年別アーカイブ: 2014年

2015/06/25 社保研究会

社保研究会

☆テーマ「これを知れば怖くない!「高点数指導」「4月からの電子請求の審査」」

◆内 容 「高点数個別指導を避けるため点数を下げた方が良いか」との相談が協会に多く寄せられます。しかし、実は、点数を下げるために萎縮診療をする必要はありません。それはなぜでしょうか?今回は、その仕組みを分かりやすく解説します。また、4月からの電子請求義務化に伴って見られる「歯周病患者のレセプト返戻」など特徴的な返戻もお話いたします。高点数指導や4月からの電子請求の審査に不安がある方はぜひご参加ください。

◆日 時 6月25日(木) 午後7時~9時30分

◆講 師 協会講師団

◆会 場 渋谷区文化総合センター大和田・4階さくらホール

交 通 JR・東急・東京メトロ渋谷駅下車徒歩5分

◆参加費 会員無料(同伴者1名につき1,000円、未入会員8,000円)

◆予約不要 当日は会員証を受付にご提示ください。

※2015年度日本歯科医師会生涯研修3単位の登録を予定。

さくらホール250pix

2015/07/30 医事紛争対策講習会

医事紛争対策講習会 ―年2回義務付けられている医療安全講習会に該当

☆テーマ「失敗しない患者トラブルの初期対応 ~突然のカルテ開示、対応できますか?~」

◆内 容 日常診療の現場では、ほんの些細なトラブルからカルテ開示、さらには個別指導にまで発展する可能性があります。また、年2回の医療安全講習を受けていないとトラブルの拡大に繋がりかねません。万が一紛争に至った場合でも、最小限に止めるには適切な対応が必要です。今回、医事相談に取組んできた長い歴史と経験を持つ京都府保険医協会より講師をお招きして、リアリティーある紛争事例の紹介や初期対応方法を講演して頂きます。

◆日 時 7月30日(木) 午後7時~8時45分

◆講 師 丹生文夫 氏(京都府保険医協会事務局)

◆会 場 エムワイ貸会議室 高田馬場 (東京歯科保険医協会 隣接ビル)

◆対象者 会員、スタッフ

◆参加費 会員、スタッフいずれも1名につき3,000円(テキスト代2,000円含む)

◆定 員 200名(全国でも大変好評な講習会のため、先着順とさせていただきます)

◆要予約 電話 03-3205-2999(担当:医事相談部)

※修了証の発行は、会員本人に限らせて頂きます。

協会・エムワイ貸会議室 地図

【政策委員長談話】 / 「衆議院総選挙の結果の先は」

【政策委員長談話】

「衆議院総選挙の結果の先は」

安倍首相は消費税10%の先送りを決め、国民に信を問うとした12月14日の総選挙は、自民党が291議席、公明党35議席と、与党が3分の2を超える勝利となった。「アベノミクスこの道しかない」として経済を前面に出し、原発再稼働、集団的自衛権、TPP、身を斬る改革など、野党の主張は大きな争点とはならず、戦後最低の投票率52.6%も追い風となり、2012年からの2年間に加え、4年間の長期政権のカードを手に入れたといえる。

12年の総選挙で生まれた第三極は、2年の間に四分五裂となり、大きく後退してしまった。一強多弱の構図は変わらず、政権を争う野党勢力は存在しないこととなってしまった。大きく議席を伸ばしたのは共産党だが、政権獲得に近いわけではない。野党のだらしなさに、政権に対する批判票の受け皿となったことが大きいと思われる。

最低の投票率は無党派層の参加が減少したためと思われるが、協会の会員はアンケートから見ても無党派層が五割を超え、投票に行かれる率も高いが、今回の選挙は苦渋の選択を強いられたと思われる。

1994年から始まった小選挙区制は20年を経過している。この間、政権交代の振り子が大きくなっている。得票率と議席獲得数とのギャップは大きいままで、今回、自民党は連勝したことにより、強い指導力を手に入れたこととなる。低い投票率の結果、政府への白紙委任に近い状態が生まれている。これがどういう結果を社会保障にもたらすのか注視し、必要に応じ声を上げていかなければならない。

2014年12月16日

東京歯科保険医協会

政策委員長 中川勝洋

2014年衆院総選挙/歯科医療界から渡辺氏・白須賀氏・比嘉氏の3候補が2回目の当選果たす

2014年衆院総選挙/歯科医療界から渡辺氏・白須賀氏・比嘉氏の3候補が2回目の当選果たす

昨日12月14日、衆院議員総選挙投開票行われた。本日12月15日(月)午前9時時点では、全475議席中、当選議員数は自民党291、民主党73、維新の党41、公明党35、共産党21、社民党2、生活2、次世代2、改革0、無所属他8―となっている。

今回の衆議院総選挙には、歯科医療界からは、渡辺孝一氏(自民党、北海道ブロック比例)、白須賀貴樹氏(自民党、千葉県13区)、新原秀人氏(維新の党・兵庫県3区)、比嘉なつみ氏(自民党・沖縄3区⇒※重複比例復活)の前衆院議員4氏が立候補したほか、前参議院議員の大久保潔重氏(民主党・長崎県2区)が立候補、さらに新規立候補として長谷川嘉一氏(民主党・群馬県3区)の合わせて6名の歯科医師が立候補した。

本日12月15日午前10時時点では全選挙区で開票済みとなっており、当選者は確定している。上記立候補者6氏の中の当選者は、渡辺・白須賀候補・比嘉候補の3名にとなり、新原氏は議席を守ることができなかったほか、大久保・長谷川の2氏は、議席獲得はならなかった。

衆院総選挙に1月号で対応へ/ホームページのスマホ閲覧が面もPC画面と同じ様式に変更へ/第9回広報・ホームページ部会を開催

衆院総選挙に1月号で対応へ/ホームページのスマホ閲覧が面もPC画面と同じ様式に変更へ/第9回広報・ホームページ部会を開催

12月3日、第3回広報・ホームページ部会が開催されました。今回の部会では、12月号の講評と通信員からのアンケート結果の比較のほか、衆議院総選挙や消費税増税を中心とした情勢について議論を加えました。

また、機関紙2015年1月新年号では、当初、今臨時国会開催中に紹介議員を通じて国会に提出する予定だった「医療機関ゼロ税率会員署名」「窓口負担引き上げ反対患者署名」の2署名が、来年1月開催の通常国会への提出延期と署名活動が継続されることとなったため、機関紙1月号では、署名継続協力への呼びかけを改めて掲載することを決めました。そのほか、総選挙後に協会の政策委員長「談話」が発表されるため、1月号にそれを掲載すること。および1月9日(金)開催の第5回メディア懇談会の話題として取り上げるほか、発表日時を指定して関連メディアに談話を送付することも決めています。また、消費税増税問題についても引き続き会員に周知を図る観点から、解説記事を掲載することになりました。さらに、1月号のカラー4・5面には、中医協会長の森田朗氏のインタビューを掲載することもあり、5面には、当協会としての歯科医療についての「主張」を掲載することを決めました。1月号は、総選挙に関する談話、消費税問題の解説、歯科医療の将来への「主張」。さらに森田中医協会長インタビューと、ボリューム満点の構成となりますので、ご期待ください。

そのほか、協会ホームページに関して、スマートフォンほか、さまざまな端末が流通、利用されており、広報部担当理事、部員から「それらの画面で協会ホームページを閲覧する際、現行のスマホ専用画面では利用しにくい」との指摘があり、端末を使って閲覧する際も、PC画面と同じものが掲示されるスタイルに改めることとなりました。この作業は、早急に進めます。

衆議院選挙で歯科医師の6氏が立候補/前衆院議員4氏と前参院議員1氏・新規立候補1氏

衆議院選挙で歯科医師の6氏が立候補/前衆院議員5氏と前参院議員1氏・新規で1氏

12月2日、衆院議員選挙が公示された。投開票は12日後の12月14日(日)。歯科医療界との関連では、前衆議院の①渡辺孝一氏:前回当選時/自民党北海道ブロック比例、②白須賀貴樹氏:導/自民党・千葉県13区、③新原秀人氏:同/維新の党・兵庫県3区、比例復活、④比嘉なつみ:同/自民党・沖縄3区―の5氏が立候補した。
また、前参議院議員の大久保潔重氏(同/民主党・長崎県2区)も立候補しているほか、民主党から新人の長谷川嘉一氏(群馬県3区)が新たに立候補している。。
今回の総選挙では、歯科医療界からは6氏が立候補したこととなり、関係者の注目を集めている。

国会議事堂

「患者紹介ビジネス」によるトラブルにご注意ください

「患者紹介ビジネス」によるトラブルにご注意ください

「スマートフォン向けの販促アプリを使って患者紹介を行う」といったサービスを提供する業者と開業歯科医がトラブルになる事例が、東京を含め全国の各協会に寄せられています。

報 告のあった事例では、サービスを受けるにあたっては関連機器(サーバーやパソコンなど)のリース契約を結ぶことが前提になっています。こうした契約内容で は、サービス提供業者がなんらかの事情により、サービスの提供をできなくなった場合でも、機器のリース料金全額の支払い義務は残ります。リース契約は途中 で解約できないことが原則となっています。

こうした患者紹介を謳う事業者に安易に飛びつき、リース契約に伴うデメリットを見過ごすことのないよう、十分にご注意ください。

アルファラインジャパン図

「患者紹介ビジネス」によるトラブルにご注意ください

「患者紹介ビジネス」によるトラブルにご注意ください

「スマートフォン向けの販促アプリを使って患者紹介を行う」といったサービスを提供する業者と開業歯科医がトラブルになる事例が、東京を含め全国の各協会に寄せられています。

報告のあった事例では、サービスを受けるにあたっては関連機器(サーバーやパソコンなど)のリース契約を結ぶことが前提になっています。こうした契約内容では、サービス提供業者がなんらかの事情により、サービスの提供をできなくなった場合でも、機器のリース料金全額の支払い義務は残ります。リース契約は途中で解約できないことが原則となっています。

こうした患者紹介を謳う事業者に安易に飛びつき、リース契約に伴うデメリットを見過ごすことのないよう、十分にご注意ください。

アルファラインジャパン図

小児歯科医療の勘どころを解説/第4回学術研究会で丸山進一郎氏が

小児歯科医療の勘どころを解説

 11月20日、文京シビック小ホールにて小児歯科をテーマとした第4回学術研究会「みんなで考えよう子どもたちの口の健康-小児歯科医療の勘所-」を開催しました。講師は丸山進一郎氏(品川区開業、日本小児歯科学会理事・専門医指導医、全国小児歯科開業医会会長)をお招きし、

最近の小児歯科界の現状や小児患者への対応、保護者とのコミュニケーション等をご講演頂きました。また、小児歯科臨床において身につけておきたいコツをう蝕治療や咬合誘導など分野分けをして丁寧な解説をされました。

 当日は、久しぶりに降る雨の中にも関わらず160名を超える参加がありました。

 

来年は周術期研究会を開催

来年2月10日(火)には、全国でも講演を行っております片倉朗先生(東京歯科大学オーラルメディシン・口腔外科学講座教授)による周術期研究会を同会場で開催いたします。がんや全身疾患等をもつ患者の口腔機能管理の方法や医科医療機関への適切な情報提供などについてご講演いただく予定です(12月機関紙をご参照下さい)。ぜひ、多くの会員・スタッフの方のご参加、お待ちしております。

5年に1度の「会員の実態と意識」を中心に議論/第4回メディア懇談会を開催

5年に1度の「会員の実態と意識」を中心に議論/第4回メディア懇談会を開催

 

11月14日、協会会議室において2014年度第4回メディア懇談会を開催(通算48回目)。通算ではメディア側の参加は4社・4名。協会からは濱克弥副会長、司会として広報部長の坪田有史理事および事務局が参加した。

今回の主な話題は、協会で5年に1度行うアンケート「会員の実態と意識調査」や衆議院の解散総選挙を目前にした最近の情勢などであった。

 メディア側から会員の実態と意識調査については、貴重なデータであるから大切にしてほしいと評価された。また,診療報酬改善で重視すべき点を問う設問において「在宅歯科医療に対する評価の引き上げ」の選択者数が少ないことに対して、協会や会員は在宅歯科医療を創りあげていく心づもりで積極的に取り組んでほしいとの意見が出された。

 情勢については、現在,歯科医師の衆議院議員が4名いることが話題となり,衆議院選挙を前提に今後アプローチする議員やその方法についての議論に及び、意見を交わした。

その他、「歯と健康フォーラム」「秋の署名活動の状況」についても取り上げられた。

 

みんなで考えよう子どもたちの口の健康-小児歯科医療の勘所-/第4回学術研究会を開催します

第4回学術研究会を開催します/テーマは「みんなで考えよう子どもたちの口の健康-小児歯科医療の勘所-」

◆内容 2014年度の保険改定で「フッ化物局所応用に関する評価の見直し」や「小児保隙装置の評価」、「乳歯 義歯の適応拡大」が導入され、小児にスポットが当たりつつあるのでしょうか。本協会の学術研究会では、しばらく小児歯科を取り上げていなかったそうで、今 回、私に機会を与えられました。診療所に初めて来院する保護者と小児患者さんをイメージしながら、対応のポイントや治療の工夫、紹介する場合のターニング ポイントなど、私の経験を踏まえてお話したいと考えています。そして、歯科医師レベルで子どもの育ちを考える機会になれば幸甚です。                                                                    (講師より)

◆日  時 11月20日(木) 午後7時~9時30分
◆講  師 丸山進一郎氏(品川区開業、日本小児歯科学会理事・専門医指導医、全国小児歯科開業医会会長)
◆会  場 文京シビック小ホール:文京区春日1-16-21

◆交  通 JR中央・総武線「水道橋」駅、東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園」駅、都営地下鉄三田線・大江戸線「春日」駅下車
◆参加費 会員無料(同伴者1名につき1,000円、未入会員8,000円)
◆予約不要 当日は会員証を受付にご提示ください。
 ※2014度日本歯科医師会生涯研修3単位の登録を予定。

文京シビックホール最新地図400pix

浅野まみこさんが「食選力の5カ条」を紹介/第8回「歯と健康」フォーラムを開催

「食選力の5カ条」を紹介/第8回「歯と健康」フォーラムを開催

11月14日、全国町村会館において第8回「歯と健康」フォーラムを開催しました。今回の講師は、株式会社エビータ代表取締役で管理栄養士・健康運動指導士の浅野まみこ氏。講演テーマ「きたえよ食選力~コンビニ食・外食でも人生は100倍楽しめる」に強い関心を抱いた一般者参加を中心に160名余りが参加した。
事前の申し込み状況から、一般からの参加が大部分で、しかも世代的には40代以前の参加者が多いことが把握できていたため、講演内容もその年齢層に配慮いただくなど、準備を整えて開催しました。


◆医療保険制度が予防にシフトするように
協会の川戸二三江理事の司会の下、開会に先立ち、まず、松島良次会長が挨拶し、歯や口腔の疾患の治療もさることながら、予防することはもっと大事なものの、現行の医療保険制度では予防には保険が利かないため、保険を何とかシフトさせる必要性があることを指摘しました。次に、濱﨑啓吾理事が歯の役割についてオープニングトークを行い、噛むことの効用として肥満予防、脳の発達と認知症予防、虫歯や歯周病予防、胃腸の働き促進など8つを紹介しました。

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◆浅野まみこさん講演の柱

浅野さん150pixCIMG4252浅野まみこ氏はその講演の中で、和食の選び方、食べ方から、和食の食材に含まれる塩分への注意、主食、副菜、汁物を食べる順序、また、同じ野菜、肉、魚であっても、脂質の違いや目的別の食材の摂取、丼物よりも定食スタイル、野菜ジュースの効用、玄米や雑穀米の効用、野菜の1日分摂取量350gの採り方…など、日常生活、食生活上の留意点を分りやすく平易な言葉で説明。講演途中では、三枝択一式のクイズ形式で参加者の注意を誘うなどの手法で会場を沸かせました。そして最後に、「食選力の体づくり5カ条」として、①「噛むメニュー」を選ぶ、②定食スタイルで、バランスごはん、③食事の最初に野菜を食べる、④油の質にこだわる。マーガリンはNG、⑤みえない等の採り過ぎに注意―と呼びかけました。終了後の質疑も参観に行われ、浅野さんと濱﨑理事が丁寧に回答。予定時間を大幅に上回る盛り上がりを見せ、終了後にも、浅野氏に個別に訪ねる参加者も多数にのぼるなど、盛会裏に終了しました。

新たに通信員6名増員/第8回広報・ホームページ部会を開催

☆新たに通信員6名増員/第8回広報・ホームページ部会を開催 ☆

11月5日(水)午後8時~10時15分まで、第8回広報・ホームページ部を開催しました。今回の部会では、現在、45名に登録いただいている通信員について、新たに6名を増員し51名としました。通信員の会員先生方には、毎月機関紙に関するアンケートを行うとともに、普段ではなかなか聞くことのできない一般会員から機関紙、さらには協会活動への声を、より広く深く把握し、今後の機関紙編集と協会活動に役立てさせていただいております。そのご意見の一部は機関紙紙面の「通信員便り」で紹介させていただいております。

◆重要な情勢問題は機関紙で紹介へ

そのほか、前回部会以降の1ヶ月間の情勢に関しては、衆議院の解散が行われる可能性が観測されており注意が必要なこと、社保審医療保険部会で検討されているレセプトデータ分析による「データヘルスの推進」が歯科にも影響してくること、新規個別指導持参物に関する厚生労働省通知の内容について、2014年度診療報酬改定時に設置された地域医療介護総合確保基金(904億円)の東京都支出金額とその内容について、2015年度概算要求案では社会保障制度ががばひろく削減される危険があること、総務省による家計調査が6ヶ月連続マイナスを算出したことと景気悪循環、消費税の10%増税見送りがほぼ確定的になったこと、中医協における「患者申出療養(仮称)」議論―などについて議論と意見交換を行っています。その中で会員向けに重要と思われる持参物に関する厚労省通知などの概要を機関紙12月号で紹介することとしました。

◆機関紙12月号の内容関連

機関紙12月号の編集計画に関しては、11月16日(日)開催の第8回「歯と健康」フォーラム、会員実態アンケート調査結果概要、経税・スタッフ教育部決定による特報「年末調整の留意点」掲載のために経営・税務相談Q&Aを休載すること、「ひよっこ料理人」「玄米せんせいの弁当箱」「家裁の人」の作者である魚戸おさむ氏インタビューなどを掲載することを確認しました。編集開始までの間、国会では衆議院解散の可能性が観測され始めているなど、情勢が流動的な点に対処するため、機関紙掲載記事の変更、差替えがなど柔軟な対応を図ることとなりました。

◆ホームページ関連

ホームページに関しては、引き続き歯科医療関連の医政ニュースや各部開催の講習会を掲載していくほか、その掲載件数そのものを増やす工夫をすることを確認し、11月13日(木)に開催される第14回理事会で各部に対してさらなる協力を呼びかけることとしました。また、歯と健康フォーラムの申込者225名(11月5日現在)のうち、35%に当たる79名がホームページのフォームからの申し込みであることも報告し、一般からの参加者がかなり協会ホームページを閲覧しているほか、この種の行事への参加者募集に関し、ホームページを活用することが有効な手段であると分析しました。

◆メディア懇談会の開催について

今年度の第4回メディア懇談会を11月14日(金)に開催します。出席を呼びかけたメディアの参加しかできませんが、今後は現在の専門誌中心だけではなく、範囲を広げていき右方向で検討していくこととなりました。なお、第4回懇談会は通算48回目に当たり、今年度最後の2015年3月開催時には、通算50回目を迎えます。メディア懇談会は、協会からの情報発信のみに留まらず、参加メディアから様々な指摘をいただいたり、歯科医療界の各種情報などを参加者が同じ視点で議論するなど、多彩な活動を行っております。

出産・育児休業期間の給付金/機関紙2014年11月1日号(№536号)より

出産・育児休業期間の給付金/機関紙2014年11月1日号(№536号)より

 

質問 当院女性スタッフが妊娠し、出産ぎりぎりまで仕事をしたいと申し出てきたが、そのようにしてよいか。

回答 労働基準法では「6週間(多胎妊娠の場合は14週間)以内に出産する予定の女性が休業を請求した場合においては、その者を就業させてはならない」と定めています(第65条第1項)。したがって、スタッフご本人が働きたいと申し出た場合は就業させても問題ありません。

 

質問 このほどスタッフが出産した。早く職場復帰してほしいが、いつ頃から復帰してもらえば問題はないか。

回答 労働基準法では、「産後8週間を経過しない女性を就業させてはならない」と定めています(第65条第2項)。これはご本人から休業の請求の有無にかかわらず適用されますのでご注意ください。なお、同じ条文では「ただし、産後6週間を経過した女性が請求した場合において、その者について医師が支障がないと認めた業務に就かせることは、差支えない」と定めていますので、主治医の診断書などで職場復帰を判断していけばよいと考えられます。

 

質問 産前・産後の休業を取得した場合、その賃金を支払わなくても問題ないか。また支払わない場合、代替策はないか。

回答 産前産後の休業期間については、賃金を支払わなくても問題ありません。また、そのスタッフが健康保険の被保険者の場合健康保険制度の中の出産手当金という給付金を請求できます。これは賃金の2/3相当額が支給されるものです。もし休業期間中に賃金が一部支払われていた場合、2/3相当額と賃金の差額が支給されます。なお、国民健康保険の場合、保険者にもよりますが、出産手当金制度がないことが多いようです。

 

質問 出産後、女性スタッフ(正社員)が育児休業を申し出てきた。育児休業期間中に国から給付が出るそうだが、どのようなものか。

回答 雇用保険の被保険者が育児休業を取得する場合、育児休業給付金という給付金を子どもが1歳になるまでの間、請求することができます。なお、2014年4月以降の育児休業については給付額が休業前の賃金の67%が支給されます(休業後180日より後は50%)。なお、支給要件としては休業前2年の間、欠勤等がなく通常の勤務をした月が12ヵ月以上あることが必要です。また、休業期間中、賃金が支払われた場合、給付金が減額、あるいは不支給となります。また、休業期間中も雇用保険の被保険者、すなわち医院に雇用されていることが前提となりますので、十分注意してください。

産前産後の休業や、育児休業期間中の生活保障については、先生とスタッフがこうした制度の利用についてよく相談することをお勧めします。生活保障について安心して休業できるよう配慮することで、女性スタッフが医院に定着しやすくなるものと考えられます。

なお実際の請求にあたってはハローワークや協会けんぽ、あるいは当協会まで必ずご確認ください。

自分の技術に自信が持てるように/第3回ドクター・スタッフ講習会開催

自分の技術に自信が持てるように/第3回ドクター・スタッフ講習会開催

10月28日、協会会議室にて、東京医科歯科大学歯学部付属病院歯科総合診療部准教授の小田茂先生をはじめ講師陣にお越しいただき「シャープニング実習とスケーリング・ルートプレーニング」についてのベーシックコースを開催され、ドクター・衛生士32名が受講した。先月に引き続き本年度2回目のベーシックコースとなるが、今回も多くのキャンセル待ちが出ており、人気の講習会である。

前半は小田先生よりテキストを用いた講義が行われ、後半は、4つの班に分かれ、シャープニングや抜去歯を用いたスケーリングの実習を行った。受講者が積極的にわからないことを質問したり、マネキンを使用して、先生方が受講者の技術をチェックしたりなど、親身な指導が好評の理由と納得の研修会だった。

参加者からは「シャープニングに自信がなかったが、だいぶ自信が持てるようになった。」「明日からの臨床に役立てていきたい。」「他のスタッフにも今日学んだことを教えたい。」などこの講習会で学んだことを積極的に活かそうという感想があった。来月27日にはベーシックを受講済みの方を対象にした、アドバンスコースが開催される。

第8回「歯と健康」フォーラムを東京新聞10月23日号が紹介

第8回「歯と健康」フォーラムを東京新聞10月23日号が紹介

協会が11月16日(日)の午後2時から全国町村会館(東京・千代田区永田町1―11―35)で開催する第8回「歯と健康」フォーラムの参加者募集記事が10月23日(木)の「東京新聞」朝刊4面に紹介され、この記事をご覧になった方々から申し込みが相次いでいます。このフォーラムは事前予約制です。ご参加、ご興味のある方は、ぜひご予約下さい。

 ◆申し込み・お問い合わせはこのホームページのトップページからも行えます。または直接お電話下さい。

   ⇒ 03―3205―2999/担当:歯と健康フォーラム実行委員会

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SPTのポイントを分かりやすく解説/第3回学術研究会を開催/今年度最高の326名が参加

SPTのポイントを分かりやすく解説/第3回学術研究会を開催

10月16日、中野ZERO小ホールにて第3回学術研究会が行われた。講師は内山 茂先生(東京医科歯科大学臨床教授)を招き、「SPTを通して医院の総合力を磨く~PMTCから口腔ケアまで〜」と題して行われた。当日はスタッフの参加も多数あり、326名と本年度最多の参加者数であった。

講演ではSPTのポイントとして、「歯肉縁上のプラークコントロールの重要性」、「セルフケア用品は処方する時代」、「SPTの成果を上げる〜何を診て、何を行うのか」、「力のみかた〜アブフラクションとセメント質剥離」、「Periodontal Medicineと口腔ケア」の5項目について文献をあげながら話しがあった。

歯肉縁上のプラークコントロールの重要性

歯肉縁上のプラークコントロールが歯肉縁下の細菌数にまで影響を及ぼす事を示された後、歯肉縁上のプロフェッショナルケアの重要性を話された。「速くて一人前、やさしくて一流」と、プロフェッショナルケアの一流になることを目標に取り組んで欲しいとの言葉が印象的であった。

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セルフケア用品は処方する時代

セルフケア用品に関してこれからは症状やメンテナンス状況に合わせて「適材適症」に処方し、最終的には患者に選択をさせることが重要であることを話された。

SPTの成果を上げる何を診て、何を行うの

また、歯周治療後の歯周組織の付着様式は長い上皮性付着により治癒している場合が多く、非常に不安定である。長い時間が掛かるが、PMTC等の徹底的なプロフェッショナルメンテナンスとセルフケアによって上皮性付着を安定した結合組織性付着に置換させることが重要であることを話され、ここでは歯肉縁下のデブライトメントやケア発想の歯周治療についても話しをされた。

力のみかたアブフラクションとセメント質剥離

トゥースウェアについては酸蝕や摩耗に言及され、アブフラクションについても話しをされた。またセメント質剥離は直径3mmであれば再生の可能性があるとし、特に上顎前歯、下顎小臼歯に起きやすいが、力の問題に気付くことが重要であると話された。

Periodontal Medicineと口腔ケア

最近は全身疾患をもったリスクのある患者も多く、普通よりも口腔衛生レベルを高める必要があり、質の高い口腔ケアの技術が求められているとして講演を締めくくった。

歯周治療にはSPTやメンテナンスが欠かせない。しかし患者が増えるにつれ医院のキャパシティが求められてくる。講演でも語られていたが、SPTの重要性も含め、医院の総合力が求められることを感じさせられる講演であった。

 

次回の研究会は小児歯科治療研究会

11月20日(木)午後7時からは丸山進一郎 氏(品川区開業、日本小児歯科学会理事・専門医指導医、全国小児歯科開業医会会長)による小児歯科治療の勘所について文京シビック小ホールにてご講演頂きます。小児が泣いてしまった時の対応や、親御さんへの対応など講師の臨床経験に基づいた対応についてポイントを解説致します。テーマは「みんなで考えよう子どもたちの口の健康-小児歯科医療の勘所-」とし、スタッフの参加もできますので、ぜひご参加ください。

 

来年は周術期研究会を開催

来年2月10日(火)には、片倉朗先生(東京歯科大学オーラルメディシン・口腔外科学講座教授)による周術期研究会を開催いたします。がんや全身疾患等をもつ患者の口腔機能管理の方法や医科医療機関への適切な情報提供などについてご講演いただく予定です。

歯周病研究会「SPTを通して医院の総合力を磨く―PMTCから口腔ケアまで―」

歯周病研究会

SPTを通して医院の総合力を磨く―PMTCから口腔ケアまで―

 10月16日、なかのZERO小ホールにて、内山茂先生(東京医科歯科大学臨床教授、臨床研修医指導医)による「SPTを通して医院の総合力を磨く―PMTCから口腔ケアまで―」をテーマとした第3回学術研究会が開催されました。スタッフとともに参加される先生方が多く、会場は満員となりました。講演では、文献に基づく話は勿論、臨床に則した実践的な内容も多く含まれ、動画による解説も行われました。また、内山先生が実際に使用される製品などを紹介した他、豊富なサンプル・パンフレットが参加者に用意され、診療所に戻り試用する声なども聞こえてきました。

次回は、11月20日(木)、文京シビック小ホールにて、丸山進一郎氏(品川区開業、日本小児歯科学会理事、全国小児歯科開業医会会長)による小児歯科治療の勘所を開催します。「小児歯科治療は行わない!」という診療所は少ないと思います。ぜひ、ご参加いただき、明日からの小児歯科治療の対応等にお役立ていただければと思います。

会員からも指摘「指導の問題点」/多摩地区懇談会

会員からも指摘「指導の問題点」/多摩地区懇談会

 

◆カルテ記載をする努力を

9月27日に多摩地区懇談会を開催した。参加者は55名。「2014年度の高点数指導とその注意点」をテーマとし、前半は1時間の話題提供を本橋昌宏理事が行なった。「指導を逃れるために点数を下げる努力をするよりもカルテ記載をする努力をしましょう」と協会から説明を行なった。

◆会員からの声

後半は質疑応答を通し会員懇談を行った。懇談では、7名の会員から発言があった。「対象となる期間などを知らせないで行う指導はやはり問題があるのではないか」「再指導が何回か続いていた場合、その後はどうなるのか」など声が上がった。

 

◆今後の地区懇談会案内

※要予約。参加費無料。

○城南地区懇談会(大井町)

【日時】10月18日(土) 午後6時30分~8時30分

【会場】大井町きゅりあん(品川区総合区民会館)6F大会議室

    品川区東大井5-18-1

○城東地区懇談会(北千住)

【日時】11月29日(土) 午後6時30分~8時30分

【会場】北千住シアター1010(千住ルミディスⅠ番館)11F視聴覚室

    住所:足立区千住3-92

内山茂先生の歯周病セミナー「SPTを通して医院の総合力を磨く―PMTCから口腔ケアまで―」

 第3回学術研究会/ 内山茂先生の歯周病セミナー

☆テーマ 「SPTを通して医院の総合力を磨く―PMTCから口腔ケアまで―」

◆内 容 臨床で最も大切なことは総合力です。キュアとケアのバランス、チーム医療、SPT、炎症と力のコントロール、口腔ケアや周術期医療など、どれをとっても医院に総合的なパワーがないと成功しません。
今回はSPTに焦点を当て、SPTに関する最新の知見を紹介するとともに、それを通して医院の総合力を高めるための具体的なknow-howについて解説します。    
 ・歯肉縁上のプラークコントロールの重要性
 ・セルフケア用品は処方する時代
 ・SPTの成果を上げる―何を診て、何を行うか
 ・力の見方―アブフラクションとセメント質剥離
 ・periodontal medicineを理解して、院内のケア力をupする

                                        (講師より)

♥ 歯科医師の先生はもちろん、スタッフの皆様のご参加もお待ちしております ♥

 ◆日  時 10月16日(木) 午後7時~9時30分
◆講  師 内山茂 氏(東京医科歯科大学臨床教授、臨床研修医指導医)
◆会  場 なかのZERO小ホール
        住所:中野区中野2-9-7
        電話:03―5340―5000
◆交  通 JR中央線・総武線、東京メトロ東西線中野駅南口から徒歩8分
◆参加費 会員無料(同伴者1名につき1,000円、未入会員8,000円)
◆予約不要 当日は会員証を受付にご提示ください。
 ※平成26年度日本歯科医師会生涯研修3単位の登録を予定しています。

なかのZEROホール400pix

 

電子請求猶予終了に向けた審査の勘所と指導の現状を解説/第1回社保研究会

電子請求猶予終了に向けた審査の勘所と指導の現状を解説/第1回社保研究会

来年3月末で電子請求の猶予が終了になり、現在レセコンから紙レセプトを作成して請求している医療機関は電子請求か手書きレセプト請求への移行が必要になる。協会は今後本格化する電子請求を踏まえて、算定日情報による審査など実際の事例を元に、保険医が知るべき電子レセプトの審査の勘所について解説した。

また、2014年度集団的個別指導の対象者の下限値は1483点と1500点を割り込み、「初めて通知がきたが何がいけなかったのか」と不安がる声も聞かれる。協会は集団的個別指導の仕組みを解説した上で、個別指導でも問題ないと言えるために今注意すべき点を解説した。当日は202名が集まり、大変好評であった。

第7回広報・ホームページ部会を開催

第7回広報・ホームページ部会を開催

10月1日、第7回広報部会を協会会議室で開催しました。今回の部会の議論では、毎月発行している「東京歯科保険医新聞」の記事の書き方について、会員が読んですぐ分かるような書き方に努めるようにすること、各ページとも関連性ある記事で固めるように努めるとの指摘がありました。
その他、ホームページの記事をもっと提供する必要があること、新たに適格な通信員を増員すること…などが話題となりました。
また、新年号を見据えてのインタビュー候補者を絞り込み、有力3氏にアポイントを取り、実現に向けた交渉を始めることとしています。
11月号に関しては、秋の運動の集大成となるよう、10月23日開催の国会行動と「国民集会」を紙面に取り込むこと、最近公表された厚生労働省の医療費関連統計データのうち2012年度年計、2013年度年計について、特に歯科に関する全国と東京都部分を紹介することが指摘されています。

若手歯科医師向け学術ベーシック講座を開催!

若手歯科医師向け学術ベーシック講座を開催!

【第1回/画像診断】

8月30日、当協会会議室にて今年度第1回目の若手歯科医師向け学術ベーシック講座を「X線読像ベーシック講座〜オルソパントモとデンタル〜」と題し、品川区開業で当協会理事でもある相馬基逸氏を講師として開催した。当日は25名の参加があり、会場は大変盛況であった。

当日は講師が開業10年の間に遭遇したケースをテキストにX線写真を投影し、Q&A方式にて講演が行われた。X線の読像を中心に行われる講演会はあまりなく、今回のような内容を聞く機会は受講者にとっても貴重であったように感じる。

相馬理事150pix:ベーシックNo.1IMG_9470

相 馬氏は大学卒業後、口腔外科の医局に在籍していた経緯があり、その際経験した疾患も含めた読像のポイントが解説された。パントモ写真を読像する際は、患者 に主訴があると主訴の部位に目が行き、他の部位に見落としが出やすくなるため、すべての歯、歯槽骨の状態、上顎洞、下顎頭などの状態をひとつひとつ指さし 確認するように目を向けることや、それぞれの部位で確認が難しい場合は、デンタル写真を撮影し確認をしていく事などを話された。普段、講師が読像で注意し ているポイントを中心に、疾患ごと丁寧な解説があった。受講者からは日頃あまり目にしないような症例から、一般的な症例まで様々な症例を見ることができて 良かった、卒業後初のX線の勉強会でとても参考になった、普段見過ごしている画像診断が多々あると反省になった等、好評で続編を望む声もあった。

 

 

【第2回/歯内療法】

本橋理事150pix:ベーシックNo.2IMG_9525

続編を希望する参加者の声にお応えし、9月6日には昨年に引き続き本橋昌宏氏(荒川区開業、当会理事)を講師に「根管治療の基礎Ⅱ―根管形成から根管充填の基本的な手技を中心に―」を開催した。当日は、昨年の受講者の参加もあり、33名が参加した。

講 演では、勇気をもってしっかり天蓋を除去しなければはっきりとした根管が明示できないことや、天蓋を除去すると髄床底は側壁の象牙質より暗く見えること、 Coronal Flareの形成では常に根管の湾曲の外側を削り根管を直線的にすることなど、時には臨場感あふれる動画を交えて解説した。根管充填では側方加圧根充にあ たってアピカルシートや根管へのテーパー付与、メインポイントの選択・挿入・圧接、GPポイントの切断などポイントを6点に絞り説明した。また、根充後、 数年経過観察した症例などを示し、昨年よりさらに分かり分かりやすい内容となった。そのほか、ファイルや根管貼薬剤の紹介やその性能・効果にも触れ、講師 自ら使用した時の注意点やポイントを説明した。特に、参加者一人ずつが歯根管模型を用いてサイズ別のRT-ファイルの感触を確かめる場面では、微妙な感触 を何度も確認する姿が見られた。

学術ベーシック会場250pixIMG_9517

参加者からは、「細かい部分まで一通り学ぶことができた」「症例も多くみることができとても参考になった」「手技を細かく説明して頂いた」などの声が寄せられた。

 

 

 

 

◆ベーシック講座はこれからも開催します

ベーシックセミナーは開催を始めてから3年目を迎え、コンテンツが少しずつ増えてきている。今後も若手会員の臨床技術向上のためコンテンツを増やしていく予定であり、多くの参加を期待したい。

◆その他/10月16日開催の学術研究会のご案内

な お、10月16日には内山茂氏(東京医科歯科大学臨床教授)による「SPTを通して医院の総合力を磨く」と題した第3回学術研究会を開催します。材料メー カによるサンプルやパンフレットなども当日お渡し致します。ぜひ、医院全員で参加いただき、個のスキルアップと医院の総合力にお役立ていただきたい。

実習を通して基本を学ぶ/第2回ドクター・スタッフ講習会開催

実習を通して基本を学ぶ/第2回ドクター・スタッフ講習会開催

9月29日、協会会議室にて、東京医科歯科大学歯学部付属病院歯科総合診療部准教授の小田茂先生をはじめ講師陣にお越しいただき「シャープニング実習とスケーリング・ルートプレーニング」についてのベーシックコースを開催した。今回もキャンセル待ちが出るほど人気の講習会、ドクター・衛生士31名が受講した。

前半は講義形式で、テキストを用いてスケーラーや新田式シャープニング法など基礎を学んだ。後半は、4つの班に分かれ、シャープニングや抜去歯を用いたスケーリングの実習を行った。専門医の先生方がそれぞれの班に就いたことによって1人1人、手の動かし方などをしっかりと教わることができ、また、昨年から導入したマネキンを使うことによってより実践的に学ぶことができた。

参加者からは「わからないことなどをその場で聞くことができて良かった」「細かく具体的にアドバイスをもらうことができた」など好評であった。

 

若手歯科医師向け学術ベーシック講座を開催!

若手歯科医師向け学術ベーシック講座を開催!

【第1回/画像診断】

8月30日、当協会会議室にて今年度第1回目の若手歯科医師向け学術ベーシック講座を「X線読像ベーシック講座〜オルソパントモとデンタル〜」と題し、品川区開業で当協会理事でもある相馬基逸氏を講師として開催した。当日は25名の参加があり、会場は大変盛況であった。

当日は講師が開業10年の間に遭遇したケースをテキストにX線写真を投影し、Q&A方式にて講演が行われた。X線の読像を中心に行われる講演会はあまりなく、今回のような内容を聞く機会は受講者にとっても貴重であったように感じる。

相馬氏は大学卒業後、口腔外科の医局に在籍していた経緯があり、その際経験した疾患も含めた読像のポイントが解説された。パントモ写真を読像する際は、患者に主訴があると主訴の部位に目が行き、他の部位に見落としが出やすくなるため、すべての歯、歯槽骨の状態、上顎洞、下顎頭などの状態をひとつひとつ指さし確認するように目を向けることや、それぞれの部位で確認が難しい場合は、デンタル写真を撮影し確認をしていく事などを話された。普段、講師が読像で注意しているポイントを中心に、疾患ごと丁寧な解説があった。受講者からは日頃あまり目にしないような症例から、一般的な症例まで様々な症例を見ることができて良かった、卒業後初のX線の勉強会でとても参考になった、普段見過ごしている画像診断が多々あると反省になった等、好評で続編を望む声もあった。

【第2回/歯内療法】

続編を希望する参加者の声にお応えし、9月6日には昨年に引き続き本橋昌宏氏(荒川区開業、当会理事)を講師に「根管治療の基礎Ⅱ―根管形成から根管充填の基本的な手技を中心に―」を開催した。当日は、昨年の受講者の参加もあり、33名が参加した。

講演では、勇気をもってしっかり天蓋を除去しなければはっきりとした根管が明示できないことや、天蓋を除去すると髄床底は側壁の象牙質より暗く見えること、Coronal Flareの形成では常に根管の湾曲の外側を削り根管を直線的にすることなど、時には臨場感あふれる動画を交えて解説した。根管充填では側方加圧根充にあたってアピカルシートや根管へのテーパー付与、メインポイントの選択・挿入・圧接、GPポイントの切断などポイントを6点に絞り説明した。また、根充後、数年経過観察した症例などを示し、昨年よりさらに分かり分かりやすい内容となった。そのほか、ファイルや根管貼薬剤の紹介やその性能・効果にも触れ、講師自ら使用した時の注意点やポイントを説明した。特に、参加者一人ずつが歯根管模型を用いてサイズ別のRT-ファイルの感触を確かめる場面では、微妙な感触を何度も確認する姿が見られた。

参加者からは、「細かい部分まで一通り学ぶことができた」「症例も多くみることができとても参考になった」「手技を細かく説明して頂いた」などの声が寄せられた。

◆ベーシック講座はこれからも開催します

ベーシックセミナーは開催を始めてから3年目を迎え、コンテンツが少しずつ増えてきている。今後も若手会員の臨床技術向上のためコンテンツを増やしていく予定であり、多くの参加を期待したい。

◆その他/10月16日開催の学術研究会のご案内

なお、10月16日には内山茂氏(東京医科歯科大学臨床教授)による「SPTを通して医院の総合力を磨く」と題した第3回学術研究会を開催します。材料メーカによるサンプルやパンフレットなども当日お渡し致します。ぜひ、医院全員で参加いただき、個のスキルアップと医院の総合力にお役立ていただきたい。

職員への有給休暇付与と使用者側の時季変更権/機関紙2014年10月1日号(№535号)より

職員への有給休暇付与と使用者側の時季変更権/機関紙2014年10月1日号(№535号)より

 

質問 今年四月から勤務している正社員のスタッフから有給休暇の請求があった。「入職半年したら有給休暇を与えなければいけない」という話を聞いたことはあるが、この従業員は入職以来、病気で何日か休んでいる。実際に有給休暇を与えないといけないのか?

回答 労働基準法では、「その雇入れの日から起算して6カ月間継続勤務し全労働日の8割以上出勤した労働者に対して有給休暇を与えなければならない」と定めています(第39条1項)。したがって、ご質問のケースでは入職後6カ月間の所定労働日に対しての出勤率が8割以上であれば、有給休暇を与える必要があります。なお、出勤率の算出の際、「全労働日」に含まれない日や、出勤しなくても「出勤日」として扱う日がありますのでご注意ください。

 

質問 正社員スタッフに有給休暇は何日間与えなければならないか。

回答 入職後6カ月経過した時点で、出勤率が8割以上の場合は10日です。以降、1年を経過するごとに11日、12日と与えていくことになります。なお、1年ごとに出勤率が8割以上であることが要件となります。

 

質問 パートのスタッフから有給休暇の請求があった。有給休暇は与えないといけないのか?

回答 パートのスタッフであっても、有給休暇は与える必要があります。入職後6カ月間の出勤率が8割以上、その後は1年ごとの出勤率が8割以上という要件は同じです。なお、週の所定労働日数が4日(もしくは年216日以上)を超える方、または週の所定労働日数が30時間以上の場合はたとえパート待遇であったとしても、正社員と同じ日数を与えることになりますのでご注意ください。

 

 

質問 あるスタッフが有給休暇を請求してきた。しかし、休む予定日がちょうど患者の予約が詰まっており、実際に休まれたら業務が進まない。どうすればよいか?

回答 有給休暇を取得することそのものを拒むことはできませんが、事業の正常な運営を妨げる場合には、他の時季の取得に変更することができます(労働基準法第39条5項但書)。具体的には、「この日は患者さんの予約が詰まっているから、別の日にしてほしい」といった話し合いを持つことが認められるということです。

社保・学術部長談話

社保・学術部長談話

「指導と監査の暗い闇に一筋の光が差し込んだ」、そんなイメージを抱かせる意見書が日本弁護士連合会から発出された。現状の指導は、その対象となった保険医に対し診療報酬の返還や保険医指定の取消に留まらず歯科医業そのものの停止などの処分に至る契機となっている。しかし、それだけ厳しい不利益処分を前に保険医は自らを防御する権利を有してはいない。この意見書は、この点を厳しく言及し、適正な手続処遇を受ける権利を保障するように求めている。

その具体的な内容の柱は、①選定理由の開示、② 指導対象となる診療録の事前指定、③ 弁護士の指導への立会権、④ 録音の権利性、⑤ 患者調査に対する配慮、⑥ 中断手続きの適正な運用、⑦ 指導と監査の機関の分離及び苦情申立手続の確立―の七本からなる。特に、①の「選定理由の開示」については、当会でも再三要望してきた。

厚労省は開示しない理由を「選定理由が情報提供であった場合、保険医療機関は情報提供者の割り出しを行い、その者に害を及ぼす可能性があり、情報提供源が失われるおそれがある」と繰り返してきた。要するに、起きてもいない「おそれ」が開示しない理由である。また、時には青森地裁やその控訴審判決で、個別指導選定理由の不開示を違法として慰謝料を求める請求が棄却されたことを持ち出し、法的にも義務はないと主張する。これについても、あくまで、「損害賠償請求」が棄却されただけで、法的に開示義務がないことを容認した判決ではない。

個別指導では、4日前に15名、前日に15名のカルテが指定される。東京では、それが、配達記録郵便で通知されることから、郵便事情により、前日の午後四時を過ぎても届かないなど、悲痛な声が協会に寄せられている。日頃よりカルテ管理を怠らない医療機関でも、これらの状況下では前日に指定された15名分のカルテを確認し、質問に適格な回答をするのは困難である。個別指導が重篤な不利益処分につながる以上、保険医は一定の防御を行う必要があり、選定理由を事前に知ることや対象カルテを今一度確認する時間を確保することはむしろ当然である。その他、弁護士の帯同や指導時の録音のかかえる問題点など、意見書はその事象をよくとらえ改善を求めていることなど、真に共感ができる点は多い。

「患者調査」や「指導の中断」に対する考え方など、まだまだ最前線で戦う保険医の意見を届ける必要があると思うが、私たち保険医が本当に考えるべきことは、第三者である日本弁護士連合会から投げられたボールをしっかりと受け止め、如何に活用するかである。

行き過ぎた指導や監査に打ち勝ち、国民の適切な医療を受ける権利を空洞化させない戦いをはじめようではないか。

その第一歩として関東信越厚生局東京事務所にこの意見書を届けようと思う。

2014年9月29日

東京歯科保険医協会

社保・学術部長 加藤 開