2018年度第46回定期総会を開催

2018年度第46回定期総会を開催

協会は昨日6月10日、中野サンプラザで2018年度第46回定期総会を開催した。

定期総会は「総会」、「記念講演」、「懇親会」の3部構成で行われたが、総会では2017年度の活動報告、決算報告が行われたほか、歯科医療界を取り巻く諸情勢についての説明が行われるとともに、2018年度の活動計画案、予算案の説明が行われ賛成多数で承認された。さらに、選挙管理委員が承認されたのち、決議が採択された。

◆協会会長そして歯科医師、さらに研究者の一面も覗かせた記念講演

続く記念講演では、会長の坪田有史会長自らが演者となり、「2018年歯科診療報酬改定の考察と今後の展望」と題して講演を行った。

その中では、まず、「2018年歯科診療報酬改定の考察」として、今回の改定の背景の説明と各項目の実際を解説。さらに、各項目の実際や協会の対応状況を説明。

また、関係省庁への必要な働きかけを始めていることとその内容などについても説明し、協会会長のみならず、開業歯科医師として今次改定の評価や必要な今後の対応などについての認識を示した。

そのほか、過去の経験から歯科保険材料の保険適応の流れや品目の承認に関する実情にも言及した。

さらに「今後の展望」として、歯科医師や歯科衛生士、歯科技工士の需給問題や院内感染対策など、歯科医療界の実情と対応状況、今後の展望を解説したほか、歯科医療費の総枠拡大など、協会として取り組む課題や今後の活動の方向、事業などにも言及した。

続く懇親会では、国政や都政に携わる政界からの来賓も多数参集いただき、さまざまな情報交換なども繰り広げられるなど、非常に活気のある時間が流れた。

坪田有史会長

盛会だった懇親会会場