年別アーカイブ: 2013年

歯科医療等をめぐり国会議員要請行動/福島・青木・三ツ木の各議員との面談と要請実る

歯科医療等をめぐり国会議員要請行動/福島・青木・三ツ木の各議員との面談と要請実る

本日28日、衆議院議員会館内で「“保険で良い歯科医療の実現を求める”国会内集会」が開催されたが、この集会の前後に協会は次期診療報酬のプラス改定を求める要請文を与野党の各国会議員に行いました。

そ の中で、社民党の福島みずほ参議院議員、生活の当の青木愛衆議院議員と自民党の三ツ林裕己の各議員とは議員本人とそれぞれ個別に直接面談が実現しました。 面談の席では、協会側から参加した森元主税副会長、半田紀穂子・高山史年両理事、山本道枝顧問らが歯科医療に関する現状、医科歯科連携の重要性、次期診療報酬改定もプラ ス改定とすることなどを盛り込んだ要請文を手渡し、丹念に説明を加えました。

3議員とも協会側の説明を真摯に受け止めていただき、国会審議で多忙を極める中、20~30分にわたりやりとりが行われました。

また、3議員には今秋の署名の要請議員を引き受けていただくことができ、署名を直接受けと手いただきました。

写真は署名を受け取る青木愛議員。

歯科医療等をめぐり国会議員要請行動/福島・青木・三ツ木の各議員との面談と要請実る

歯科医療等をめぐり国会議員要請行動/福島・青木・三ツ木の各議員との面談と要請実る

本日28日、衆議院議員会館内で「“保険で良い歯科医療の実現を求める”国会内集会」が開催されたが、この集会の前後に協会は次期診療報酬のプラス改定を求める要請文を与野党の各国会議員に行いました。

みずほ議員250pixCIMG8695

その中で、社民党の福島みずほ参議院議員、生活の当の青木愛衆議院議員と自民党の三ツ林裕己の各議員とは議員本人とそれぞれ個別に直接面談が実現しました。面談の席では、協会側から参加した森元主税副会長、半田紀穂子・高山史年両理事、山本道枝顧問らが歯科医療に関する現状、医科歯科連携の重要性、次期診療報酬改定もプラス改定とすることなどを盛り込んだ要請文を手渡し、丹念に説明を加えました。

 

 

 

 

青木愛議員250pixCIMG8806

3議員とも協会側の説明を真摯に受け止めていただき、国会審議で多忙を極める中、20~30分にわたりやりとりが行われました。

 

 

 

 

 

三ツ林議員250pixDSC_0270

また、3議員には今秋の署名の要請議員を引き受けていただくことができ、署名を直接受けと手いただきました。

写真上段から、署名を受け取る福島みずほ議員、中段は青木愛議員、後段は三ツ林議員。

歯科関連署名で過去最多の32万3700筆/国会内集会で紹介される

歯科関連署名で過去最多の32万3700筆/国会内集会で紹介される

本 日28日、衆議院議員会館内で「“保険で良い歯科医療の実現を求める”国会内集会」が開催されたが、その席で全国から集められた「保険で良い歯科医療を求 める患者署名」の全国状況が報告され約32万3700筆が集まっていることが紹介され、会場には、そのうちの10万筆が箱積みされました。32万筆を超え る署名数は、歯科としては過去最高であり、多くの国民が保険による歯科治療の充実を求めている実態が浮き彫りになっています。

 小池議員受領250pixCIMG8731

会場に積まれ た署名の一部は、この集会に駆け付けた小池晃衆議院議員と田村智子参議院議員に直接手渡されました(写真上の左が小池議員。写真下の右が田村議員)。

また、自民党の歯科議員で衆議院議員の石井みどり議員 から祝電が届き、次回診療報酬改定でも歯科診療報酬引き上げに尽力することが紹介され、会場内は拍手喝采となった。

 

 

 

 

田村議員受領250pixCIMG8782

 

歯科関連署名で過去最多の32万3700筆/国会内集会で紹介される

歯科関連署名で過去最多の32万3700筆/国会内集会で紹介される

本日28日、衆議院議員会館内で「“保険で良い歯科医療の実現を求める”国会内集会」が開催されたが、その席で全国から集められた「保険で良い歯科医療を求める患者署名」の全国状況が報告され約32万3700筆が集まっていることが紹介され、会場には、そのうちの10万筆が箱積みされました。32万筆を超える署名数は、歯科としては過去最高であり、多くの国民が保険による歯科治療の充実を求めている実態が浮き彫りになっています。

会場に積まれた署名の一部は、この集会に駆け付けた小池晃衆議院議員と田村智子参議院議員に直接手渡されました。また、自民党の歯科議員で衆議院議員の石井みどり議員から祝電が届き、次回診療報酬改定でも歯科診療報酬引き上げに尽力することが紹介され、会場内は拍手喝采となった。

 

16歯科関係者130名強が参加/保険で良い歯科医療の実現を求める国会内集会を開催

歯科関係者130名強が参加/保険で良い歯科医療の実現を求める国会内集会を開催

11.28よい歯連絡会250pixCIMG8771

 本日28日、「保険で良い歯科医療を」全国連絡会の主催による衆議院議員会館内で「“保険で良い歯科医療の実現を求める”国会内集会」が開催され、歯科医療関係者130名が参加しました。当会からは、森元主税副会長、山本道枝顧問、および事務局が参加しています。

集 会の中では、駆けつけた国会議員からの挨拶と中央情勢の説明が行われたほか、参加団体の代表者から、歯科医療費抑制で現場が窮地に追い込まれていること、 消費税増税が行われればその傾向が一層強まること、これから70~74歳になる高齢者の自己負担を2割にすれば間違いなく受診抑制が起き口腔格差が進むこ となどが訴えられました。

また、当会の森元副会長が報告に立ち、先に行った次期診療報酬改定に向けての会員緊急アンケートの全国集計結果を 紹介。4400名近い会員から回答があったこと、その中の52%が「収入が減った」と回答していること、77.7%が70~74歳の窓口負担2割化は患者 減につながると回答していることなどを紹介。さらに、歯科診療報酬引き上げとともに、患者窓口負担引き下げ、70~74歳窓口負担の1割継続を一体として 実現する必要性を訴えました。

歯科関係者130名強が参加/保険で良い歯科医療の実現を求める国会内集会を開催

歯科関係者130名強が参加/保険で良い歯科医療の実現を求める国会内集会を開催

 本日28日、「保険で良い歯科医療を」全国連絡会の主催による衆議院議員会館内で「“保険で良い歯科医療の実現を求める”国会内集会」が開催され、歯科医療関係者130名が参加しました。当会からは、森元主税副会長、山本道枝顧問、および事務局が参加しています。

集会の中では、駆けつけた国会議員からの挨拶と中央情勢の説明が行われたほか、参加団体の代表者から、歯科医療費抑制で現場が窮地に追い込まれていること、消費税増税が行われればその傾向が一層強まること、これから70~74歳になる高齢者の自己負担を2割にすれば間違いなく受診抑制が起き口腔格差が進むことなどが訴えられました。

また、当会の森元副会長が報告に立ち、先に行った次期診療報酬改定に向けての会員緊急アンケートの全国集計結果を紹介。4400名近い会員から回答があったこと、その中の52%が「収入が減った」と回答していること、77.7%が70~74歳の窓口負担2割化は患者減につながると回答していることなどを紹介。さらに、歯科診療報酬引き上げとともに、患者窓口負担引き下げ、70~74歳窓口負担の1割継続を一体として実現する必要性を訴えました。

歯科医療めぐり5つの視点など取り上げる/中医協総会で歯科問題を議論

歯科医療めぐり5つの視点など取り上げる/中医協総会で歯科問題を議論

11月22日、中医協総会が開かれた。主なテーマは、①医療機器の保険適用、②歯科医療、③平成24年度診療報酬改定結果検証に係る調査(平成25年度調査・精神医療)―の3項目。

これらのうち②の歯科に関する議論では、①全身的な疾患を有する者への対応、②各ライフステージの口腔機能の変化に着目した対応、③歯の喪失のリスクに伴う対応、④在宅歯科医療、⑤消費増税分の診療報酬上での対応―という5つの視点が紹介され、議論された。資料として日本歯科医師会作成の「歯科医師会と病院等との連携実績」「がん連携に係わる研修」「連携がうまく機能している地域の事例」「歯科診療行為のタイムスタディ調査」が提示された。さらに、専門委員を務める千葉大医学部教授の丹沢秀樹氏がから口腔機能関連関係資料も提示。病棟の看護師などによる一般的な口腔清掃ではなく、歯科医師や歯科衛生士による専門的な口腔機能管理により、心臓血管外科では9.6日、消化器外科は13日の在院日数が削減される―などを指摘。経済的効果もあることも説明し、他の医院からも注目された。

歯科訪問診療と他職種との連携で熱い語らい/訪問診療懇談会を開催

歯科訪問診療と他職種との連携で熱い語らい/訪問診療懇談会を開催

 11月21日、訪問診療懇談会「訪問診療における他職種との関わり」を開催し、16名が参加しました。

当日は、東京民主医療連合歯科部副部長の前田茂先生から「訪問診療における医科歯科連携」について、東京歯科保険医協会副会長の森元主税先生から「訪問診療における他職種との関わり」について話題提供を行いました。

訪問診療懇談会 11.21:250pix

参加者からは、連携をスムーズにするために心掛けていることや、連携で困っていること、歯科訪問診療で疑問や不安に思っていることなどについて意見交換を行い、大変好評でした。

 ◆新年1月29日には地域医療をめぐる研究会を開催

なお、1月29日(水)には実際に介護の場で活躍している訪問看護師やケアマネジャーをお招きし、「地域医療研究会」を開催します。

2025年に向けて歯科に求めることをお話頂きます。他職種との関わりでお悩みの方、高齢の患者さんを診るうえでのヒントがほしい方、ぜひご参加下さい!

くわしくは、本ホームページの「研究会イベント」あるいは「協会カレンダー」をご覧ください。また、機関紙11月号、12月号の「研究会案内」にも掲載しておりますのでご覧ください。ご予約お待ちしております。

歯科訪問診療と他職種との連携で熱い語らい/訪問診療懇談会を開催

歯科訪問診療と他職種との連携で熱い語らい/訪問診療懇談会を開催

 11月21日、訪問診療懇談会「訪問診療における他職種との関わり」を開催し、16名が参加しました。

当日は、東京民主医療連合歯科部副部長の前田茂先生から「訪問診療における医科歯科連携」について、東京歯科保険医協会副会長の森元主税先生から「訪問診療における他職種との関わり」について話題提供を行いました。

参加者からは、連携をスムーズにするために心掛けていることや、連携で困っていること、歯科訪問診療で疑問や不安に思っていることなどについて意見交換を行い、大変好評でした。

 ◆新年1月29日には地域医療をめぐる研究会を開催

なお、1月29日(水)には実際に介護の場で活躍している訪問看護師やケアマネジャーをお招きし、「地域医療研究会」を開催します。

2025年に向けて歯科に求めることをお話頂きます。他職種との関わりでお悩みの方、高齢の患者さんを診るうえでのヒントがほしい方、ぜひご参加下さい!

くわしくは、本ホームページの「研究会イベント」あるいは「協会カレンダー」をご覧ください。また、機関紙11月号、12月号の「研究会案内」にも掲載しておりますのでご覧ください。ご予約お待ちしております。

医科歯科医療連携・医療安全講習会/昨年度に引き続き東京保険医協会と合同で行います。ぜひご参加ください

医科歯科医療連携・医療安全講習会/昨年度に引き続き東京保険医協会と合同で行います。ぜひご参加ください

 【医科】

 ◆講 師 林泰史 氏(東京都リハビリテーション病院院長)

 ◆テーマ:「BP剤と副作用…ガイドラインでは計れない使用の実際」

【歯科】

 ◆講 師 白川正順 氏(前日本歯科大学附属病院・口腔外科教授)

 ◆テーマ 「循環器疾患患者の歯科治療の対応 -特に血圧変動ならびに抗血栓療法と抜歯について-」

 【開催要領は以下の通りです】

◆日 時 12月1日(日)午前10:00~12:45

◆会  場 飯田橋レインボービル大会議室(下に会場地図) 新宿区市谷船河原町11番地。TEL:03-3260-4791

◆交  通 JR総武線、地下鉄有楽町線・南北線・東西線・大江戸線「飯田橋駅」から徒歩約5分~9分。

◆参加費 会員無料(同伴者は今回に限り無料)

◆要予約 03-3205-2999(担当:経営・税務・スタッフ教育部)

 飯田橋レインボービル

 

医科歯科医療連携・医療安全講習会/昨年度に引き続き東京保険医協会と合同で行います。ぜひご参加ください

医科歯科医療連携・医療安全講習会/昨年度に引き続き東京保険医協会と合同で行います。ぜひご参加ください

 【医科】

 ◆講 師 林泰史 氏(東京都リハビリテーション病院院長)

 ◆テーマ:「BP剤と副作用…ガイドラインでは計れない使用の実際」

【歯科】

★医療安全講習会:白川先生写真200pix

 ◆講 師 白川正順 氏(前日本歯科大学附属病院・口腔外科教授/写真左)

 ◆テーマ 「循環器疾患患者の歯科治療の対応 -特に血圧変動ならびに抗血栓療法と抜歯について-」

 【開催要領は以下の通りです】

◆日 時 12月1日(日)午前10:00~12:45

◆会  場 飯田橋レインボービル大会議室 新宿区市谷船河原町11番地。TEL:03-3260-4791

◆交  通 JR総武線、地下鉄有楽町線・南北線・東西線・大江戸線「飯田橋駅」から徒歩約5分~9分。

◆参加費 会員無料(同伴者は今回に限り無料)

◆要予約 03-3205-2999(担当:経営・税務・スタッフ教育部)

 

 

歯科関連内容でダブルライセンサーの丹沢千葉大教授が中医協で参考意見

歯科関連内容でダブルライセンサーの丹沢千葉大教授が中医協で参考意見

11月15日、中医協総会が開催され、がん対策等をめぐり協議・検討が加えられた。がん対策の視点から喫煙問題が俎上に載ったが、千葉大学医学部教授で医師免許と歯科医師免許の双方を持つダブルライセンサーの丹沢秀樹氏が、参考意見を述べた。

その中で丹沢教授は、ニコチン依存症問題は歯科の観点からみれば口腔がんを引きこすリスクがある。歯科医師は治療ができないが、指導をすることが予防につながることを訴えた。

政府レベルによる日本のがん対策の歩みを振り返ると、自民党の中曽根康弘内閣時代の昭和59年に「対がん10ヵ年総合戦略」が立ち上げられ、同戦略終了の翌年度の平成6年から「がん克服新10ヵ年戦略」が。さらに平成18年には「がん対策基本法」が成立し、わが国のがん対策は法・制度的に整備された。そして、平成19年には「がん対策推進基本計画」が策定され、昨年の平成24年には「新がん対策推進基本計画」が策定されるに至っている。

さらに、がん診療連携拠点病院の現状と課題も審議され、事務局サイドから平成24年度診療報酬改定の中で、チーム医療促進評価の一環として、がん患者等の周術期等における歯科医師の包括的な口腔機能の管理等評価。周術期口腔機能管理計画策定料として300点。歯科衛生士に関係する周術期入院中患者の歯科衛生士の専門的な口腔衛生処置として、周術期専門的口腔衛生処置80点がついたことなどが説明されている。

歯科医療費は7%割り6.9%の2兆6757億円に/厚労省が平成23年度(2011年度)国民医療費を公表

歯科は7%割り6.9%の2兆6757億円に /平成23年度(2011年度)国民医療費は38兆5850億円

厚生労働省は昨日11月14日、「平成23年度(2011年度)国民医療費の概況」を公表した。それによると、23年度の国民医療費は38兆5850億円となり、前年度国民医療費37兆4202億円と比較すると1兆1648億円(3.1%)の増となっている。国民医療費は、その年度内に病気やけがの治療で全国の
医療機関に支払われた医療費の総額のこと。

これを国民一人当たりでみると30 万1900円となっており、対前年度9700円(3.3%)増となっている。また、対23年度国内総生産(GDP)比は8.15%となっており、前年度の7.79%に比べて0.36ポイント増加。対国民所得(NI)比は11.13%となっており、前年度の10.62%に比べ0.51ポイント増となっている。

一方、診療種類別にみると、①医科診療医療費:27兆8129億円で国民医療費全体への構成割合は72.1%を占める(うち入院医療費14兆3754億円、入院外医療費13兆4376億円)、②歯科診療医療費:2兆6757億円で6.9%となっており、前年度まで保たれていた7%を、遂に割ってしまった、③薬局調剤医療費:6兆6288億円で17.2%を占める―となっており、そのほかに入院時食事・生活医療費8231億円、訪問看護医療費808億円、療養費等5,637億円が続く。なお、前年度との増減率でみると、医科は2.2%増、歯科2.8%の増、薬局調剤医療費7.9%増となっている。

 

歯科受診抑制でフロア発言も/ドクターズ・デモンストレーション2013開催

歯科受診抑制でフロア発言も/ドクターズ・デモンストレーション2013開催

 ― 200名が衆院会館大会議室に/本田氏が医師充足は政府の数値改ざんと指摘

ドクターズ・デモンストレーション250pixCIMG8369

今回で3回目となるドクターズ・デモンストレーションが11月14日、衆議院第一議員会館大会議室で開催され、各保険医協会、民医連、全国医師ユニオンなどから約200人が参加。協会からは森元主税副会長、山本道枝顧問、事務局が参加した。

住 江憲勇保団連会長が開会のあいさつを行ったあと、代表世話人の一人で埼玉県済生会栗橋病院院長補佐の本田宏氏が問題提起のプレゼンテーションを行った。こ の中で「政府はよく『医師は足りている』などというが、どの県も人口10万人あたり医師数はOECD平均値よりも低い。また、85代以上の高齢の医師も数 に入っている。これは政府による数字の改ざんではないか」と訴えた。

この後、フロアの参加者から発言が続き、貧困による受診抑制や被災地で の窓口負担免除の廃止、医師と看護師の過重労働の状況などが報告された。保険医協会サイドからは、独自に行ったアンケートから子どもの医療費助成制度と歯 科受診率の関連性について報告のほか、入院料算定要件における管理栄養士配置を義務化することへの問題点を訴えた。

国会審議の合間をぬって国会議員も応援に駆け付け、三ツ林裕巳(自民党)、桜井充(民主党)、重徳和彦(日本維新の会)、川田龍平(みんなの党)、田村智子、小池晃(共産党)の6人の議員が挨拶を行った。

最 後に保団連理事でもある当協会の森元副会長から「診療報酬の大幅な引き上げ」「消費税増税による医療機関経営への悪影響に反対」「窓口負担の軽減」 「TPPからの撤退」「2025年問題に対応できるよう、医療再生に必要な財政保障を求める」など五項目からなるアピールを採択し、閉会した。

歯科受診抑制でフロア発言も/ドクターズ・デモンストレーション2013開催

歯科受診抑制でフロア発言も/ドクターズ・デモンストレーション2013開催

 ― 200名が衆院会館大会議室に/本田氏が医師充足は政府の数値改ざんと指摘

今回で3回目となるドクターズ・デモンストレーションが11月14日、衆議院第一議員会館大会議室で開催され、各保険医協会、民医連、全国医師ユニオンなどから約200人が参加。協会からは森元主税副会長、山本道枝顧問、事務局が参加した。

住江憲勇保団連会長が開会のあいさつを行ったあと、代表世話人の一人で埼玉県済生会栗橋病院院長補佐の本田宏氏が問題提起のプレゼンテーションを行った。この中で「政府はよく『医師は足りている』などというが、どの県も人口10万人あたり医師数はOECD平均値よりも低い。また、85代以上の高齢の医師も数に入っている。これは政府による数字の改ざんではないか」と訴えた。

この後、フロアの参加者から発言が続き、貧困による受診抑制や被災地での窓口負担免除の廃止、医師と看護師の過重労働の状況などが報告された。保険医協会サイドからは、独自に行ったアンケートから子どもの医療費助成制度と歯科受診率の関連性について報告のほか、入院料算定要件における管理栄養士配置を義務化することへの問題点を訴えた。

国会審議の合間をぬって国会議員も応援に駆け付け、三ツ林裕巳(自民党)、桜井充(民主党)、重徳和彦(日本維新の会)、川田龍平(みんなの党)、田村智子、小池晃(共産党)の6人の議員が挨拶を行った。

最後に保団連理事でもある当協会の森元副会長から「診療報酬の大幅な引き上げ」「消費税増税による医療機関経営への悪影響に反対」「窓口負担の軽減」「TPPからの撤退」「2025年問題に対応できるよう、医療再生に必要な財政保障を求める」など五項目からなるアピールを採択し、閉会した。

地域包括ケアシステムと歯科②/「地域包括ケアの落とし穴」

地域包括ケアシステムと歯科②/「地域包括ケアの落とし穴」

― 超高齢社会に向けての課題と問題点

前回は、地域包括ケアシステム(以下、「地域包括ケア」)の概要とその背景を解説した。国が掲げるように、要介護状態になっても、住み慣れた地域で可能な限り自立した日常生活を営めるようなシステムが構築されることは、多くの国民が望むことである。しかし、国が考える社会保障の削減を前提とした地域包括ケアには、いくつもの課題と問題点が見え隠れしている。今回は、その主な課題と問題点を解説する

◆ 「自助」「互助」が基本とされている

地域包括ケアの考え方では、自らが働いて自らの生活を支え、自らの健康は自ら維持するという「自助」と、家族や親族、地域の人々などの助け合いである「互助」を基本とし、それでも対応できない場合のみ、介護保険や医療保険などの「共助」や生活保護などの公的扶助や社会福祉などの「公助」が補完するとされている。
しかし、低所得高齢者が急増する中で、都市部では核家族化により家族・親族による援助や地域でのつながりが希薄となり、地方では過疎化が進む中で、「自助」や「互助」を基本としたシステムが成り立つとは思えない。セーフティーネットとしての「公助」を基本にしつつ、それぞれの状況に応じて、「自助」「互助」「共助」が組み合わされるようなシステムが必要ではないか。

 

◆介護保険・医療保険の費用削減と負担増が前提

団塊の世代のすべてが後期高齢者(75歳以上)となる2025年には、後期高齢者が約2200万人(全人口の18%)に増え、「後期高齢者2000万人社会」が到来する。それに伴い2025年には、介護保険の費用が8兆円⇒21兆円、医療保険の費用が38兆円⇒60兆円と試算されている。社会保障の負担のために消費税を増税するとしているが、その一方で、すでに介護保険からの要支援外しや、窓口負担2割への負担増、医療保険の70~74歳の窓口負担の2割への負担増などの改悪が行われようとしている。

 

◆中心となる市町村は対応できるのか

地域特性に応じた地域包括ケアを実現するには、基礎的自治体であり介護保険の保険者でもある市町村が中心的な役割を担うべき立場にある。都市部の人材や財政に余裕のある自治体であれば、2025年までの十数年で対応できるだろうが、地域包括ケアの構築に関する専門知識を有している職員が少なく、財政に余裕がない多くの市町村にとっては、至難の業である。特に平成の大合併を受け、多くの市町村は大幅な人員削減を行っており、現状でも人材面で厳しい状況にある。

 

◆歯科の位置づけが不明確

厚労省は、「医療計画作成指針」の中の「在宅医療の体制構築に係る指針」の項で、「要介護高齢者の約九割が歯科治療や専門的口腔ケアが必要」とされているものの、実際の受療者は約3割との報告に触れ、「口腔機能の低下や誤嚥性肺炎の予防等のためには、在宅療養者の歯科受療率の向上が課題」と指摘している。しかし、地域包括ケアの中で歯科がどのように関わっていくのかは明記されておらず、歯科の立ち位置は確立されていない。
そこで次回は、歯科と医療・介護の連携について、詳しくみていく。

★地域包括ケア②グラフ エクセル

地域包括ケアシステムと歯科①/「地域包括ケアシステムとは…」

地域包括ケアシステムと歯科①/「地域包括ケアシステムとは…」

     ― 最近の研究報告から読み解く歯科の今後の方向性と役割を見つめる

昨年十月に行われた社会保険指導者講習会でも、宇都宮啓・保険局医療課長は、「平成24四年度の医療・介護報酬同時改定は地域包括ケアシステム(以下、「地域包括ケア」)構築の第一歩であり、今後の診療報酬・介護報酬改定や制度改正は、常に地域包括ケアの構築を目指すものになる」と述べており、今後歯科医療を行う上で「地域包括ケア」を理解する必要がある。
そこで、「地域包括ケア」の概要や問題点、歯科との関わりなどについて、今月から3回にわたり解説する

「地域包括ケア」とは、「ニーズに応じた住宅が提供されることを基本とした上で、生活上の安全・安心・健康を確保するために、医療や介護、予防のみならず、福祉サービスを含めたさまざまな生活支援サービスが日常生活の場(日常生活圏域)で適切に提供できるような地域での体制」と、地域包括ケア研究会の報告書(※)において定義されている。

◆日常生活圏域について
日常活圏域とは、「概ね30分以内に駆けつけられる圏域」を理想とし、具体的には中学校区を基本としている。
主要な五要素の住宅、生活支援、医療、予防、介護は、並列関係ではなく、介護・医療・予防という専門的なサービスの前提として住宅と生活支援の整備があるとしている。
例えていえば、住宅は地域での生活の基盤をなす植木鉢で、生活支援は植木鉢に満たされる養分を含んだ土。生活(生活支援)という土がないところに、専門職の提供する介護や医療・予防を植えても、それらは十分な力を発揮することなく枯れてしまうということである。

◆2025年の超高齢社会問題に備え
2011年の介護保険法改正で、「国及び地方公共団体が地域包括ケアシステムの構築に努めるべき」と、第5条第3項に規定され、 「団塊」の世代が後期高齢者(75歳以上)となる2025(平成37)年以降の超高齢社会においては、①高齢者ケアのニーズの増大、②単独世帯の増大、③認知症を有する者の増加―が想定される。
加齢や疾病等により要介護状態となっても尊厳を保持し、住み慣れた地域で、その有する能力に応じて可能な限り自立した日常生活を営めるよう、それまでに地域包括ケアの構築を目指すということが、閣議決定された社会保障・税一体改革大綱(2012年2月)や社会保障制度改革国民会議報告書(2013年8月)に明記されている。

◆次回のポイントは…
以上、「地域包括ケアシステム」の概要とその背景について大雑把に述べたが、次回は、それに伴う見過ごすことのできない問題点、すなわち、歯科との関連、医療・介護の給付と負担、医療と介護の連携、自助・互助・共助・公助、大都市と地方圏などについてみていきたい。
※地域包括ケア研究会の報 告書はこれまでに以下の三点が公表されている。ご興味のある方は、ぜひご参照されたい。
①今後の検討のための論点整理(平成20年度老人保健健康増進等事業)
②平成21年度 老人保健健康増進等事業による研究報告書
③持続可能な介護保険制度及び地域包括ケアシステムのあり方に関する調査研究事業報告書 地域包括ケアシステム構築における今後の検討のための論点(平成24年度老人保健健康増進等事業)

橋本先生連載用イラスト300pix

消費税増税に関する経過措置について

機関紙2013年11月1日号(523号5面)

消費税増税に関する経過措置について

2014年3月31日までに仕入れた薬剤・歯科材料等を使用して同年4月1日以降に自費の治療を行った場合、消費税の適応関係はどうなるのか。

新消費税法は2014年4月1日以後に行われる資産の譲渡、および課税仕入れ等について適用されます。したがって、4月1日以後に行われた自費治療等の課税売上については新税率(8%)が適用され、薬剤・歯科材料等の課税仕入れについては3月31日以前に仕入れているので旧税率(5%)に基づいて計算することになります。


レセコン等の保守契約において、2013年3月1日に同日から2年間のメンテナンス契約を結び、②年間の料金を一括して支払った場合、消費税の適用関係はどうるか。

役務の提供に係わる資産の譲渡等の時期は、引渡完了の日または役務の全部を完了した日となります。ですから、4月1日以後に行う役務の提供に関しては、原則として新税率が適用されます。ただし、契約または慣行により2年分の対価を支払っており、事業者が継続して当該対価を支払った時に必要経費に計上している時は、3月31日までに経費計上したものについては、旧税率が適用されます。


当市では、水道料金の検針を2ヶ月に一度行っていますが、2014年3月26日(前回検針日)後の使用量について、2014年5月26日に検針し水道料金が確定した場合、経過措置の適用関係はどうなるのか。

電気、ガス、水道水及び電気通信役務で、2014年4月30日後に初めて料金が確定するものについては、確定した料金を定められた数式で計算した部分に旧税率が適用されます。これによるとご照会の料金の全額について旧税率が適用されます。


通勤定期代や映画・演劇等の入場券購入についてはどのように取り扱われるのか。

2014年3月31日以前に通勤定期代、映画・演劇の入場券、プロ野球の年間予約席等を購入し料金を支払った場合は旧税率が適用されます。これはチケットレスサービスも同様です。


20周年記念で定期総会・講演会を開催へ/「保険で良い歯」連絡会

「保険で良い歯」絡会は、1993年に結成され、今年20周年を迎えました。今年は、チーム医療推進協議会議のメンバーでもある佐原まち子さんをお招きし、健康や暮らしに ついて学習し、今後の活動について考えたいと思います。気軽にご参加ください。会費は無料で、どなたでもご参加できます。ご参加お申し込みは東京歯科保険 医協会までご連絡ください。

連絡先:03―3205―2999(担当:「保険で良い歯」連絡会担当)。

20周年記念で定期総会・講演会/「保険で良い歯」連絡会

20周年記念で定期総会・講演会/「保険で良い歯」連絡会

連絡会は、1993年に結成され、今年20周年を迎えました。今年は、チーム医療推進協議会議のメンバーでもある佐原まち子さんをお招きし、健康や暮らしについて学習し、今後の活動について考えたいと思います。気軽にご参加ください。会費は無料で、どなたでもご参加できます。ご参加お申し込みは東京歯科保険医協会までご連絡ください。

イイハデー街頭宣伝250pixCIMG8303

連絡先:03―3205―2999(担当:「保険で良い歯」連絡会担当)。

※写真左は、11月10日に浅草雷門界隈で行った良い歯連絡会のイイハデー街頭宣伝のひとコマ。

 

 

歯科医療問題めぐり会員緊急アンケート結果など交えやり取り/第4回メディア懇談会を開催

歯科医療問題めぐり会員緊急アンケート結果など交えやり取り/第4回メディア懇談会を開催

― 本日8日の午後6時30分から1時間にわたり参加者と協会役員間で議論交わす

第4回メディア懇談会250pixIMG_8715

本日11月8日午後6時30分から1時間にわたり、協会会議室で第4回メディア懇談会を開催した。専門誌編集長クラス4名が参加し、協会からは濱克弥副会長、藤野健正副会長兼広報部長、および事務局が説明・報告に当たった。

今回の話題は、①2014年度診療報酬改定に向けた「会員緊急アンケート結果」の紹介、②消費税増税に対する政策委員長談話「消費税には“ゼロ税率”の適用を」、③秋の会員署名、院長署名の実績、④11月10日の「イイハデー街頭宣伝」の紹介―の4点。

参加者の中には、本日夕方に終了したばかりの社会保障審議会医療保険部会から駆け付けた方もおり、社保審医療部会の状況が赤裸々に報告され、協会の対応についてやり取りを求める場面もあった。

歯科医療問題めぐり会員緊急アンケート結果など交えやり取り/第4回メディア懇談会を開催

歯科医療問題めぐり会員緊急アンケート結果など交えやり取り/第4回メディア懇談会を開催

― 本日8日の午後6時30分から1時間にわたり参加者と協会役員間で議論交わす

本日11月8日午後6時30分から1時間にわたり、協会会議室で第4回メディア懇談会を開催した。専門誌編集長クラス4名が参加し、協会からは濱克弥副会長、藤野健正副会長兼広報部長、および事務局が説明・報告に当たった。

今回の話題は、①2014年度診療報酬改定に向けた「会員緊急アンケート結果」の紹介、②消費税増税に対する政策委員長談話「消費税には“ゼロ税率”の適用を」、③秋の会員署名、院長署名の実績、④11月10日の「イイハデー街頭宣伝」の紹介―の4点。

参加者の中には、本日夕方に終了したばかりの社会保障審議会医療保険部会から駆け付けた方もおり、社保審医療部会の状況が赤裸々に報告され、協会の対応についてやり取りを求める場面もあった。

歯科医療についても言及/社保審医療保険部会が開催される

歯科医療についても言及/社保審医療保険部会が開催される

①厚生省DSCF0211

厚生労働省の社会保障審議会傘下の医療保険部会が本日11月8日全国都市会館で開催され、「平成26年度診療報酬改定の基本方針(骨子案)」が提示され、議論された。

骨子案は、①基本認識(案)について、②重点課題(案)について、③改定の視点(案)について、④検討の方向(案)について、⑤消費税率8%への引き上げに伴う対応について、⑥将来に向けた課題について―の6大項目からなっている。その中で「歯科」との表記が直に明記されているところを拾うと、④の中の【重点課題】の中の「在宅医療」の小項目中に「~在宅医療の推進~」とあり、また「連携ネットワーク」の中に「~歯科~等のネットワークにおける円滑な移行や~」とある。同じく④の中の【改定の視点】の中に「口腔機能の維持向上等、生活の質に配慮した歯科医療の推進」が掲げられている。

一方、⑤の消費税関連では「診療報酬とは別建ての高額投資対応は実施せず、診療報酬改定により対応」としているほか、⑥では、医療技術の費用対効果評価について検討することを打ち出している。

野口いづみ・中川洋一の両氏を講師/第4回学術研究会を開催

野口いづみ・中川洋一の両氏を講師/第4回学術研究会を開催

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野口いづみ氏(写真左上段/鶴見大学歯学部准教授、日本歯科麻酔学会評議員・指導医等)、

中川洋一先生150pixIMG_8612

中川洋一氏(鶴見大学歯学部講師、日本歯科薬物療法学会編集委員会委員長等)を講師に招きし、このほど第4回学術研究会を開催いたしました。

今 回は、「ここだけは知りたい! 有病者の歯科治療」をテーマに、高血圧症や不整脈、心不全、慢性気管支炎、糖尿病など医管の15疾患を中心に歯科診療時の 注意点を講演していただきました。来院時の問診や治療時の対処法など、歯科医師・スタッフが知っておきたいポイントをまとめて講演していただき、大変好評 でした。当日は165名が参加しています。

下の写真は、研究会終了後、両先生と協会社保・学術部の加藤開部長(左)による記念撮影です。

第4回学術250pixIMG_8650

野口いづみ・中川洋一の両氏を講師/第4回学術研究会を開催

野口いづみ・中川洋一の両氏を講師/第4回学術研究会を開催

野口いづみ氏(鶴見大学歯学部准教授、日本歯科麻酔学会評議員・指導医等)、中川洋一氏(同大学歯学部講師、日本歯科薬物療法学会編集委員会委員長等)を講師に招きし、このほど第4回学術研究会を開催いたしました。

今回は、「ここだけは知りたい! 有病者の歯科治療」をテーマに、高血圧症や不整脈、心不全、慢性気管支炎、糖尿病など医管の15疾患を中心に歯科診療時の注意点を講演していただきました。来院時の問診や治療時の対処法など、歯科医師・スタッフが知っておきたいポイントをまとめて講演していただき、大変好評でした。当日は165名が参加しています。

歯科医療をめぐり周術期歯科に触れる/中医協総会が開催

歯科医療をめぐり周術期歯科に触れる/中医協総会が開催

11月1日、厚生省内で中医協総会が開催された。今回の課題は、①診療報酬調査専門組織入院医療棟の調査・評価分科会からの報告、②平成24年度診療報酬改定結果検証に係わる調査(平成25年度調査)について(周術期歯科)―の2項目。

このうち周術期治療に関しては、周術期口腔機能管理の効果については、「必要な口腔機能管理が計画的に行なえる」「患者が口腔管理の重要性を認識」などが指摘されたが、周術期口腔機能管理料の算定実績が非常に少ないことに関しては、医科側の該当ケースがないことなどが指摘された。周術期口腔機能管理実施の契機は、「手術を予定している同一の保険医療機関からの依頼・紹介」がトップとなっている。

反面、「周術期口腔機能管理を実施していない理由」に関しては、「医科医療機関からの依頼がない」がトップ。また、患者サイドからみた周術期口腔機能管理への満足度は、「とても満足している」「満足している」で約70%を占め、「口の中の管理の重要性が認識できた」「自分で口の中のケアを行うようになった」といった指摘が多くなっている。

第8回広報・ホームページ部会を開催

第8回広報・ホームページ部会を開催

協会広報・ホームページ部は11月1日(金)、午後8時から10時まで第8回部会を開催しました。

今回は、機関紙12月号の発行計画と、カラーページを含む新年1月号の工程などについて議論。12月号の紙面内容は、秋の運動を総括する形のないようと、今後も70~74歳窓口1割負担継続署名について、引き続き協力を求めることを積極性ある姿勢で盛り込むことなどの意見が出されています。

ホームページに関してはPDF化した資料や文書の解像度を上げて見やすくすること、スマートフォンなどでの表示も改善することなどが指摘されたほか、タップ、ピンチアウトに関しては、利用者の端末やブラウザの違いによって操作表示が異なるなどの事情があり、そこをフォロー対応策を思慮しながら改善を進めていくことになりました。さらに、短い内容であっても、掲載記事を頻繁にアップしていくことの必要性も話題となりました。

広報部②:メディア懇談会②

また、11月8日開催の今年度第4回メディア懇談会(通算第42回目の開催)の話題と資料についても確認しています。メディア懇談会は、スタートした2009年時点と比較するとメディア側の求める内容、協会が医療界はもとより広く一般に発信して広めたい内容などが変化しているため、新たなステップに向けた準備を進めていくことが示唆されました(写真左はメディア懇談会の模様)。

2014/1/30 共済研究会

2014/1/30 共済研究会


◆テーマ:めざせ ! ストレスフリー ! 「ミラクル呼吸法」
◆日 時:2014年1月30日(木) 午後7時~9時
◆講 師:シュミッツ千栄子氏(有限会社シュミッツの森・代表取締役、シュミッツ千栄子呼吸法デザインセンター・代表、インド政府公認ヨガ・インストラクター、上智大学公開講座・講師)
◆内 容: 私たちが生まれて初めてしたことはなんでしょう?そう、呼吸です。生きる上で欠かせないものだから、呼吸を意識し変えていけば、人生だって変わるかも!? 今回は、呼吸法の第一人者であり、各メディアでも活躍されているシュミッツ千栄子さんをお招きし、ミラクル呼吸法を教えていただきます。ところで、肩や腰など疲れはたまっていませんか? 歯科診療は細かい作業が多かったり、きつい体勢をとることが多く、疲れがたまりやすいそうです。そこで特別に、歯科医療に従事する方のために、日々の診療で疲れがたまるところに効く呼吸法も取り入れて教えていただけることになりました!ミラクル呼吸法でストレスのない生活を送りましょう。みなさんのご参加お待ちしております。
◆会 場:東京歯科保険医協会・会議室
住所:新宿区高田馬場1-29-8新宿東豊ビル6階
電話:03-3205-2999
◆交 通:JR山手線・西武新宿線高田馬場駅下車戸山口より徒歩5分、東京メトロ東西線高田馬場駅下車3番・5番出口より徒歩5分
◆定 員:50名
◆参加費:会員・ご家族・スタッフ無料! ぜひ、ご家族・スタッフの方々もご一緒にご参加ください。
◆要予約: 電話 03―3205―2999(担当:共済部)
  ※簡単な呼吸法を体験します。腕を伸ばしたりしますので、動きやすい服装でお越し下さい。

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2014/1/29 地域医療研究会

2014/1/29 地域医療研究会


◆テーマ:2025年に向けて歯科に求められること
◆日 時:2014年1月29日(水) 午後7時~9時
◆講 師:
①橋本健一氏(東京歯科保険医協会理事)
②長川清子氏(滝野川病院訪問看護ステーション、訪問看護師)
③橋本裕子氏(居宅介護支援事業所マイペース、ケアマネジャー)
◆内 容: 「地域包括ケアシステム」という言葉をいろいろなところで目にするようになりました。協会機関紙でも10月号から3ヶ月にわたり、 地域包括ケアシステムについて解説しています。“病院・施設から在宅へ”という大きな流れの中で、今後の地域医療を担っていく に当たり、他職種との連携は避けて通れません。他の職種から歯科はどのようなことを求められているのでしょうか。どんな治療、関わり方をしていけば良いのでしょうか…。今回は、実際に介護の場で活躍している訪問看護師や介護職の方をお招きし、2025年に到来する「後期高齢者2000万人社会」に向けて、歯科に求めることをお話いただきます。高齢の患者さんを診るのは訪問診療だけではありません。外来診療にも多くの高齢者が訪れることになります。訪問診療を行っていない先生も、ぜひご参加下さい。
◆会 場:東京歯科保険医協会・会議室
住所:新宿区高田馬場1-29-8新宿東豊ビル6階
電話:03-3205-2999
◆対 象:会員とそのスタッフ
◆参加費:無料
◆定 員:50名
◆要予約:03―3205―2999(担当:地域医療部)

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2014/1/23 周術期口腔機能管理研究会

2014/1/23 周術期口腔機能管理研究会


◆テーマ:周術期患者の口腔管理について(仮題)
◆日 時:2014年1月23日(木) 午後7時~9時30分
◆講 師:丹沢秀樹氏 (千葉大学大学院医学研究院教授、千葉大学医学部附属病院 歯科・顎・口腔外科科長)
◆内 容:通知では、周術期の口腔機能の管理を行うに当たっては、「定期的に周術期の口腔管理に関する講習会や研修会等に参加し、必要な知識の習得に努めるものとする」とされています。本研究会は、通知に基づき、周術期口腔管理を担う医療人が知っておきたい周術期口腔管理のエビデンスなどについて講演を頂くことを考えています。これから周術期患者の口腔管理をはじめるにあたって、医院のスタッフ全員が知っておきたい内容です。ドクターだけではなく歯科衛生士・歯科助手など、診療所のスタッフ皆様でご参加下さい。
◆会 場:文京シビック小ホール
      住所:文京区春日1-16-21
      電話:03-5803-1100
◆交 通: JR中央・総武線水道橋駅 徒歩約10分。東京メトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅直結。都営地下鉄三田線・大江戸線春日駅直結
◆参加費:会員無料(同伴者は1名につき1,000円、未入会員8,000円) 
◆予約不要:当日は会員証を受付にご提示下さい。

文京シビック