくような種まきは必要だが、自立しはじめたら見守ることが重要である。私の場合はそれが本だった。本の向こう側には、無限の世界が広がっていると感じ、読書に夢中になった」と語られた。鎌田氏からは「権力に支配されていないか、時代の空気に支配されていないか、思い込みや偏見に支配されていないかということを常に心に刻んでいる。また、全員が誰かのためにと1%ずつ思えば、世界はずっと良くなる。社会の目にがんじがらめになってはいけない。」と語られた。

 対談の最後には、若い医師に向けて、鎌田氏から「優れた技術を身に着けるとともに、心を診る職業であるので、心を失わずにいてほしい。常に自分以外の視点で物事を考えられる力が必要。自由な人間でいないと患者の自由が認められない。」と呼びかけた。

 次いで、2017年4月~5月に全国の会員から30%無作為抽出し、ご協力いただいた「骨粗鬆症治療薬と顎骨壊死2017 実態・意識調査」の結果報告がされた。医科・歯科とも顎骨壊死の経験がある方の方が、ポジションペーパー2016の見解の変更について知っているという回答が高くなっており、関心が高くなることが示された。また、変更の賛同については、医科が54.6%、歯科が40.8%と医科の方が高かった。顎骨壊死を知った経緯について、医科では患者から聞いたが57.9%、歯科医師からの情報提供が42.1%という結果だった。一方、歯科からの顎骨壊死発症に関する処方医への情報提供は、56%は行われていたが、情報提供していないという回答が38.3%にも上った。

 調査のまとめとして、「現在の骨粗鬆症薬は、注射や点滴での投与が増えており、お薬手帳では確認がしきれない。今回の調査でも、緊密な連携をとっているとは言い難い状況であり、保団連として、連携パスのようなものを作成してはどうか。」との提案がされ終了した。

 9日の午前は分科会が開催され、東京歯科保険医協会からは5名5演題の発表があった。

 第1分科会多職種連携では、高山史年理事が「経口維持加算における多職種会議等におけるシステム化の試み」の題で、ミールラウンドや多職種会議など一連の業務の効率化を図るべく行ったシステム開発について報告し、食支援の分野は歯科業界での中でも未開拓な部分であるが、将来的に最も必要とされる分野であり、積極的に参画してほしいと呼びかけた。

 第2分科会高齢者医療・介護では、小林顕氏が「オーラルフレイルの主観的判断について」の題で、実症例を紹介しながら、口腔機能の低下が疑われる場合の精査の適応の可能性や、高齢者の多数歯欠如と口腔機能の低下の関連などについて考察を述べた。

 第5、第6分科会歯科診療の研究と工夫では今西祐介氏が「それでも抜かないわけがある2017」の題で定期予防、歯牙再建、コンフォートブリッジ等を用いて抜歯をしない方法を紹介。歯根膜の保存はその後の人生において重要であり、保存か抜歯かの選択を任される歯科医師の責任は非常に重いと訴えかけた。また、横山康弘理事が「超高齢者の咬合採得の一例」の題で、実際の症例を紹介しながら、義歯作成における咬合採得の方法を述べた。自身が用いている用具などについても併せて紹介した。また、加藤開理事が「歯科用金属アレルギー患者に対する、医科歯科連携の実際」の題で、実際の症例を示しながら、金属アレルギー検査の依頼と問題点などを述べ、併せてメタルフリーにした症例を紹介した。

    

左から、高山先生、小林先生、今西先生、横山先生、加藤先生

午後は、「医療従事者の働き方はこれで良いのか?~良質なキュアとケアは、良質な労働環境でこそ~」「地域包括ケアの現状と課題~3つの地域からの提言~」「子どもの貧困と健康~医療者としてどう支援できるのか~」の3つのシンポジウムが開催され、2日間にわたる医療研は終了した。

NHK「プロフェッショナル」で紹介された小山珠美氏と口腔ケアで活躍する五島朋幸氏をお招きします/11.2地域医療研究会

第1回地域医療研究会

◆テーマ:食べる喜びをあきらめない

◆日 時 11月2日(木)午後6時30分~8時30分

◆講 師: 

・小山珠美 氏:JA神奈川県厚生連伊勢原協同病院看護師、NPO法人口から食べる幸せを守る会理事長

・五島朋幸 氏:ふれあい歯科ごとう代表、新宿食支援研究会代表

◆内 容:病院、特養、在宅。特に歯科訪問診療と関連の深い在宅医療を中心に、患者本位の口腔ケア、摂食嚥下、食の3つの視点から、現場での実践例とそれを支える実務と心得を取り上げる。さらに、それらを踏まえた現状分析と課題、解決の方向などを参加者とともに考え、議論する。また、近未来の医科歯科連携で求められるであろう技量とともに「心」を学ぶ。地域包括支援システムも視野に入れたい。

講師で看護師の小山氏は、NHKのドキュメンタリー番組「プロフェッショナル」で、「摂食嚥下障害」を抱える人たちの食べる力を回復させるエキスパートとして紹介され、これまでに担当した患者さん約2000人のうち9割が再び食べることができるようになった。

いま一人の講師の五島朋幸氏は、歯科医療界における口腔ケア、歯科訪問診療の第一人者。診療に携わるほか、新宿食支援研究会を主催し、適切な栄養摂取、経口摂取の維持、食を楽しむことを目的としたリスクマネジメントに立脚した適切な支援を追求している。

 

小山珠美氏:NHKのドキュメンタリー番組「プロフェッショナル」で、「摂食嚥下障害」を抱える人たちの食べる力を回復させるエキスパートとして紹介された。病院をはじめとする施設や在宅での多職種連携と包括的にみていく視点を重視。NPO口から食べる幸せを守る会を立ち上げ、理事長も務める

五島朋幸氏:歯科医療界における口腔ケア、歯科訪問診療の第一人者。診療に携わるほか、新宿食支援研究会を主催し「人」と「心」本位の食支援を追求している。小説家への志も抱き、既に2冊を上梓している

 

◆会 場 エムワイ貸会議室高田馬場3F(A+B+Cルーム)→下記地図参考

◆対象者 会員およびその診療所に勤務するスタッフ

◆定 員 150人

◆参加費 会員無料(同伴者1名につき1,000円)

◆要予約 TEL03-3205-2999(担当:地域医療部)

9.4

 

第2回歯援診・外来環・か強診・医療安全のための講習会

お待たせいたしました!今年度2回目の開催です!

2016年度診療報酬改定では、地域包括ケアシステムに対応した歯科診療所の評価として「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)」が導入され、施設基準が新たに設けられました。

また、医療法では年2回程度「医療安全(院内感染対策を含む)」の受講が定められています。

この講習会は、1日で「歯援診」・「外来環」・「か強診」・「医療安全」の4つに対応した修了証を取得できます。この機会にぜひご参加ください。

毎回満席になるほど、多くのお申込みを頂いております。ご希望の方は早めにお申込み下さい。

日 時 10月15日(日)午後1時~6時30分(予定)

講 師 坂下 英明 氏 明海大学歯学部病態診断治療学講座

口腔顎顔面外科学第2分野教授

繁田 雅弘 氏 東京慈恵会医科大学精神医学講座教授

森元 主税 氏 東京歯科保険医協会理事

内 容 偶発症に対する緊急時の対応、医療事故、感染症対策、高齢者の心身の特性、口腔機能の管理

会  場 エステック情報ビル21F 会議室B 

交 通 JR中央線・総武線・山手線・東京メトロ丸の内線 新宿駅徒歩5分

    ※都庁方面に向かい工学院大学ビルの鄰。

参加費 8000円(か強診・外来環・歯援診・医療安全の修了証代込)

定  員  150名

対 象 会員のみ。代理の方の出席はできません。

要予約 TEL03-3205-2999(担当:経営管理部&地域医療部)

※遅れて参加された場合や途中で退席された場合は、修了証の発行はできません。

※次回の開催は2018年5月ごろを予定しています。

<地図>

第1回地域医療研究会「かかりつけ歯科医が実施する高齢者への食事支援」開催しました!

2017年3月23日(木)18時45分より、東京ウィメンズプラザにて、第1回地域医療研究会「かかりつけ歯科医が実施する高齢者への食事支援」を開催し、歯科医師、スタッフなど156名が参加した。

今回は、はじめて東京都の後援を得ての研究会開催となった。講師には、日本大学の植田耕一郎氏をお招きし、高齢者が増加する現代において全ての歯科医療機関で避けては通れない高齢者ケアについて、食事支援を中心に講演いただいた。

講演では、植田氏が高齢者医療に関わるきっかけからはじまり、リハビリテーションの基礎知識、介護予防・日常生活支援の在り方や実際の取組み事例などについて解説された。その後、具体的な摂食機能評価法や摂食機能訓練の手法などについて講義された。最後に「在宅支援は歯科訪問診療から始まるのではない。かかりつけ歯科医は、健康なうちから動機付けできるアドバンテージを持っている。うれしい、楽しいと感じられる瞬間が健康であり、食べる楽しみを診られるのは歯科だけです。」と会場に呼びかけた。

アンケートでは「診療室で実際にできる内容で参考になった」「考え方が変わりました」「歯科衛生士の仕事に誇りを持てると感じた」などの感想が寄せられた。

第1回歯援診・外来環・か強診・医療安全のための講習会

2016年度診療報酬改定では、地域包括ケアシステムに対応した歯科診療所の評価として「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)」が導入され、施設基準が新たに設けられました。

また、医療法では年2回程度「医療安全(院内感染対策を含む)」の受講が定められています。

この講習会は、1日で「歯援診」・「外来環」・「か強診」・「医療安全」の4つに対応した修了証を取得できます。この機会にぜひご参加ください。

毎回満席になるほど、多くのお申込みを頂いております。ご希望の方は早めにお申込み下さい。

日 時 5月28日(日)午後1時~6時30分(予定)

講 師 坂下 英明 氏 明海大学歯学部病態診断治療学講座

口腔顎顔面外科学第2分野教授

繁田 雅弘 氏 首都大学東京大学院人間健康科学研究科教授

森元 主税 氏 東京歯科保険医協会理事

内 容 偶発症に対する緊急時の対応、医療事故、感染症対策、高齢者の心身の特性、口腔機能の管理

会 場 エムワイ貸会議室 高田馬場9階F・G会議室

交 通 JR山手線、東京メトロ東西線、西武新宿線高田馬場駅から徒歩5分

参加費 8000円(か強診・外来環・歯援診・医療安全の修了証代込)

定 員 150名

対 象 会員のみ。代理の方の出席はできません。

要予約 TEL03-3205-2999(担当:経営管理部&地域医療部)

※遅れて参加された場合や途中で退席された場合は、修了証の発行はできません。

※次回の開催は11月ごろを予定しています。

会場地図


2017年3月23日 第1回地域医療研究会開催!

第1回地域医療研究会開催します!

かかりつけ歯科医が実施する高齢者への食事支援~診療室を核にした在宅支援と摂食機能の着眼点~

東京歯科保険医協会の講習会では初!東京都の後援をいただきました!

高齢者が増加する現代、高齢者医療は、歯科訪問診療だけでなく、外来でも避けて通れない中心の課題となってきます!今回は日本大学の植田耕一郎氏をお招きし、診療室から始まる高齢者医療について講演をいただきます。患者に寄り添うためには、診療所全体での取組みやスタッフの方々の力が欠かせません。「かかりつけ歯科医院」となるべく、みなさまお誘いあわせのうえご参加下さい。

 ~抄録~

 「かかりつけ歯科医」「訪問診療」「在宅支援」「摂食嚥下リハビリテーション」「介護予防」は、超高齢社会となった日本の歯科医療においては、今後もキーワードとして、ますます重要視されていくことと思います。

ここで改めて認識していきたことは、地域住民に貢献する歯科医である以上、「訪問診療」「摂食機能療法」から始まるのではなく、あくまでも「診療所」が診療の主体であるということです。かかりつけ歯科医としての自己認識が育まれる場所はやはり診療所であり、その延長線上に、要介護高齢者歯科治療、摂食嚥下リハビリテーション、および口腔ケアに遭遇することになります。在宅支援は訪問診療を始めたときからではなく、診療所に通院しているときから始まっているのだということ、それがかかりつけ歯科医の真骨頂でもあろうかと思います。

そこで今回は、以下について検討いたします。

植田氏(左)と馬場地域医療部長(右)の打合せ

 

1.“かかりつけ歯科医”の在宅支援の考え方と手法

2.診療室から始まる摂食嚥下リハビリテーション(摂食機能療法)

3. 21世紀の超高齢社会に向けての健康感

かかりつけ歯科医の責務を全うするために、実践的な話し合いの場となれば幸いです。

 

日 時:3月23日(木)午後18時45分~20時45分

講 師 :植田 耕一郎氏

会 場 :東京ウィメンズプラザ(渋谷区神宮前5-53-67)

交 通 :

・JR・東急東横線・京王井の頭線・東京メトロ副都心線 渋谷駅 宮益坂口から徒歩12分

・東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線 表参道駅 B2出口から徒歩7分

・都バス(渋88系統) 渋谷駅から2つ目(4分)青山学院前バス停から徒歩2分

定 員 :150名 

参加費:

・会員無料、同伴者1名につき1,000円、

・非会員8,000円

対 象: 歯科医師、歯科医院のスタッフ

後 援:   東京都

要予約 :03-3205-2999(担当:地域医療部)

※2016年度日歯生涯研修の登録を予定しています。

 

これから始める!歯科訪問診療講習会開催しました!

生涯にわたる「かかりつけ歯科医」を目指して

2016年10月19日(水)19時より、エムワイ貸会議室高田馬場にて、これから始める!歯科訪問診療講習会を開催した。歯科訪問診療の需要の高まりに応じ、前年から大幅に規模を拡大し開催したところ、会員やスタッフ143名が参加した。

cimg3377講演では、初めに馬場安彦地域医療部長から、歯科訪問診療のニーズの掴み方として、歯科訪問診療が求められる背景や、外来から歯科訪問診療へつなげるためのヒント、歯科訪問診療を行うときの心構えなどを説明した。歯科訪問診療ニーズを掴むためには、歯科訪問診療を始めたことを周知するとともに、通院困難になった外来患者のアフターフォローが大切と述べた。

cimg3386次いで、間野忍地域医療部員から歯科訪問診療にかかわる保険請求について、医療保険と介護保険のポイントを解説した。歯科訪問診療の保険請求は複雑そうに感じるが、基本的な流れは難しくないと述べ、居宅1名を診療したケースを中心に、丁寧な説明を行った。

cimg3401最後に矢野正明副会長から歯科訪問診療のイメージ作りとして、歯科訪問診療の現場の様子や必要な機材、緊急時の対応、多職種との連携などについて、具体的な症例を紹介しながら、動画や画像を用いて説明した。口から食べることにこだわり、生涯にわたって患者を診ていくことを目指し、ぜひ最初の一歩を踏み出してほしいと呼びかけた。

アンケートでは「ヒントが得られたので、歯科訪問診療を行ってみようと思う」「ハードルが高いと思っていたが、講義を聞いたらそうでもなかったので安心した」「具体的事例が知れて、少し不安が解消できた」などの感想が寄せられた。

第31回保団連医療研究フォーラム開催

第31回保団連医療研究フォーラム開催

10月9、10日、国立京都国際会館(京都)において、第31回保団連医療研究フォーラムが開催され、全国から医師・歯科医師・スタッフ・一般市民など併せて651名が参加した。当協会からは13名が参加した。また、最終日には、「第31回保団連医療研究フォーラム・京都アピール(案)“-「開業医医療」の復権を求めて―”が京都府保険医協会理事長の垣田さち子氏から提案され、大きな拍手で採択された。

「第31回保団連医療研究フォーラム・京都アピール-「開業医医療」の復権を求めて―」の全文ダウンロードはここをクリック

9日は、保団連の住江憲勇会長と次回主務地を代表して愛知県保険医協会の萩野高敏理事より挨拶が行われた。

その後、「どうなる?日本の医療の姿―これからの医療提供体制、新専門医制度がつくる医師制度」をテーマとしたシンポジウムが開催された。

はじめに2016年5月~6月に全国の会員から10%無作為抽出ご協力いただいた医科の「開業医の臨床推論技術と「保険医」意識の形成過程とその実態に関する意識・実態調査」と歯科の「地域医療における歯科医師の意識とその実態について」の結果報告がされた。医科の調査では、回答医療機関の相当数が、夜間時間外診療への積極的な対応や校医や産業医、介護認定など地域活動を積極的に行っているが、その尽力や労苦が十分には理解や評価がされていないと感じている実態が明らかになった。また、総合診療専門医や新専門医制度については消極的な意向が強かったと報告された。歯科の調査では、歯科衛生士は2割の診療所で雇用できていない実態や7割以上の回答者が現在の診療に不安を感じていることが報告された。また、経営状況は「順調」と「苦しい」の2極化の傾向にあることが示された。在宅医療については、「行っている」と「行っていない」がほぼ半数に分かれており、行っていない理由としては、「依頼がない」が35%「請求が面倒」が25%である。介護保険事業所との連携は約8割が行っていないことが明らかとなった。やりたい歯科医療をできていないと感じている回答者が約半数、今後の医療制度の変化に対応していけるか不安に感じているが約6割と将来への不安を抱えていることが示され、口腔保健条例の制定、口腔衛生事業の充実、窓口負担の廃止・減額などの取り組みが必要とまとめた。

次いで、司会に千葉大学教授の近藤克則氏を据えシンポジウムが開催された。まず、保団連政策担当副会長の三浦清春氏から「新dsc03995専門医制度を含めた一連の医療改革を、保団連(政策部)はどう見ているか」の題で、新専門医制度の経緯や社会保障・税一体改革、医師需給問題、開業医医療(地域医療)の復権の提起を行った。次に日本プライマリ・ケア連合学会副理事長・専門医制度推進委員会委員長の草場鉄周氏から、「総合診療専門医に関するいくつかの論点」の題で、北海道医療センターで実践されている総合診療と教育を紹介しながら、専門医の在り方、総合診療専門医の在り方などについて述べた。その後、日本医師会常任理事・日本専門医機構理事の羽鳥裕氏から、「どうなる?日本の医療の姿―これからの医療提供体制、新専門医制度がつくる医療制度」の題で、日本専門医機構成立までの歴史的経緯や議論の状況、社会保障審議会の状況などを報告し、かかりつけ医と総合診療専門医について述べた。最後に、厚生労働省医政局地域医療計画課医師確保等地域医療対策室長の伯野春彦氏から「これからの医療提供体制について」の題で、高齢化の状況を踏まえたうえで、地域医療構想や医療計画、在宅医療の推進について報告された。

その後の討論では、専門医の在り方や医師、診療科の偏在、医師の需給問題や離島やへき地の医師確保などについて意見交換が行われた。まとめとして、三浦氏は現場の声を発信することが重要であり、全体を見通しての医療改革が大切とした。草場氏は総合診療専門医は新しい学問ではなく、これまで行ってきた医療である。また、制度としてはこれから医師を目指す人達のものであることを押さえるべきとした。羽鳥氏は、地方の人口減や病院医師の減少の中で、総合診療専門医は力を発揮できるとした。伯野氏は今後の日本の状況を考えると今までと同じでは乗り切れない。在宅医療ニーズはまだ伸びる。今後も力を貸してほしいと述べ、終了した。

 

10日の午前は分科会が開催され、東京歯科保険医協会からは5名5演題の発表があった。

第4分科会B高齢者では小林顕氏が「症例から考える要介護高齢者に対する歯科医療の役割」の題で、実症例を紹介しながら要介護高齢者に対する歯科医療の役割の考察を述べた。

第5分科会子どもの医療と健康問題では山本鐵雄副会長が「顎顔面領域の外傷におけるカスタム・スポーツマウスガードの有為性について」の題で、学校災害の歯牙傷害見舞金給付状況の調査から口腔領域のスポーツ外傷を抽出し、5年間の推移の分析を示し、カスタムメイド・スポーツマウスガードの装着の有為性を示した。

第9分科会では今西祐介氏が「それでも抜かないわけがある2016」の題で定期予防、歯牙再建、コンフォートブリッジ等を用いて抜歯をしない方法を紹介。予防への診療報酬の評価も同時に訴えかけた。

第10分科会B医療技術、医学・医療運動史、医療制度問題・医療運動では松永周俊氏が「歯科12%金銀パラジウム合金の価格変動推移について」の題で、金パラの臨床使用例を紹介するとともに、金属の価格変動とどのように診療報酬上の評価に反映されてきたかの分析報告、今後の展望の考察を述べた。

ポスターセッションでは戸澤昭彦氏が「インターネットによる『他職種連携策に』」の題で他職種、特にケアマネジャーとの連携を中心としたポータルサイトを紹介し、今後の地域医療活動での他職種連携と地域包括ケアシステムへの関わりを呼びかけた。分科会の最後にはそれぞれの分科会ごとに集団討論が行われ、テーマごとに内容を深めた。

dsc04079dsc04039dsc04064dsc04092dsc04113

 

 

 

写真は左から、小林顕先生、山本鐵雄副会長、今西祐介氏、松永周俊氏、戸澤昭彦氏(分科会順)

 

午後からは、ティーチインが行われ、はじめに住江会長から「日本の医師・保険医の運動の歴史と課題」の題でこれまでの保険医dsc03993運動について述べ、協会・医会、保団連に属することで、患者・地域住民の生命、健康、くらしを阻害する医療・福祉、地域、国の諸問題に対し、機敏に対応し向き合っていくことが大切とした。また、保団連は要求する立場から、連帯し、地域を変え、自治体を変え、中央政府にも迫り要求を政治に反映させていくことが求められているとまとめた。

次いで保団連の宇佐美宏歯科代表から「歯科の保険医運動=保険で良い歯科医療運動」の題で、歯科の保険医運動の歴史と今後の厚労省の医療政策に対する運動について述べた。歯科は保険医運動の歴史の中で、国民皆保険制度の中での歯科の位置づけを確立するための運動を中心としてきたと述べ、これからは医科も同じような運動を展開する必要があると述べた。また、今後の運動として、患者の受療権への侵害に直結する医療政策に対し、「保険でよい医療」を目指して広汎な大運動を展開すべき時であるとまとめた。

また、各分科会から分科会の発表と議論のまとめの報告を行い、フロア討議を行った。フロアからは前日に続き、専門医制度や総合診療専門医についての質問や運動の展開について意見が出された。

最後に第31回保団連医療研究フォーラム・京都アピール(案)-「開業医医療」の復権を求めて―が京都部保険医協会理事長垣田さち子氏から提案され、大きな拍手で採択された。2日間にわたる医療研は終了した。

これから始める!歯科訪問診療講習会開催

多くの要望にお応えし、短時間に内容を凝縮しました! 

 地域包括ケアシステムの構築が進む中、今改定では「か強診」の施設基準が導入されました。「か強診」の要件には歯科訪問診療の実績が必要となっています。地域歯科医療を支えるために、歯科訪問診療はますます重要性を増しています。

 歯科訪問診療を行ってみたいけど、あと一歩踏み出せない!という先生のために、実際に歯科訪問診療を行っている講師団から、診療・介護報酬、必要な道具など歯科訪問診療の実態をお話します。

 今回はより多くの先生にご参加頂けるよう、居宅1名に歯科訪問診療を行った場合に絞り、歯科訪問診療に必要な情報をコンパクトにまとめました。

 少しでも歯科訪問診療の必要性を感じている先生は、ぜひご参加下さい。

<日  時>  10月19日(水)午後19時00分~21時00分

<講  師>  協会講師団

<会  場>  エムワイ貸会議室 9階 F・G会議室 エムワイ貸会議室9階

             新宿区高田馬場1-29-9 TDビル9F

        交  通  JR、東京メトロ東西線 高田馬場駅下車 徒歩5分

<定  員>  150名

<参加費> 会員無料、同伴者1名につき1,000円

<対 象>  歯科訪問診療未経験、または、経験が浅い会員とそのスタッフ

<要予約>  03-3205-2999(担当:地域医療部)

か強診講習会9月25日(日)に開催決定!!

か強診講習会9月25日(日)に開催決定!!

かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)のための講習会~外来環・歯援診・医療安全も含めて~ 2016年度改定では、地域包括ケアシステムに対応した歯科医院の評価として「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」が導入され、施設基準が新たに設けられました。 今回はこの施設基準に定められた研修を1日で受講できます。 また、外来環・歯援診・医療安全にも対応しており、これからの歯科医療に必要な情報をお届けします。 多くのご要望にお応えし、第3回を開催することになりました。定員になり次第締め切りとさせて頂きますので、参加ご希望の先生はお早めにご予約下さい! ◆日 程 2016年9月25日(日) 13:00~18:30 ◆講 師   坂下 英明 氏 明海大学歯学部病態診断治療学講座口腔顎顔面外科学第2分野教授 繁田 雅弘 氏  首都大学東京大学院人間健康科学研究科教授 森元 主税 氏  東京歯科保険医協会理事 ◆内 容 偶発症に対する緊急時の対応、医療事故、感染症対策、高齢者の心身の特性、高齢者の口腔機能の管理、在り方(管理計画の立案を含む) ◆会 場  エムワイ貸会議室 高田馬場 9階 (東京歯科保険医協会 隣接ビル) 交通 JR・東京メトロ東西線・西武新宿線 高田馬場駅 下車徒歩5分 ◆参加費 8000円(か強診・外来環・歯援診・医療安全の修了証込) ◆定 員 150名 ◆対 象 会員のみ(当講習会は必ず会員ご本人がご出席下さい。代理人参加は修了証を発行できません。) ◆要予約 TEL 03-3205-2999(担当:経営管理部、地域医療部) ※遅れて参加された場合や途中で退席された場合は、修了証の発行はできません。 ※8月下旬にご案内と参加費の振り込み請求書を送付致します。     〇かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所とは 地域包括ケアシステムにおける地域完結型医療を推進していく、う蝕又は歯周疾患の重症化予防に係る管理、摂食機能障害及び歯科疾患に対する包括的で継続的な管理の評価です。 ○エナメル質初期う蝕管理加算(260点)…エナメル質初期う蝕に罹患している患者を管理・指導した場合 ○歯周病安定期治療(Ⅱ)(歯数により380点~830点)…P治療後、病状安定した患者に歯周組織の状態維持のための継続的な治療を行う場合 ○在宅患者訪問口腔リハビリテーション指導管理料(+100点)…在宅等で療養している患者の摂食機能障害及び歯科疾患に対する管理をした場合 などの算定が可能です。 *すでに外来環・歯援診両方の届出をされている医療機関については、修了証の有効期限は問われません。(すでに受講した講習会で要件を満たす場合は再度の受講は必要ありません) *外来環、又は歯援診のいずれかのみの届出をされている場合、またはどちらも届出されていない場合は、修了証の有効期間が3年となります。   〇歯科外来診療環境体制加算(外来環)とは 患者にとってより安全で安心できる歯科外来診療の環境の整備を図る取組に対しての評価です。 ○外来診療の初・再診料への加算が可能です(初診時+25点、再診時+5点)。   〇在宅療養支援歯科診療所(歯援診)とは 在宅等における療養を歯科医療面から支えることの評価です。 ○歯科訪問診療補助加算(1人+110点、2人以上+45点)・・・DHが同行訪問し、補助を行った場合 ○歯科疾患在宅療養管理料(240点)・・・口腔機能の評価を行い、管理計画書を作成した場合 などの算定が可能です。   〇医療安全に関する職員研修とは 2007年の医療法改正により、「医療安全管理研修」と「院内感染対策研修」に職員ひとりひとりが年最低2回出席することが義務付けられています。今講習会は「医療安全管理」「感染対策」両方に当てはまります。 【会場地図】 エムワイ貸会議室9階

満席につき、追加開催決定!!

かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)のための講習会~外来環・歯援診・医療安全も含めて~

2016年度改定では、地域包括ケアシステムに対応した歯科医院の評価として「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」が導入され、施設基準が新たに設けられました。
今回はこの施設基準に定められた研修を1日で受講できます。 また、外来環・歯援診・医療安全にも対応しており、これからの歯科医療に必要な情報をお届けします。
さらに!今回は特別に、AEDやパルスオキシメーターなど施設基準に必要な機材の展示を行い、会場限定の特別価格でのご案内もします。
この機会にぜひご参加ください。

※5/15(日)の開催分は満席となりました。同内容の講習会を5/28(土)14:00~19:30で開催いたします。

 

日程 2016年5月15日(日) 10:00~16:00 満席
    2016年5月28日(土) 14:00~19:30
    ※両日とも同じ内容の講習会です

講師 坂下 英明 氏 明海大学歯学部病態診断治療学講座口腔顎顔面外科学第2分野教授
    繁田 雅弘 氏  首都大学東京大学院人間健康科学研究科教授
    森元 主税 氏  東京歯科保険医協会理事

内容 偶発症に対する緊急時の対応、医療事故、感染症対策、高齢者の心身の特性、高齢者の口腔機能の管理、在り方(管理計画の立案を含む)

会場 エムワイ貸会議室 高田馬場(東京歯科保険医協会 隣接ビル)
    交通 JR・東京メトロ東西線・西武新宿線 高田馬場駅 下車徒歩5分

参加費 8,000円(か強診・外来環・歯援診・医療安全の修了証込)

定員  200名

対象 会員のみ

要予約 TEL03-3205-2999(担当:経営管理部・地域医療部)

※遅れて参加された場合や途中で退席された場合は、修了証の発行はできません。

 

〇かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所とは
地域包括ケアシステムにおける地域完結型医療を推進していく、う蝕又は歯周疾患の重症化予防に係る管理、摂食機能障害及び歯科疾患に対する包括的で継続的な管理の評価です。

○エナメル質初期う蝕管理加算(260点)…エナメル質初期う蝕に罹患している患者を管理・指導した場合
○歯周病安定期治療(Ⅱ)(歯数により380点~830点)…P治療後、病状安定した患者に歯周組織の状態維持のための継続的な治療を行う場合
○在宅患者訪問口腔リハビリテーション指導管理料(+100点)…在宅等で療養している患者の摂食機能障害及び歯科疾患に対する管理をした場合
などの算定が可能です。

*すでに外来環・歯援診両方の届出をされている医療機関については、修了証の有効期限は問われません。(すでに受講した講習会で要件を満たす場合は再度の受講は必要ありません)
*外来環、又は歯援診のいずれかのみの届出をされている場合、またはどちらも届出されていない場合は、修了証の有効期間が3年となります。

〇歯科外来診療環境体制加算(外来環)とは
患者にとってより安全で安心できる歯科外来診療の環境の整備を図る取組に対しての評価です。

○外来診療の初・再診料への加算が可能です(初診時+25点、再診時+5点)。

〇在宅療養支援歯科診療所(歯援診)とは
在宅等における療養を歯科医療面から支えることの評価です。

○歯科訪問診療補助加算(1人+110点、2人以上+45点)・・・DHが同行訪問し、補助を行った場合
○歯科疾患在宅療養管理料(240点)・・・口腔機能の評価を行い、管理計画書を作成した場合
などの算定が可能です。

〇医療安全に関する職員研修とは
2007年の医療法改正により、「医療安全管理研修」と「院内感染対策研修」に職員ひとりひとりが年最低2回出席することが義務付けられています。今講習会は「医療安全管理」「感染対策」両方に当てはまります。