歯科衛生士雇用も話題に/第3回メディア懇談会を開催

歯科衛生士雇用も話題に/第3回メディア懇談会 

協会は9月13日、第3回メディア懇談会を開催した。今回の話題は、東京都に提出した「平成26年度東京都予算等に関する要望」の内容のほか、10月末まで行われる「保険診療への消費税『ゼロ税率』を求める院長署名」と「いつでも、どこでも、誰もがお金の心配をせず『保険で良い歯科医療』の実現を求める請願署名」の署名2件の実施状況について。さらに、10月27日開催の「歯科決起集会」の紹介などが行われた。協会からは、呉橋美紀副会長と広報部長を兼務する藤野健正副会長、および事務局が参加した。

話題提供後の議論の中では、参加者から都立病院の歯科・歯科口腔外科が廃止されている現状や、歯科衛生士を雇用できない実情、院内技工の減少傾向、可能な範囲での歯科助手活用などについて意見が出された。これらの問題については、「看護師の再就職を行政がテコ入れしているように、退職した歯科衛生士が再就職できるような仕組みが必要」「モラルの問題以前に構造的な欠陥が横たわっている」「歯科診療報酬は低すぎることが問題」などの声があがった。

そのほか、共済部担当でもある呉橋副会長から、7年ぶりに募集再開となった保険医休業保障共済保険について説明が行われた。