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良い歯全国連絡会が保団連と連名で「歯科医療費総枠拡大アクションプラン」実施

2021年 1月 14日 : Featured, 協会ニュース

良い歯全国連絡会が保団連と連名で「歯科医療費総枠拡大アクションプラン」実施

―請願署名のほか夏と秋に「歯科総行動」実施へ 

「保険で良い歯科医療を」全国連絡会が2021年度の取り組みとして計画されている「歯科医療費総枠拡大アクションプラン」が注目されている。

取り組み期間は2021年度の4~11月。歯科医療費の総枠拡大を目指し、①保険でより良い歯科医療の実現を求める請願署名、②2回にわたる「歯科総行動」、③自治体議会陳情・請願署名―の3つの活動を展開することが大きな柱となっており、患者さんはもとより国民の世論を形成するのが狙い。

特に②の歯科総行動では、422日(木)歯科技工問題を考える国会内集会と 厚労省要請

を行う。さらに、6 3 日(木)初夏の歯科総行動(総決起集会十国会議員要請)、11 11日(木)秋の歯科総行動(署名提出集会十国会議員要請)の実施を予定しており、これらはコロナ禍にあっても実施可能な方策を検討した上で立案されたもの。これまでは、診療報酬改定の前年の6月に「歯科決起集会」が開催されていた下、2021年度はこの総決起集会の発展的解消を図り、新たに初夏と秋の2回、「歯科総行動」として実施する。

ちなみに、国民医療費に占める歯科医療費の割合は2017年6.9%、2018年7.0%、2019年6.9%と、「7%以内」に抑えられたままだ。

 

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歯科技工所アンケート 報告書が完成しました!

2021年 1月 13日 : facebook, Featured, 協会ニュース

 歯科技工所が大変な状況にあることがマスコミなどで度々取り上げられています。低収入・経営難が恒常化し、若手技工士の離職率も高い状態が続いており、歯科技工士養成学校の閉鎖も相次ぐなど、10年後には歯科技工の担い手がいなくなるとの指摘もあります。

 その中で、問題解決のためにはまず我々歯科医師が、歯科技工所の現状を正確に理解・共有することが必要であると考え、2020年9月、東京23区に所在する歯科技工所にアンケートを実施し211件(回収率18.7%)から回答が寄せられました。

 今回のアンケートでも、歯科技工所での長時間労働、低収入となっている厳しい状況や問題点が明らかとなりました。また、率直な意見も多数寄せられています。

 協会では、今後このアンケート結果をもとに、歯科技工所の厳しい状況の解決に向けた議論を深め、国会議員や行政への要請活動などに活かしていく予定です。

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<主な特徴点(抜粋)>

 開設者の年齢は60代が最も多く、次いで50代、40代となった。開業形態は、個人が63%、法人が37%となり、前回実施したアンケートから大きな変化はみられなかったが、開設者の年齢が高くなると個人開業が多い傾向がみられた。

 歯科技工所の規模は、歯科技工士1人のみが37%、歯科技工士1名と事務職員1名が17%と、合わせて54%の技工所が歯科技工士1名であった。

 1日のうちの歯科技工にかかる時間と営業や納品などの外交にかかる時間では、10時間が19%と最も多く、次いで8時間(17%)、12時間(10%)となった。1週間の労働時間を見ると、48%が60時間を超えている。1週間の休日についても週1日以下の技工所が60%となっており、過酷な環境での労働となっていることが示された。

 昨年度の総売り上げについては、500万円以内が27%と最も多かった。個人では500万円以内が39%、501~750万円が23%の順で多かったが、法人では5001万円以上が35%と最も多かった。売り上げに占める保険と自費の割合は、保険を80%以上行っている技工所が52%と半数を超えた。自費が100%の技工所は8%であった。個人では保険が総売り上げに対して大きな割合を占める技工所が多く、法人では自費が大きな割合を占める技工所が多かった。可処分所得を見ると200万円以内が22%と最も多く、次いで201~300万円が24%となり、41%が300万円を下回る所得と回答した。特に個人開業では54%が300万円以内の所得と回答しており、長時間労働、低賃金の状況が窺えた。

 「歯科技工物の価格が安くなる原因と思われるもの」の設問では、4項目全てで半数以上が「そう思う」と回答した。中でも歯科技工所間のダンピング競争は84%が「そう思う」と回答した。また、ダンピング競争を「そう思う」と回答した方のうち、歯科医院の値下げ圧力を「そう思う」と回答した割合が77%、歯科医院の値下げ圧力を「そう思う」と回答した方のうち、ダンピングを「そう思う」と回答した割合が94%いることから、歯科技工所間のダンピング競争の原因の一つに、歯科医院の値下げ圧力が一定あると考えられる。

 技工物の現行料金と希望する料金の設問では、現行料金と希望料金が相違しているケースが多く、インレー、FMCでは、保険点数の7割を求める意見が多かった。一方CAD/CAM冠やチタン冠、鋳造二腕鉤では、保険点数の7割以上の報酬を求める回答が多く、保険点数の設定が低すぎるとの意見が多いことが示された。また、保険技工物で不採算と思うものでも、インレー、FMC、有床義歯、硬質レジン前装冠という回答が多く、現行料金と希望料金が一致していないことが分かった。さらに、40年間技工料、技術料が変わらず、報酬が低く抑えられていることも不採算との回答が多くみられた。

 自由記載欄には、現在の歯科技工所の状況や問題点、今後の展望や希望など多くの意見が寄せられた。

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コロナ禍の影響めぐり施設への訪問診療の実態を調査地域医療部が部内関係者向けにアンケートを実施

2021年 1月 8日 : Featured, 協会ニュース

コロナ禍の影響めぐり施設への訪問診療の実態を調査地域医療部が部内関係者向けにアンケートを実施 

◆対象施設は110カ所 

地域医療部では、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、外来における受診抑制が広がる中、特に、訪問診療の抑制による施設入所者の口腔内への影響を把握すべく、「新型コロナウイルス感染症が与えた訪問診療への影響」と題する部内関係者向けのアンケートを行った。 対象は、部内関係者が訪問診療を行っている東京近郊の有料老人ホームや特別養護老人ホーム等、百十施設にご協力をいただき、回答を得た。

◆訪問診療の中止・一部中止を含むが約60

今回のアンケートでは、①訪問診療を「中止」、「一部中止した」と回答した施設が約60%、②口腔内のことで困った利用者が「少しいた」が約90%、③緊急事態宣言等が発令され、訪問診療の中止を余儀なくされたが、訪問診療の必要性を訴えた施設が約90%に及んでいることが明らかになった。

今回の結果から、全体的に訪問診療を中止したことによる口腔内等の著しい(大きな)変化はみられなかったが、「訪問診療の中止」が少なからず患者の口腔内に悪影響を与えていた。 さらに、施設側のスタッフの記載から「患者の口腔内に変化があった時に即座に対応でいないことへの不安の声」や「継続的な訪問診療を必要とする声」が多いことが特徴的であった。

 

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地域医療部長談話「新型コロナウイルス感染症蔓延下でもニーズに応える歯科訪問診療体制の整備を」

2021年 1月 1日 : Featured, 協会ニュース, 理事会声明

新型コロナウイルス感染症蔓延下でもニーズに応える歯科訪問診療体制の整備を

2020年4月、新型コロナウイルス感染症に対する「緊急事態宣言」発出に合わせ、厚生労働省の「歯科訪問診療を含む歯科に対する診療の自粛(延期)を促す」通達が出され、メディアからも「歯科の受診は新型コロナウイルスへの感染リスクを高める」と報じられた。その影響により、外来診療をはじめ、歯科訪問診療でも受診控えが広がり、患家や施設への外部からの立ち入りを禁止されるケースもあった。

そこで、東京歯科保険医協会地域医療部では、歯科訪問診療の抑制による在宅患者または施設入所患者の口腔内への影響を把握すべく、部内関係者が歯科訪問診療を行っている東京近郊の在宅または施設(有料老人ホームや特別養護老人ホーム等)を対象にアンケート調査を行った。

アンケート結果では、口腔内のことで困った利用者が「いた」、「少しいた」との回答が約90%、「緊急事態宣言」の発令とともに歯科訪問診療の中止を余儀なくされたものの、「歯科訪問診療の必要性を感じた」との回答が約90%に及んだ。また、施設のスタッフから「患者の口腔内に変化があった時に即座に対応できないことへの不安」の声や「継続的な歯科訪問診療を必要」、「食形態の判断が難しかった」との声が多いことが特徴的であった。

さらに、個々の患者の口腔内に目を向けると、歯周病の悪化や嚥下機能の低下、歯の動揺の増加や歯根破折により抜歯になるケースがあった。これまで継続的に行っていた歯科訪問診療を自粛(延期)したことが少なからず患者の口腔内に悪影響を与えたことが窺えた。

歯科医師・歯科衛生士の行う専門的口腔ケアは、QOLの維持・向上をもたらすことや、誤嚥性肺炎やインフルエンザの予防に効果があるとのエビデンスがある。歯科訪問診療の中断は、歯科疾患の重篤化や誤嚥性肺炎をはじめ、新型コロナウイルス感染への悪影響が懸念される。今回のアンケート結果からも継続的な歯科訪問診療の必要性が示された。

地域医療を担う歯科医師として、第3波に屈することなく、ニーズに応える歯科訪問診療体制の整備が必要である。

2021年1月1日

東京歯科保険医協会

地域医療部長 横山靖弘

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会長「年頭所感 」

2020年 12月 31日 : Featured, 協会ニュース

会長「年頭所感 」

3年半前の20176月の総会の日に会長を拝命し、4回目の年頭所感として新年のご挨拶をさせていただきます。日頃、会員の先生方には本会会務に対してご理解とご協力をいただき、心から感謝申し上げます。3年前の年頭所感での当会会員数は5277名。その後、2018年診療報酬改定での施設基準の要件などを背景として、一昨年は429名増の5708名、昨年は5815名、そして2020121日現在では5900名と、順調に会員数が増加しております。この会員増の一因には、既会員の先生方からの多くのご紹介があり、この場を借りて先生方のご協力に対し、厚く御礼申し上げます。2020年は、新型コロナウイルス感染症への対応に日々追われた1年でした。20191231日、中国湖北省武漢市で原因不明の肺炎が集団発生したとの報道に接し、他国の不幸なニュースと思っていました。しかし、2月にダイヤモンドプリンセス号での新型コロナウイルスによる感染が連日報道され、3月中旬から国内で徐々に感染者数が増加し、全国で感染が拡がり、2年ごとの最重要ともいえる「新点数説明会」の開催を中止するという苦渋の選択を余儀なくされました。そこで急遽、2020年度診療報酬改定についての動画を撮影し、You Tubeにアップして周知に努めました。その後、47日には「緊急事態宣言」が発出され、本会理事会などでもWeb参加を認め、遅滞なく活動を行ってきました。「緊急事態宣言」は525日に解除され、新規感染者数は一定減少しましたが、その後、第2、第3の波が起こり、本稿執筆時の1215日時点で第3波のピークは認められず、感染者数、重症者数、そして死亡者数が全国で増加し続け、医療崩壊が始まっているとまで言われています。ワクチン接種は、12月上旬にアメリカ、イギリス、ロシアなど各国で始まり、日本政府も2021年前半にワクチン接種を開始する準備を進めています。今後を予測することは困難ですが、早期にコロナ禍が収束することを心から願っています。東京歯科保険医協会の目的は、「歯科保険医の経営・生活ならびに権利を守り、国民の歯科医療と健康の充実および向上を図ること」です。その目的を達成するために会員の先生方とともに役員、部員、事務局員は会務を行なっていますが、コロナ禍においても歯科医療、そして歯科医業経営が問題なく行われなければなりません。一次・二次補正予算で歯科への様々な支援策などが提示され、さらに今般、三次補正予算の内容が分かってきています。それらの情報は適時、本会からホームページ、デンタルブックメールニュース、FAX配信、機関紙などで詳細を配信してきました。実際には、政府、行政などから発出される情報、また唐突に内容が変更されなるなど、混乱も経験しました。その都度、様々な情報をスピードを持って発信する重要性を再認識し、特に約3100名のデンタルブック登録者へのメール発信は、大変有効なツールであったと自負しております。今後、さらに多くの会員がデンタルブックの登録を済ませていただき、様々な情報を入手されることを望んでいます。さらにポストコロナに向けて、歯科医療を取り巻く様々な問題に対して、国会議員、都議会議員、あるいは行政側などへ要請を行っていきます。今年も会員の訴えや要望を各方面に届け、改善を図ることを協会活動の大きな柱と考え、積極的に行っていきます。本年も会員の皆様のご支援、ご協力を賜りますよう何卒、よろしくお願い申し上げまして、年頭のご挨拶とさせていただききます。

2021年1月1日

東京歯科保険医協会

会長 坪田有史

 

 

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2020年度診療報酬改定に 関 する アンケート

2020年 12月 28日 : Featured, 協会ニュース

P重防を算定できたのは35%

 協会は、2020年10月に、会員に対して、歯周病重症化予防治療(P重防)、口腔機能管理料および周術期に関する点数などの算定状況を尋ねるアンケートを実施しました。それによると、2020年4月から9月に「算定をした」と回答した会員の割合は、P重防は35%、口腔機能管理料や周術期に関する点数についてはいずれも10%未満となっており、算定は進んでいない状況であることがわかりました。

 2020年度診療報酬改定の評価について尋ねたところ、「不満である」「大いに不満である」との割合が合計で71%になりました。改定で新設された点数を算定されていないことが、改定に対する会員の低い評価に繋がっていると考えられます。算定要件を緩和させ、現場で算定しやすくすることが重要です。

 協会は、患者さんに必要な医療を提供できるよう、実態にそぐわない算定要件の改善など問題解決を行政に訴えています。当該アンケートは厚生労働省への要請にも活用しました。

 また、今回のアンケートに関しては617件の会員から回答を頂きました。改めて、ご協力を頂いた先生方には御礼するとともに、協会の諸活動へのご理解・ご協力をお願いいたします。

〇アンケート結果はコチラをクリック(閲覧にはパスワード等が必要です)

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