協会ニュース

2013/12/8 医科歯科連携研究会

2013/12/8 医科歯科連携研究会


◆テーマ:医科歯科連携の実践から拡大へ-糖尿病と歯周病連携手帳の活用による健康管理の実際-
◆日 時:12月8日(日) 午後1時~5時
◆講 師:
①宗永泰一 氏(広島県歯科医師会理事)
      「糖尿病と歯周病の医科歯科連携の実践について~Hiroshima study 広島県歯科医師会の取り組み~」
②西村英紀 氏(九州大学歯学部教授)
      「糖尿病のリスク因子としての歯周病~そのエビデンス」
③栗林伸一 氏(三咲内科クリニック)
      「慢性合併症としての視点で医科から歯科へ紹介するチェックポイント(仮題)」
④三辺正人 氏(文教通り歯科クリニック)
      「糖尿病と歯周病の医科歯科連携促進を目指して―医科歯科 連携による生活習慣病スクリーニングの実施と有用性評価―」
◆内 容:当協会と東京保険医協会、千葉県保険医協会の3協会による共催で、今年も医科歯科連携研究会を行います。
◆会 場:東京保険医協会・セミナールーム
     住所:新宿区西新宿3-2-7KDX新宿4F
電話:03―5339―3601
◆交 通:JR、小田急線、京王線など新宿駅下車徒歩10分
◆参加費:会員とそのスタッフ無料
◆要予約:電話 03―3205―2999(担当:地域医療部)
※日本糖尿病協会歯科医師登録医のための講習会の登録を行っています。

医科協会最新地図

 

2013/12/1 医科歯科医療連携・医療安全講習会

2013/12/1 医科歯科医療連携・医療安全講習会


◆テーマと内容
①【医科講師】林泰史 氏(東京都リハビリテーション病院院長)
「BP剤と副作用…ガイドラインでは計れない使用の実際」
◆内 容:歯科領域で顎骨壊死対応にとガイドラインが作成されている骨粗鬆症 治療薬、BP剤は優れた骨折抑制効果を有することから確実な治療継続が推奨 され、剤型、種類が増えている。そこで、医師も歯科医師もBP剤投与3年後には 他剤へ変更、投与中は口腔ケアを指導、顎骨壊死のリスクを回避、テリパラチド で治癒可能、といった共通認識のもとに、骨粗鬆症罹患患者が人間として最も幸 せに過ごせるように医療提供をする必要があることを述べる。   (講師より)
②【歯科講師】白川正順 氏(前日本歯科大学附属病院・口腔外科教授)
「循環器疾患患者の歯科治療の対応-特に血圧変動ならびに抗血栓療法と抜歯について-」
◆内 容:虚血性疾患患者の歯科の日常臨床では、急激な血圧変動によって、患 者が胸痛など体調の異変や不調を訴えることや抜歯後の出血に難渋する場合が ある。また、これらの患者の中にはワ-ファリンやアスピリンなど抗凝固薬・抗血小 板薬服用患者がいるが「PT-INR値の至適治療域の中で服薬を継続し抜歯 を行う」ことで、医科・歯科ともコンセンサスが得られている。しかし、中には一時中 止して抜歯している施設もある。以上の点から、循環器疾患患者の歯科治療の対 応について全般的に触れてみたい。      (講師より)
◆日 時:12月1日(日) 午前10時~12時45分
◆会 場:飯田橋レインボービル大会議室
      住所:新宿区市谷船河原町11番地
      電話:03-3260-4791
◆交  通:JR総武線、東京メトロ有楽町線・南北線・東西線・大江戸線「飯田橋駅」から 徒歩約9分
◆参加費:会員無料(同伴者は今回に限り無料)
◆要予約:電話 03-3205-2999(担当:経営・税務・スタッフ教育部)

飯田橋250pixレインボービル

2013/11/30 会員懇談会

2013/11/30  会員懇談会


◆テーマ:全部床、歯内療法、抜歯のここがもうちょっと聞きたい
◆日 時:11月30日(土) 午後7時~8時30分(終了後、別会場で懇親会)
◆話題提供:山本鐵雄(全部床)、本橋昌宏(歯内療法)、濱﨑啓吾(抜歯)各理事
◆内 容:これまで3回にわたり学術ベーシック講座を開催してきましたが何れも大変好評で、早速臨床に取り入れて治療がうまくいったとの声が多数寄せられました。しかし、「もう少し詳しく聴きたかった」、「自分の症例についてアドバイスが欲しかった」との声も同じぐらいいただきました。限られた時間ということもあって受講者すべての要望にお答えできませんでした。そこで各回の講師が全員勢ぞろいした懇談会を企画しました。 講演のとおり治療してみたが、ここがうまくいかなかったということや、もう少し詳しく聴きたかったこと等多数あると思います。お互いに親睦と交流を深められるよう懇談会形式で皆様といろいろディスカッションを行い有意義な時間にしたいと思っています。ベーシック講座に参加できなかった先生も大歓迎です。多数参加をお待ちしています。また、懇親会には講師3人が参加しますので、懇親会にもぜひご参加下さい。
◆会 場:東京歯科保険医協会・会議室
     住 所:東京都新宿区高田馬場1-29-8新宿東豊ビル6F
     電 話: 03―3205―2999
◆交 通:JR山手線・西武新宿線高田馬場駅下車戸山口より徒歩5分、メトロ東西線高田馬場駅下車3番・5番出口より徒歩5分
◆参加費:会員無料(懇親会は3,000円程度の負担あり)
◆要予約: 03-3205-2999(組織部)

協会地図2013年版

 

有楽町マリオン前で街頭宣伝/保険で良い歯科医療請願署名への協力は561筆

有楽町マリオン前で街頭宣伝/保険で良い歯科医療請願署名への協力は561筆

③_2街頭宣伝風景250PIXCIMG8051

台 風一過の10月27日午前、歯科決起集会に先立って、午前11時から有楽町マリオン前で保険で良い歯科医療を求める街頭宣伝が行われた。

 

 

 

 

 

⑤街頭署名風景その2:150pixCIMG8061

数寄屋橋手前の往来には白衣の歯 科医師や医師、スタッフ約100名が道行く人に呼びかけ、「いつでも、どこでも、だれもが、お金の心配をせず“保険で良い歯科医療”の実現を求める請願署 名」への協力を呼びかけ、1時間で561筆の署名が集まった。

 

 

 

 

 

④街頭署名風景その1:200pixCIMG8025

歯科決起集会を開催/次期改定こそ実質プラス改定を!!

歯科決起集会を開催/次期改定こそ実質プラス改定を!!

②竹田先生150pixCIMG8169

10 月27日、港区竹芝のニューピアホールで「“命を守る”保険で良い歯科医療の実現を求める10.27決起集会」が行われ、全国から歯科医師やスタッフなど 339人が参加し、患者窓口負担の引き下げや保険のきく範囲の拡大などを求めた。東京歯科保険医協会からは松島会長はじめ会員や家族・スタッフ48名が参 加した。

 

集会では宇佐美宏保団連歯科代表が全国3300医療機関から寄せられたアンケート調査に結果を背景に、「今こそ補綴や基礎的技術料の引き上げを図 るべき」と訴えた。

 

 

10.27決起集会会場CIMG8087

さらにそのアンケート結果の分析を竹田正史保団連副会長(当協会理事/写真左上)が解説。昨年と比べ約60%の歯科医院で患者減を実感しており、患 者が10%以上減少したとの回答は半数に達したことを指摘した上で、「歯科の経営危機の根本は患者減にあり、その原因は厳しい経済状況にある。現在提起し ている署名を集め、窓口負担を引き下げ、患者が安心して通院できる条件を作ることが大事」とした。

 

 

 

 

消費税には 「ゼロ税率」の適用を/政策委員長談話

消費税には 「ゼロ税率」の適用を

10月1日、安倍首相は、来年4月に消費税率を8%に引き上げることを発表した。国民の厳しい生活をさらに冷え込ませ、保険医療機関が負担している「損税」の増加につながる消費増税は、直ちに見直すことを強く求めるものである。
増税による8兆円に及ぶ新たな負担増は、収入増がなければ家計を圧迫し、可処分所得の圧縮を余儀なくさせる。その結果、保険医療機関への患者の受診を遠ざけ、国民の健康にとって重大な影響を及ぼす危険性があり、見過ごすことはできない。
現時点でも、東京の歯科保険医療機関では、保険診療が「非課税」扱いとなっているため、最終消費者でないにもかかわらず、年間50~60万円(※)の消費税を負担している。しかし、診療報酬で手当てされている消費税相当額は11万円程度(※)に過ぎず、歯科保険医療機関が結果として年間40~50万円の「損税」を支払っているのが実態である。こうした「損税」を解消するには、診療報酬での手当てではなく、保険診療に「ゼロ税率」を適用させることによって根本的に解消させることができる。こうした「ゼロ税率」適用の求めは医療界にも広がりつつある。
国民の健康に重大な影響を与える保険医療機関の「損税」の仕組みを放置したままで、増税を行うことは到底容認することができない。直ちに保険医療機関への「ゼロ税率」適用を求めるものである。

 2013年10月25日
 東京歯科保険医協会
 政策委員長 中川勝洋

※これらは粗い試算によるものであり、年間「損税」額は実際にはもっと高額になると思われる。

いのちまもる10.24国民集会/日比谷の野音に3000人集合

いのちまもる10.24国民集会/日比谷の野音に3000人集合

―林修氏が「今でしょ!」でエール送る

10月24日、保団連、全日本民医連、日本医労連などでつくる実行委員会が主催する「いのちまもる10・24国民集会」が秋雨降りしきる日比谷野外音楽堂で行われ、3000人が参加した。協会からは呉橋美紀、森元主税両副会長、山本道枝、渡辺吉明両顧問が参加した。

 林修氏200pixCIMG7931オー プニングでは、情勢を風刺するコントグループのザ・ニューズペーパーが昨今の消費税増税やTPPによる医療崩壊を取り上げたコントを披露し、場内から喝采 を浴びた。次にタレントで予備校講師でもある林修氏が演壇に立ち、おなじみのフレーズ「今でしょ!」を発して医療を守る運動へエールを送り、会場を盛り上 げた。
さらに、田村智子参議院議員が介護保険の改悪に警鐘を鳴らしたほか、日本医師会と日本歯科医師会からのメッセージが披露された。保団連から は井上博之宮城県保険協会副会長が演壇に上がり、震災後の窓口負担免除の措置により、特に歯科で受診が増加したことを指摘し、今後も患者が安心して受診す るには窓口負担の軽減が必要不可欠であると訴えた。

 

 10.24国民集会会場300pixCIMG7972

 

最後に、社会保障の充実や医療・介護の営利化反対を求めるアピールを採択し終了した。
その後、参加者は銀座から東京駅までパレードを行い、消費税増税反対や社会保障充実を求めるシュプレヒコールを挙げ、道行く人たちに訴えた。

 

歯科関連演題で協会関係者6名が発表/第28回保団連医療研究集会

歯科関連演題で協会関係者6名が発表/第28回保団連医療研究集会

第28回医療研300pixDSC01521

 10 月12、13日の2日間にわたり、横浜市内の横浜ベイシェラトンホテル&タワーズにおいて、第28回保団連医療研究集会が開催されました。全国から医師・ 歯科医師・スタッフ・一般市民など併せて1607名が参加。当協会からは演題発表を行った6名を含め34名が参加しました。

13日は、市民 公開講座として女優の倍賞千恵子氏による「歌うこと、演じること、そして生きること」をテーマとした講演が行われたほか、「こどもの虐待―地域の一員とし ての役割を考える」「医療再生へ、医療の倫理と自治―市場化、医療事故、医療研究の“底流”を穿つ―」をテーマとしたシンポジウムも開催されたほか、オー プニング行事や基調講演などが行われました。

14日の午前は分科会や、「これからの開業医と臨床研究の関わり」をテーマにした臨床研究シンポジウム、「医療情報の電子化の光と影~患者の個人情報保護の観点から医療IT化を考える~」をテーマとした講演が同時開催されました。

昼食時には医師・歯科医師を対象としたランチョンセミナーが4つのテーマで開催されています。

さ らに午後は「高血圧症に立ち向かう」「糖尿病性腎症の診断と治療の実際」「患者さんが知りたい、糖尿病からわかる歯周病のメカニズム」「かかりつけ医が取 り組める在宅医療―実はハードルは低い 地域社会、多職種連携に視線を―」の4つのシンポジウムが開催され、2日間の医療研究集会が終了しました。

 

【分科会発表者と演題一覧】

◆第1分科会 在宅医療・介護

・戸澤昭彦先生 「インターネットによる『地域包括支援体制』の一試み」

◆第3分科会 歯科診療の研究と工夫

・横山靖弘理事 「時間短縮、技工料節約、各個トレーを既製トレーとアルジネート印象材で作る方法」

・山崎佐智恵歯科衛生士(共同研究者:濱克弥先生) 「フィリピン海外ボランティア活動の報告」

・近藤順子歯科衛生士(共同研究者 濱崎啓吾先生、中川裕美子先生、丸岡豊先生)「国立国際医療研究センター病院における感染予防対策の取り組み」

◆第4分科会 医科歯科連携した研究と日常診療の工夫

・加藤開理事 「睡眠時無呼吸症候群の医科歯科連携の実際と課題」

◆第6分科会 医学史、医療運動史、医療と裁判

・濱克弥理事 「東京医科・歯科会員数1万人達成の歴史」

歯科の電子請求猶予までに知っておきたいことは/最近の返戻事例から見える電子レセ請求時の留意点 【第1回社保研究会を開催】

歯科の電子請求猶予までに知っておきたいことは/最近の返戻事例から見える電子レセ請求時の留意点 【第1回社保研究会を開催】

 ★社保研究会250pixIMG_8547(HP)10月17日、なかのZERO小ホールで「最近の返戻・審査から見える審査事例について~電子請求猶予終了までに知っておきたいこと~」をテーマに第1回社保研究会を開催しました。当日は184名が参加しました。講演では、社保・学術部の加藤開部長が、①電子レセプト請求猶予終了までに知っておきたいこと、②最近の返戻事例から見える電子レセプト請求時の留意点―について説明。また、社保・学術部の島倉洋造副部長が、協会に相談が多く寄せられた返戻事例をもとに、保険請求時の留意点を解説しました。

アンケートからは、義歯管理料やSPTなどを含め、保険ルールの基本的内容を理解することが重要だとのご意見が寄せられました。

電子請求の猶予や免除後の対応については、協会機関紙11月号等でも会員へ案内を行う予定です。ぜひ、ご覧ください。

その他、秋季の学術研究会は、10月27日(日)に開催します。野口いづみ氏(鶴見大学歯学部准教授、日本歯科麻酔学会評議員・指導医、日本障害者歯科学会認定医)、中川洋一氏 (鶴見大学歯学部講師、日本歯科薬物療法学会編集委員会委員長、日本口腔外科学会認定口腔外科専門医・指導医)の両講師をお招きし、「これだけは知りたい! 有病者の歯科治療」をテーマに1日コースの集中講習会となっています。

事前申込制となっておりますのでご注意ください。詳しくは、本ホームページ「研究会イベント」コーナー、または機関紙10月号の研究会ご案内ページをご覧下さい。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)のOA治療 「歯科医科連携のための講習会」を開催

睡眠時無呼吸症候群(SAS)のOA治療 「歯科医科連携のための講習会」を開催

SAS講師陣200pixCIMG7861

10 月14日、銀座の東京都中小企業会館で今年度の睡眠時無呼吸症候群(SAS)のOA治療「歯科医科連携のための講習会」を開催し、会員64名、歯科技工士 13名が参加した。講師は前回と同じ山本鐵雄、古畑升、西田紘一田賀仁の4氏(写真左)。昼休みには、協賛していただいた(株)アソインターナショナル、㈳日本睡 眠総合検診協会、㈲エム・イー・クリエーションの3社によるランチョンセミナーが開かれ、会場内で展示説明(写真下)が行われるなど、前回よりも内容はかなり濃いも のとなった。
講義内容は、①睡眠時無呼吸症候群総論(西田氏)、②睡眠時無呼吸症と歯科(田賀氏)、③睡眠時無呼吸診療における睡眠関連病院と実 地歯科医との連携(古畑氏)、④OAの製作と保険請求のポイント(山本氏)で、講師陣の質の高い話であるが、それでいて分かりやすい講義に、皆それぞれ熱 心にメモを取って受講していた。

SAS会場全景200pixCIMG7659
長時間にわたる講習であったが、講義終了後の質疑応答では活発な質問や意見も交え、有意義な一日となった。
最後に、山本氏(協会組織部長)が全体講評を行い、OA治療を通じて医療連携を成功させることの意義を強調した。急な案内にも係らず、他の行事を排してまで参加いただいた東京保険医協会の森本玄始理事、㈳東京都歯科技工士会の西澤隆廣会長から挨拶をいただき閉会した。
本 講習会は、表題の通り睡眠時無呼吸症候群の治療で、医科歯科における医療連携を推進する目的で開催している。講習会修了者はOA治療実施歯科医療機関とし て医科歯科連携名簿に登載され、その名簿と連携ポスターが送られる。昨年3月に連携がスタートして以来、今回の講習で170名の会員と13技工所が連携リ ストに登録されることとなった。

SAS出展社風景200pixCIMG7753

当協会のSASにおける医療連携は着実に実績を伸ばし、全国の協会および医療関係者から進展が注目されている。今回より東京都歯科技工士会にも呼びかけを行ったが、参加した技工士全員から、改めてOAを製作していく意義を認識したと、感謝の声をいただいた。
医科、歯科、技工所とさらに連携の輪を広げるべく今後とも努力していく所存である。

第1回学術研究会ビデオ上映会を開催

第1回学術研究会ビデオ上映会を開催

学術ビデオ上映会250pixCIMG7571

9月29日、協会会議室において2013年度第1回学術研究会ビデオ上映会を開催した。
上 映内容は、2012年度第四回学術研究会の「歯内療法を成功に導くために、まず行うべき基本中の基本とは?」(講師:田則宏氏/新宿区開業)で、前年度 350名を超える参加者があった講演である。協会が記録用に撮影したものを希望する会員に視聴してもらうこの企画は4年前より始めたが、今回も澤田氏の了 解を得て開催した。34名の会員が参加し、終了後のアンケートでは、この企画の継続に期待するメッセージが多数寄せられた。

歯科診療所の感染症対策で講習会

歯科診療所の感染症対策で講習会/第3回ドクター・スタッフ講習会を開催

茂木先生200pixCIMG7590

10 月2日、「歯科医院の感染症対策」をテーマとする第3回ドクター・スタッフ講習会を東京ウイメンズプラザにて開催し、110名が参加した。講師は当協会の 理事の茂木伸夫氏(がん・感染症センター都立駒込病院歯科口腔外科部長)。同病院の歴史から、感染症患者の動向、最近の感染症のトッピクスなどを分かりや すく講演した。
先進国といわれる国の中で、唯一日本がHIV/エイズ患者数が増加していること、さらに先進国の中で結核の罹患率が最も高いことなどの状況を解説した。


感 染予防対策としては、医科も歯科も使用器具の滅菌・消毒に関してはほぼ同じだが、歯科ではさらに飛沫感染対策が重要になる。マスク、ゴーグルや手袋の着 用、タービンのフリーランの重要性、治療前の患者のうがいにより発生するエアロゾル中の細菌数が有意に減少することなどを述べた。

 

歯科医院診療所感染症対策250pixCIMG7588

また、器具の滅菌・消毒に関しても、オートクレーブにかければ大丈夫ということではなく、第一段階として流水下で器具をしっかり洗うことが、一番の消毒だと強調された。
口腔内は、細菌やウィルスの住処。そのことを常に心に留め、患者さんや自分自身をも含めたスタッフの安全を確保しなくてはならないと改めて痛感させられた講習会であった。

 

2013/10/2 第3回ドクター・スタッフ講習会 「歯科医院の感染症対策」

★第3回ドクター・スタッフ講習会★

歯科診療の現場では、多くの感染症に罹患している“感染症潜在患者”が来院することもあり、日頃から院内全体で感染予防対策についての指針を定めておくことが大切です。そこで今回、茂木伸夫氏から「安全で信頼される歯科医療の提供」、同時に「医療従事者の健康のため」に、感染予防対策についてなど分かりやすく講義していただきます。ドクターだけでなくスタッフの方皆様でご参加いただき、院内全体で共有していただきたい内容となっておりますので、ぜひご参加下さい。

 

◆テーマ:歯科医院の感染症対策

 

◆日 時:10月2日(水) 午後7時~8時30分

 

◆講 師:茂木伸夫 氏(がん・感染症センター都立駒込病院歯科口腔外科部長、協会理事)

 

◆会 場:東京ウィメンズプラザ ホール

     住所:渋谷区神宮前5-53-67

     電話:03-5467-1711

 

◆交 通:渋谷駅下車徒歩12分、地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線表参道駅下車

                 徒歩7分、都バス渋88系:渋谷駅からバス4分青山学院前バス停下車徒歩2分

 

◆参加費:会員無料(同伴者は1名につき1,000円、未入会員8,000円)

 

◆予約不要:当日は会員証を受付にご提示下さい。

※希望者には、当日、修了証書を発行します。

◆地図は下記参照

東京ウイメンズプラザ

五十嵐順正氏、第3回学術研究会を開催しました

写真1:●第3回学術研究会

9月19日、五十嵐順正氏(日本補綴歯科学会歯科補綴専門医・指導医・名誉会員、東京医科歯科大学歯学部元教授)を講師に招き、文京シビック小ホールで第3回学術研究会を開催しました。

今回は「保険の範囲でもパーシャルをここまでやろう」をテーマに、欠損補綴処置の前処置や、連結強度と支持・把持・維持、補綴前処置の意義や内容など多数症例を用いて、講演をして頂きました。当日は200名が参加しました。

 参加者からは、「基礎から症例まで見れて良かった」「臨床例の他に実験も含めたデータが多くて素晴らしかった」などの声が寄せられ、大変好評でした。

次回の学術研究会は、10月27日(日)に開催いたします。野口 いづみ氏(鶴見大学歯学部准教授、日本歯科麻酔学会評議員・指導医、日本障害者歯科学会認定医)中川 洋一氏 (鶴見大学歯学部講師、日本歯科薬物療法学会編集委員会委員長、日本口腔外科学会認定口腔外科専門医・指導医)の両講師をお招きし、「これだけは知りたい! 有病者の歯科治療」をテーマに集中講習を行います。

事前申込制となっておりますのでご注意ください。詳しくは、本ホームページ「研究会イベント」コーナー、または機関紙9月号の研究会ご案内ページをご覧下さい。

「在宅療養支援歯科診療所の講習会」を開催67名が参加

「在宅療養支援歯科診療所の講習会」を開催67名が参加

 

9月11日、中野サンプラザにて「在宅療養支援歯科診療所の施設基準に対応した講習会」を開催。67名が参加しました。

当日は、繁田雅弘氏(首都大学東京大学院人間健康科学研究科教授)、茂木伸夫氏(がん・感染症センター都立駒込病院歯科口腔外科部長、当協会理事)、森元主税氏(当協会副会長、北区開業)が講演を行いました。

歯援診250pixCIMG7274

繁田氏は「高齢者の心身の特性および疾病の特徴」をテーマに、茂木氏は「緊急時の対応と歯科の病診連携」をテーマに、さらに森元氏は「高齢者の口腔機能の管理(管理計画の立案を含む)」をテーマに、それぞれ講演しました。

参加者からは「基本項目の確認ができた」「別の内容で3人の講師の話が聞けて、とても興味深かった」などの声が寄せられ、大変好評でした。

「歯科外来診療環境体制加算」講習会を開催

「歯科外来診療環境体制加算」講習会を開催

 外来環境250pixCIMG7330

 9月14日、協会・大会議室で「歯科外来診療環境体制加算」講習会が行われ41名が参加した。講師は、毎年同講習会で好評を得ている明海大学歯学部病態診断治療学講座口腔顎顔面外科学第2分野教授の坂下英明氏。この講習会は、外来環の施設基準の届出を行う上で必要な、①偶発症に対する緊急時の対応、②医療事故、③感染症対策―の医療安全対策に係る講習会となっている。今講習会では、医事紛争や感染症対策などにつきさまざまな事例も紹介され、毎回参加者は熱心に聞き入っている。そのため、届出のみが目的ではなく、事例の学習のためのリピーターの先生も増えてきている。次回は2014年1月をめどに開催を検討中である。

歯科衛生士雇用も話題に/第3回メディア懇談会

歯科衛生士雇用も話題に/第3回メディア懇談会 

メディア懇談会250pixCIMG7289

協会は本日9月13日午後6時30分から1時間にわたり、第3回メディア懇談会を開催した。今回の話題は、東京都に提出した「平成26年度東京都予算等に関する要望」の内容のほか、10月末まで行われる「保険診療への消費税『ゼロ税率』を求める院長署名」と「いつでも、どこでも、誰もがお金の心配をせず『保険で良い歯科医療』の実現を求める請願署名」の署名2件の実施状況について。さらに、10月27日開催の「歯科決起集会」の紹介などが行われた。協会からは、呉橋美紀副会長と広報部長を兼務する藤野健正副会長、および事務局が参加した。

話題提供後の議論の中では、参加者から都立病院の歯科・歯科口腔外科が廃止されている現状や、歯科衛生士を雇用できない実情、院内技工の減少傾向、可能な範囲での歯科助手活用などについて意見が出された。これらの問題については、「看護師の再就職を行政がテコ入れしているように、退職した歯科衛生士が再就職できるような仕組みが必要」「モラルの問題以前に構造的な欠陥が横たわっている」「歯科診療報酬は低すぎることが問題」などの声があがった。

呉橋先生150pixCIMG7307

そのほか、共済部担当でもある呉橋副会長から、7年ぶりに募集再開となった保険医休業保障共済保険について説明が行われた。

第2回若手歯科医師向け学術ベーシック講座を開催

第2回若手歯科医師向け学術ベーシック講座を開催しました/8月24日:29名参加

20130824第2回学術ベーシック講座HP案内250pix

 8月24日、協会会議室にて「日常の口腔外科 抜歯について~手際よく安全に抜歯を行うために~」をテーマに第2回若手歯科医師向け学術ベーシック講座を開催し、29名が参加しました。当日は、濱崎啓吾東京歯科保険医協会社保学術部担当理事が講師に立ち、自身の経験を元に、抜歯前の何をチェックすべきか、留意すべき臨床解剖、外科器具の基本的使用方法、トラブルへの対応などについて解説しました。また、抜歯の実際については、動画で自身の症例を紹介し、抜歯のポイントについて詳しい説明もありました。

 参加者からは「元口腔外科でしたが、その時に受けたかったと思うくらい要点を押さえていました」などの声がよせられ大変好評でした。次回は、9月19日に文京シビック小ホールにて、「保険の範囲でもパーシャルをここまでやろう」をテーマに五十嵐順正氏をお招きし、第3回学術研究会を開催します。詳しくは、機関紙9月号(No.521)9・10面の「研究会・イベントのご案内」をご覧下さい。

正職員2名募集中/東京歯科保険医協会では元気ある方を求めています

東京歯科保険医協会では正職員2名を募集しています

協会ビル外観CIMG7085

東京歯科保険医協会(会長:松島良次)では、正職員2名を募集しています。

当会は、歯科保険医の経営や生活、権利を守り、国民の歯科医療と健康の充実、向上を図るための諸事業を行っています。事務局の職員はそのためのさまざまな活動を行います。

募集要項概要は以下の通りですが、詳細は当会のホームページをご覧いただき、トップページのバナー「正職員採用情報」をクリックしてください。

また、直接お電話【03―3205―2999】でもお問い合わせいただけます。応募締め切りは2013年8月31日(土)郵送必着です。

写真左のビル6階に当会の事務所があります(東京都新宿区高田馬場1―29―8 新宿東豊ビル6F)。

【募集要項概要】

◆応募資格(①または②に該当する方)

 ①2011年4月以降に大学を卒業した方(27歳まで)

 ②経営・税務に関する相談業務経験者

◆勤務地(事業所所在地と同じ)

 ・東京都新宿区高田馬場1―29―8 新宿東豊ビル6F

各界案内200pixCIMG7093

◆給与等(東京都職員に準じる)

 ・大卒  月給18万2000円

 ・賞与  年2回

 ・交通費 実費支給

 ・社会保険完備

◆応募締切

 ・必要書類は郵送で本年8月31日(土)必着。

社会保障国民会議が最終報告書まとめる/官邸で安倍首相に提出

社会保障国民会議が最終報告書まとめる/官邸で安倍首相に提出

 社保国民会議報告書pix300IMG_8412

社会保障制度改革国民会議は昨日8月6日、『社会保障制度改革国民会議報告書~確かな社会保障を将来世代に伝えるための道筋~』をとりまとめた。同会議の清家篤会長は、官邸で安倍晋三首相にこの報告書を提出した。

これを受けて政府は、改革全体を進める手順とスケジュールなどをまとめた「プログラム法案」要綱を今月21日までに閣議決定し、秋の臨時国会に提出する。プログラム法案が秋の臨時国会で成立すると、政府は次のステップとして介護、医療など個別の改革に対する検討を進め、2014年以降、関連法改正案等を逐次国会に提出することが予想される。

今回の最終報告書の中では、改革の前提は明らかに消費税増税となっており、これにより社会保障関連経費の財源を確保することとしている。また、医療や介護サービスを中心に高齢者や高所得者に負担増を求めるという。国民健康保険については、現行の市町村運営を都道府県に移管する。また、現行の介護保険制度の中の要支援者は保険対象外とし、市町村に委ねる。原稿では1割負担になっている70~74歳の医療費窓口負担を新たに70歳になる人から段階的に2割に引き上げるなどとしている。

第5回広報部会を開催/参院選、社会保障会議報告書、歯科医師数問題などの情勢を議論

第5回広報部会を開催/参院選、社会保障会議報告書、歯科医師数問題などの情勢を議論

協会広報部は8月5日、今年度の第5回広報部会を開催しました。担当副会長・部、部員オブザーバーの参加は8名。

議事の中では、この1カ月の政治・経済・社会情勢について議論し、特に明日6日に首相に提出される見込みの「社会保障制度国民会議報告書」が焦点となり、消費税の8%への増税が社会保障関連経費に充てられるようになる可能性が強くなっていることや、消費税・医療・介護への国民負担が軒並み増加され、年金は支給年齢が繰り上げられる可能性が濃厚であること、70歳から74歳までの高齢者の医療機関窓口一部負担金を現行1割から2割へと段階的に引き上げることが打ち出されることなどを取り上げた。この報告書に関しては、すでに先月、自民党の議員有志11名による「国会版社会保障制度国民会議報告書」が取りまとめられており、内容的に酷似している点が注目されます。そのほか、歯科医師養成問題についても議論が行われています。また、先の参議院選挙の結果、歯科医師出身の国会議員が衆参両院合計8名(自民党6名、民主党1名、維新の会1名)となり、医系議員を凌駕していることなども話題となりました。

部会ではそのほか、本年9月の機関紙編集方針と今秋以降の方向性についても議論したほか、ホームページについても議論を重ねています。

第1回若手歯科医師向け学術ベーシック講座を開催しました

第1回若手歯科医師向け学術ベーシック講座を開催しました

 「根管治療の基礎~より成功率をあげるための根管形成を中心に~」をテーマに若手歯科医師向け学術ベーシック講座を開催し、21名が参加しました。当日は、本橋昌弘東京歯科保険医協会社保学術部部員が講師にたち、自身の臨床経験を踏まえ、開業医の視点から根管治療で大事なポイントを解説しました。また、根管治療で重要なラバーダムや根管形成についてはデモ講演も行われました。

 参加者からは「基本から今さら聞けないような事も聞くことができました」と大変好評でした。次回は、8月24日に「日常の口腔外科 抜歯について ~手際良く安全に抜歯を行うために~」をテーマに開催します。詳しくは「研究会・イベント」のページをご覧下さい。

9月19日(木)に五十嵐順正氏をお呼びして第3回学術研究会を開催します。

9月19日(木)に五十嵐順正氏をお呼びして第3回学術研究会を開催します。

 五十嵐順正氏(日本補綴歯科学会歯科補綴専門医・指導医・名誉会員、東京医科歯科大学歯学部元教授)をお呼びし、「保険の範囲でもパーシャルをここまでやろう」をテーマに、文京シビック小ホールにて第3回学術研究会を開催します。ぜひご参加下さい。(詳しくは研究会イベントページ、もしくは東京歯科保険医新聞をご覧下さい)

2013/8/24 第2回若手歯科医師向け学術ベーシック講座 「日常の口腔外科 抜歯について~手際良く安全に抜歯を行うために~」

第2回若手歯科医師向け学術ベーシック講座

誰しも一度は、抜歯でいわゆる“ハマった”経験をお持ちではないでしょうか。

抜歯は日常臨床における口腔外科手術のなかでもっとも多く行われる手技の1つです。ただ一概に抜歯といっても、鉗子やヘーベルのみで抜去が可能な単純抜歯から、歯肉切開を加えなければいけないもの、場合によっては骨開削を加えなければ抜去できない難抜歯まで、その手技は多種多様です。

今回は、様々なケースを供覧しながら、いわゆる抜歯でハマることのなく、手際良くかつ安全に抜歯ができるように、抜歯の基本的手技からその勘所までをお話しできればと思っております。                 (講師より)

◆テーマ:日常の口腔外科  抜歯について~手際良く安全に抜歯を行うために~

◆日 時: 8月24日(土) 午後7時~9時

◆講 師:濱﨑啓吾 氏(東京歯科保険医協会社保・学術部担当理事)

◆会 場:東京歯科保険医協会・会議室

     住所:新宿区高田馬場1-29-8 新宿東豊ビル6階

     電話:03―3205―2999

◆交 通:JR山手線・西武新宿線高田馬場駅下車戸山口より徒歩5分、

     東京メトロ東西線高田馬場駅下車3番・5番出口より徒歩5分

◆対象者:40歳代までの会員限定

◆参加費・定員:1名につき3,000円・定員30名(定員になり次第締切)

◆要予約:03-3205-2999(担当:社保学術部)

※平成25年度日本歯科医師会生涯研修2単位の登録を予定しています。

2013/9/26&10/31 第2・4回ドクター・スタッフ講習会/内容は両日とも同じです 「シャープニング実習とスケーリング・ルートプレーニング」

第2・4回ドクター・スタッフ講習会

 毎年ご好評を頂いておりますシャープニング実習とスケーリング・ルートプレーニングの講習会です。

 スケーリング・ルートプレーニングとキュレットなどについての講義を行い、分度器やルーペなどを使用しながら実際の研ぎ方を学びます。

 あらためて今、シャープニング、スケーリング・ルートプレーニングを基本から学びたい歯科医師・歯科衛生士の方のご参加をお待ちしております。

 

◆テーマ:シャープニング実習とスケーリング・ルートプレーニング

 

◆日 時:9月26日(木) or  10月31日(木) 午後6時30分~9時

 

◆講 師:小田茂氏(東京医科歯科大学) 他

 

◆会 場:東京歯科保険医協会・会議室

     住所:東京都新宿区高田馬場1-29-8 新宿東豊ビル6F

電話:03―3205―2999

 

◆交 通:JR山手線・西武新宿線高田馬場駅下車戸山口より徒歩5分、メトロ東西線高田馬場駅下車3番・5番出口より徒歩5分

◆対象者:歯科衛生士・歯科医師

 

◆定員・参加費:定員32名・1名につき8,000円

 

◆要予約:TEL 03-3205-2999(スタッフ教育部)

※両日とも同じ内容となっておりますので、どちらか1日お選び下さい。

※1診療所のべ2名まで。必ずお電話にてお申し込みください。

★第4回学術研究会(集中講習)これだけは知りたい! 有病者の歯科治療★

★第4回学術研究会(集中講習)これだけは知りたい! 有病者の歯科治療★

 

社会の急速な高齢化に伴い、全身的な疾患を持ついわゆる有病者が歯科医院を受診する機会が増えています。このような患者さんが歯科治療を安全かつ適切に受けられるように、しっかりした体制を整えておく必要があります。

歯科治療総合医療管理料に規定する疾患として、高血圧性疾患、虚血性心疾患、不整脈、心不全 喘息、慢性気管支炎、糖尿病、甲状腺機能障害、副腎皮質機能不全、脳血管障害、てんかん、甲状腺機能亢進症、自律神経失調症、骨粗鬆症(BP製剤)、慢性腎不全(透析患者)があります。このような疾患を有する患者さんの歯科治療では、医科との連携が必要な場合が少なくありません。また、偶発症発生の危険も高く、その予防や対応の準備も必要です。スムースな診療連携と安全な歯科治療を行うために必要な基本的ポイントを解説します。    (講師より)

◆テーマ:第4回学術研究会(集中講習)これだけは知りたい! 有病者の歯科治療

◆日 時:10月27日(日) 午前10時~午後4時

◆講 師:野口いづみ 氏(鶴見大学歯学部准教授、日本歯科麻酔学会評議員・指導医、日本障害者歯科学会認定医、日本登山医学会理事)

     中川洋一 氏(鶴見大学歯学部講師、日本歯科薬物療法学会編集委員会委員長、日本口腔外科学会認定口腔外科専門医・指導医)

 ◆会 場:明治大学・リバティータワー1011号室

     住所:東京都千代田区神田駿河台1-1

     電話:03―3296―4545

◆交 通:JR総武線・中央線御茶ノ水駅下車「御茶ノ水橋口」より徒歩3分、東京メトロ丸の内線 御茶ノ水駅下車「出口1または出口2」より徒歩3分、東京メトロ千代田線新御茶ノ水駅下車「B3またはB5出口」より徒歩5分、東京メトロ半蔵門線・都営新宿線・都営三田線神保町駅下車「A5またはA7出口」より徒歩5分

◆定員・参加費:250名(※ご参加は会員、およびそのスタッフに限ります)、1名につき4,000円(昼食代含む)

◆要予約:03-3205-2999(社保学術部)

※平成25年度日本歯科医師会生涯研修の登録を予定しています。

★第3回学術研究会★

★第3回学術研究会★

保険の範囲でもパーシャルをここまでやろう

歯科診療室に来院する欠損歯列患者のほとんどが保険の範囲での欠損補綴

治療を希望して来る。経済的に豊かな人たちにも、そうでない人たちにも学理的に正しい、健康回復に効果のある欠損補綴治療を行うのが我々臨床医のスタンスである。

それでは、学理的に正しい治療とはどのような事項で、どんな点に留意して治療にあたるべきなのだろうか。今回はおもにクラスプ義歯をツールとする治療について最新のスタンダードを提示したい。         (講師より)

◆テーマ:保険の範囲でもパーシャルをここまでやろう

◆日 時:9月19日(木) 午後7時~9時30分

◆講 師:五十嵐順正氏(日本補綴歯科学会歯科補綴専門医・指導医・名誉会員、東京医科歯科大学歯学部元教授)

◆会 場:文京シビック小ホール

     住所:〒 東京都文京区春日1-16-21文京シビックセンター2F

電話:03―5803―1100

◆交 通:東京メトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅4b・5番出口徒歩3分、都営地下鉄三田線・大江戸線春日駅(文京シビックセンター前)文京シビックセンター連絡通路徒歩3分、JR中央・総武線水道橋駅徒歩8分

◆参加費:会員無料、同伴者は1名につき1,000円、未入会員8,000円

◆予約不要:当日は会員証を受付にご提示下さい。

 ※平成25年度日本歯科医師会生涯研修3単位の登録を予定しています。

★学術研究会ビデオ上映会★

★学術研究会ビデオ上映会★

「歯内療法を成功に導くために、まず行うべき基本中の基本とは?」

研究会に参加された先生方から「参加できなかった分の研究会のビデオを診たい」というご要望を多くいただきました。そこで2012年度の4回学術研究会の中で、362名と最も多くの参加者を集めた研究会のビデオ上映会を開催します。もう一度聴きたいという方もぜひこの機会にご参加下さい。

◆テーマ:2012年度第4回学術研究会「歯内療法を成功に導くために、まず行うべき基本中の基本とは?」

◆日 時:9月28日(土) 午後7時~9時30分

◆講 師:澤田則宏氏(新宿区開業)

◆会 場:東京歯科保険医協会 会議室

     住所:新宿区高田馬場1-29-8新宿東豊ビル6階

     電話:03―3205―2999

◆交 通:JR山手線・西武新宿線・東京メトロ東西線高田馬場駅より徒歩5分

◆定員・参加費:40名・会員無料、同伴者は1名につき1,000円

     ※未入会員は8,000円(当日までに入会の場合は入会金と初月会費に充当)

◆要予約:TEL 03-3205-2999 担当:組織部

 ※一部、画面が見づらい部分や音声が聞き取りづらい部分がございますがご容赦ください。

第2回未経験スタッフ講習会を開催

第2回未経験スタッフ講習会を開催

7月22日、協会会議室で「未経験スタッフのための基礎講習」が開催された。講師は協会役員が務めた。参加人数は37名。4月22日に続き、今年度2回目の同講習会となっている。歯科業界での勤務経験のないスタッフの方を対象に歯科の基礎を知っていただくための講習会で、毎回人気の講習会となっている。教材は、スライドとデンタルスタッフのための歯科保険診療ハンドブック。また、診療所で覚えておきたい語句・略語というポケットサイズの単語帳も配布している。カルテの種類、保険証の見方、歯と歯周組織の構造や、歯式の読み方、むし歯の段階、むし歯の治療、歯周病の治療、欠損補綴(義歯、インプラント)についての講義。バキュームの操作方法、セメント練和などの動画などわかりやすいと好評をいただいている。

 

 内田剛也氏をお呼びし、第2回学術研究会を開催しました

 内田剛也氏をお呼びし、第2回学術研究会を開催しました

2013年第2回学術研究会pix3

 内田剛也氏(川崎市開業、日本歯周病学会評議員・指導医・専門医)を講師に招き、第2回学術研究会を開催しました。今回は「歯周基本治療で改善しない原因と対応~フラップするとき、しないとき~」をテーマに、日常診療で良く行われる歯周治療について自身の豊富な症例を踏まえ、講演をして頂きました。当日はドクターのほか、スタッフと一緒にご参加された会員も多く、246名が参加しました。

 参加者からは、「素晴らしい臨床例をたくさん見せて頂いてよかったです」「歯周病治療において色々と再確認できてよかったです。」など声が寄せられ、大変好評であった。

 次回、8月には学術ベーシック講座を8月3日(土)・8月24日(土)に、また9月には五十嵐順正氏(日本補綴歯科学会歯科補綴専門医・指導医・名誉会員、東京医科歯科大学歯学部元教授)を講師にお招きし「保険の範囲でもパーシャルをここまでやろう」をテーマに開催する予定です。詳しくは研究会のご案内ページをご覧下さい。