第1回新点数説明会/新点数説明会に1,300名超 多岐にわたる変更点を解説

1回新点数説明会/新点数説明会に1,300名超 多岐にわたる変更点を解説

協会は410日、2026年度診療報酬改定に伴う第1回新点数説明会を文京シビック大ホールで開催し、会員やスタッフほか1,358名が参加した。大勢の会員やスタッフが一堂に会し、2階席まで埋まる中、参加者は熱心にメモを取り、質問は多数に及ぶなど、活気のある説明会となった。

冒頭、早坂美都会長が挨拶に立ち、今次改定について「協会が求めていた項目や現場からの意見が反映された改定であったことは評価できる。しかし、診療報酬の本体は3.09%の引き上げとされたものの、その多くは賃上げ分など使途が限定されている。歯科医療の充実につながる技術料に相当した引き上げ分は、わずか0.31%にとどまった。説明会を通して日本の医療はどのような方向に向かっていくのか、国は歯科に対して何を求めているのか、先生方と共に考えていきたい」と訴えた。

また、政府が77成分・約1,100品目の薬剤について、特別の料金(薬剤費の25%)として患者に追加負担させることに対しては反対の意思を表明し、「ストップ!患者負担増請願署名」への協力を呼びかけた。

本橋昌宏副会長(社保・学術部長)

濱﨑啓吾理事(社保・学術部)

続いて、講師の本橋昌宏副会長(社保・学術部長)が基本診療料からリハビリテーションまで、濱﨑啓吾理事(社保・学術部)が処置から有床義歯、施設基準まで、冊子「2026年改定の要点と解説」を基に、今次改定の詳細を解説した。

その後には参加者との質疑応答が行われ、新設された口腔機能実地指導料(口指導)や算定単位と要件が変更された新製有床義歯管理料(義管)、再編された歯科口腔リハビリテーション料1(歯リハ1)、歯周病継続支援治療(SPT)のほか、ベースアップ評価料、歯科技工所ベースアップ支援料に関する質問が相次いだ。

終了後、参加者からは、「新点数説明会には毎回参加している。分かりやすくて感謝している」「次回の説明会も期待している」などの感想が寄せられた。

新点数説明会は本説明会を含め、計3回開催する。521日の第2回新点数説明会は疑義解釈や記載要領などを含め6月からの保険請求時の留意点をテーマとし、527日の第3回新点数説明会は在宅歯科医療に関する内容を中心に改定のポイントを解説する。

説明会の模様は、デンタルブック内でオンデマンド配信を行う。第1回はすでに配信を開始しており、第23回は6月上旬までに配信を予定しているため、改定内容の理解を深め、算定漏れがないようご活用いただきたい。