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東京都歯科技工士会・石川功和会長インタビュー/新設の〝歯科技工所ベア支援料〟歯科医院に望むこと

東京都歯科技工士会・石川功和会長インタビュー/新設の〝歯科技工所ベア支援料〟歯科医院に望むこと

2026年度診療報酬改定では、歯科技工士の賃上げを目的とした歯科技工所ベースアップ支援料が新設された。ベースアップ評価料の導入から2年―。ベースアップに関する新たな診療報酬に対し、現場は何を感じているのか―。本紙5月号の東京都歯科衛生士会への取材に続き、今号では東京都歯科技工士会・石川功和会長にお話を伺った。

― 歯科技工所ベースアップ支援料が新設された意義をどのように捉えていますか。
歯科技工所ベースアップ支援料は、単なる加算ではなく、歯科技工士の処遇改善と人材確保を目的とした施策として位置づけられた点に大きな意義があると捉えています。歯科技工士に関する加算が明示されたことも含め、診療報酬の中で歯科技工士の役割や重要性がこれまで以上に明確に示されたことは、大きな前進であると考えています。
さらに、前回、前々回の「骨太の方針」においても歯科技工士に関する記載が盛り込まれたことは、国として歯科技工提供体制の維持や人材確保を重要な課題として認識し始めた表れであり、大変意義深いものと受け止めています。歯科技工士不足や高齢化が進む中、本制度が将来にわたり安定した歯科技工士の確保につながることを期待しております。

― 歯科技工所ベースアップ支援料が新設されたことを受けて、歯科医院に望むことはありますか。
歯科技工所ベースアップ支援料につきましては、単なる技工料金の値上げとしてではなく、将来にわたり良質な歯科医療提供体制を維持するための施策としてご理解いただきたいと考えております。
現在、歯科技工士不足や高齢化が進む中、安定した歯科技工提供体制の確保は歯科医療全体の重要な課題となっています。一方で、現場からは、本支援料の趣旨や配分方法について、歯科医師側にもまだ十分に浸透していないとの声も聞かれております。ぜひ、お付き合いのある歯科技工所から本制度に関する相談や説明があった際には、その趣旨をご理解いただき、お話を聞いていただければ幸いです。

― 東京都内の歯科技工所の状況を踏まえ、歯科医療機関に伝えたいことはありますか。
東京都内においても、歯科技工士の高齢化や人材不足は年々深刻化しており、将来にわたる良質な歯科補綴物の安定供給体制の確保が大きな課題となっています。そのような中で、私たちが製作した補綴物が患者さんの口腔内で良好に機能することは、歯科医療全体の価値を高めるうえでの基本中の基本であると考えています。
それは歯科技工士だけの力で成り立つものではなく、適切な診断・治療計画の立案・形成・印象採得などを担う歯科医師、口腔衛生管理や予防処置、保健指導を担う歯科衛生士、そしてその情報をもとに補綴装置や義歯などを製作する歯科技工士など、それぞれの専門職が連携することで、質の高い歯科医療が実現できます。今後も良質な歯科医療を維持していくため、歯科技工士との連携とご理解をより一層お願いしたいと思っております。
今回のベースアップ支援料の新設をはじめ、歯科技工士に対する支援体制が整備されてきていることは、大変ありがたく心強いことだと感じています。一方で、単に厳しい現状を訴えるだけではなく、今後は歯科技工士という仕事の素晴らしさや魅力、そして人の健康や笑顔を支えるやりがいを広く伝えていくことが重要だと考えています。そのことによって、自ら歯科技工士を目指したいと思う若い世代が一人でも増えていくことを願っております。

第1回メディア懇談会を開催/歯科技工所ベア支援料や歯科材料不足で意見交換

1回メディア懇談会を開催/歯科技工所ベア支援料や歯科材料不足で意見交換

協会は58日、2026年度第1回メディア懇談会を開き、26年度診療報酬改定の内容や、歯科医療をめぐる課題について、坪田有史副会長らが説明。歯科技工士の処遇改善を目的に新設された「歯科技工所ベースアップ支援料」について意見交換を行った。

その中で坪田副会長は、歯科技工料のいわゆる「73問題」に関するメディア側の問いに対して、「保険医療機関と歯科技工所の相互の連携に基づき行うこと」と、留意事項通知に明記されたことを紹介し、「国が一律に決めるのではなく、現場で協議して決める方向になった」と説明した。さらに、同支援料の算定分は、全額を歯科技工士の賃上げに充てる必要があり、協会として積極的な活用を求めており、併せて歯科技工所に対してアンケートを実施したことも説明した。

このほか、局所麻酔薬の算定対象拡大についての問いに対しては、「従来は算定できなかった一部処置で麻酔薬剤料費の請求が可能となった」ことを評価する一方、依然として対象外の処置が残るため、引き続き改善を求めていく方針を示した。その上で、麻酔薬の供給不足にも触れ、「国には安定供給のためにしっかりとした対策を取ってほしい」と訴えた。

さらに、グローブなどの歯科医療材料の不足も話題となり、特にネットを通じて購入している医療機関に影響が出ていると指摘。協会では、「冷静な情報収集と適正な在庫管理」を呼びかけていることを明かした。

東京歯科保険医新聞2026年(令和8年)6月1日号

東京歯科保険医新聞2026年(令和8年)6月1日号

こちらをクリック▶東京歯科保険医新聞2026年(令和8年)6月1日号No.675

【1面】
  1.第2回新点数説明会/900名が熱視線 保険請求の留意点解説/口指導講習会も同日開催
  2.健保法等「改正」案は医療現場に何をもたらすか/理事会声明 問題点を指摘
  3.CAD/CAMブリッジ6月1日から保険収載
  4.第54回定期総会開催ご案内
  5.探針

【2面】
  6.開示請求により/2026年度個別指導・新規個別指導の実施計画判明
  7.2026年6月歯科用貴金属の改定情報

【3面】
  8.「健康保険法等改正案」に対し理事会が声明を発表
  9.石油製品の在庫・供給状況で緊急アンケート/医療資材高騰と供給難 診療継続に不安の声
10.会員投稿/「根管治療の点数が低い!」―今次診療報酬改定にあたり思うこと―(伊藤実)
11.「歯科治療の流れがよくわかりました」/未経験スタッフ講習会

【4面】
12.経営・税務相談Q&A No.441/「拒むことはできるのか」テナントオーナーから家賃値上げの話が来た!
13.事前申込お忘れなく!!/賃上げ・物価上昇支援事業
14.第41回保団連医療研究フォーラム
15.会員無料相談デー

【5面】
16.研究会・行事ご案内

【6面】
17.連載 協会探訪 その⑩/その時は、一人で悩まずに!!―医事相談部―
18.IT相談室/「ホームページじまい」を考える②/IT版「退き際の思考」
19.共済部だより

【7面】
20.第1回メディア懇談会/歯科技工所ベア支援料や歯科材料不足で意見交換
21.神田川界隈(理事・高山 史年/豊島区)                                                                                                                                                                                                                                                                
22.「患者提供文書」の取り扱いについて/旧版は6月以降も使用可能
23.通信員便りNo.160
24.5月協会活動日誌
25.理事会だより

【8面】
26.歯科技工士問題検討委員会委員長談話「全ての歯科医院で歯科技工所ベースアップ支援料の届出および算定を!」
27.歯科技工所ベースアップ支援料 協会が緊急調査/9割の歯科技工所「算定希望」 実効性を疑問視する声も
28.新設の“技工所ベア支援料“歯科医院に望むこと/東京都歯科技工士会に聞く(石川功和会長)

協会が緊急調査/9割の歯科技工所「算定希望」 実効性を疑問視する声も

協会が緊急調査/9割の歯科技工所「算定希望」 実効性を疑問視する声も

 歯科技工所ベースアップ支援料

協会は、2026年度歯科診療報酬改定で、歯科技工士の処遇改善を目的とした、歯科技工所ベースアップ支援料が新設されたことを受け、歯科技工士がどのように感じているか、率直な声を把握するため、緊急調査を実施した。実施期間は430日から57日の8日間。無作為に抽出した歯科技工所190件に送付し、34件から回答が得られた。

回答者の特徴としては、年齢層別で見ると50代と60代で70.6%を占め、開業年数は20年以上が76.5%と長く開業している歯科技工所が中心だった。開業形態は70.6%が個人歯科技工所であり、1事業所あたりの職員が二人以下の小規模歯科技工所が73.5%となった。

歯科技工所ベースアップ支援料の理解については、「内容まで知っている」が29.4%、「名称は知っているが内容はわからない」が47.1%と、ある程度認知されているようだ。しかし、算定について契約先の医療機関と相談している歯科技工所は1件のみで、算定に向けた対応は、調査実施時点ではまだ一部にとどまっている。

契約先医療機関が歯科技工所ベースアップ支援料の算定を希望するかとの質問には、90%が「希望する」と回答しており、多くの歯科技工所がベースアップ支援料算定を望んでいることも分かった。一方、算定を「希望しない」と回答した理由としては、「仕事を発注してもらえなくなりそう」などが挙げられている。歯科技工所ベースアップ支援料の評価は、35.3%が「新設され喜ばしい」と回答したが、一方で、64.7%が「実効

性があるか疑問」と回答しており、実際に支援料が歯科技工所まで行き届くかを不安視していることがうかがえた。

自由記載欄には、歯科医療機関との関係を不安に思う声や、個人歯科技工所まで新設された点数分の料金が行き渡るのかを心配する声、歯科技工所の直接請求を求める意見などが寄せられた。

今回の調査結果の全体は、協会ホームページの518日付で掲載しているので、ぜひ、ご覧いただきたい。タイトルは、「ベースアップ支援料 90%が算定を希望【歯科技工所緊急アンケート】」、URL以下の通り。

https://www.tokyo-sk.com/

【IT相談室】「ホームページじまい」を考える ②:IT版「退き際の思考」

IT相談室】「ホームページじまい」を考える ②:IT版「退き際の思考」

【IT相談室】「ホームページじまい」を考える ②:IT版「退き際の思考」

承継や閉院、また譲渡などに伴い注意しなければいけないIT関連の項目のうち、今回はホームページについての基本事項をご説明します。

基本的には、閉院を前提にご説明しますが、譲渡でも同様となります。これまで問題なく運営できていたホームページでも、スムーズかつ滞りなく閉鎖することは、意外と難しいものです。

◆ホームページの契約形態

例えば「https://www.●●-sika.com」というホームページを公開するには、●●-sika.com」という「ドメイン」と、その中にある文章や画像などのデータ、それを保存する「WEBサーバー」の三つが必要です。WEBサーバーは一般的にレンタルサーバーを利用しています。自院のホームページが公開されていれば、「ドメイン管理会社」と「レンタルサーバー会社」の2カ所と有料で契約していることになります。これらの会社と直接契約している場合もあれば、WEB管理会社などが間に入ることにより、間接的に契約している場合もあります。

◆別ドメインとサブドメインもチェック

歯科医院のホームページのドメインが複数あるケースもあります。求人や矯正、インプラントなどのページを別ドメインにすることがあるほか、分院などがあればドメインが別であることが普通です。サブドメインといって、ドメインを分けて活用する場合もあります。珍しいケースですが、メインのホームページが複数ある医院もあります。過去に契約したが、現在は使っていないドメインが存在することもあるでしょう。

診療を続けているときに、これらのドメインサーバーの全てを把握している先生や、ドメインやWEBサーバーを直接契約している医院は少ないかと思いますが、閉院や譲渡となるとチェックが必要です。管理会社などにリスト作成を依頼してください。

次回はホームページの閉鎖・解約時の注意事項についてご説明します。

未経験スタッフ講習会/「歯科治療の流れがよくわかりました」

未経験スタッフ講習会/「歯科治療の流れがよくわかりました」

4月23日に第1回スタッフ講習会「未経験スタッフのための講習会」を開催した。講師は当協会理事の小林顕氏と岡田尚彦氏が務め、参加者は20歳代から60歳代までの22名で、参加職種は歯科助手から歯科衛生士、看護師や管理栄養士とさまざまであった。

まず、小林氏が受付業務に関して、医療保険制度の概要、公費負担、健康保険の資格確認についてマイナ保険証とスマホ保険証の受付動画も交えた解説を行った。続けて、傷病名などの主な略称、歯の構造と名称、歯式と歯面の名称およびその略号を説明した。
岡田氏からは、齲歯の治療について、齲蝕症の分類とそれに応じた治療方法および手順、歯周病の治療については、診査、検査、診断、治療の流れと方法の解説が行われた。さらに、補綴の治療として、ブリッジについて治療の流れ、局部義歯については各部の名称と着脱方法、総義歯については装着までの流れ、そして義歯の取り扱いQ&A、インプラント治療の概要の説明が行われた。
その後、4グループに分かれてグループワークが行われた。盛りだくさんの内容で駆け足であったが、受講後のアンケートでは受講者の95%がわかりやすかった、5%がどちらでもない、と回答があり、大変好評の講習会であった。

石油製品の在庫・供給状況で緊急アンケート/医療資材高騰と供給難診療継続に不安の声

石油製品の在庫・供給状況で緊急アンケート/医療資材高騰と供給難診療継続に不安の声

中東情勢の緊迫化により、原油由来製品を含む医療資材などの流通・供給への影響が広がり、歯科医療機関においても入手困難な状況が生じている。このため協会では、5月15日~31日にかけて会員を対象に「歯科医療機関における石油製品の在庫・供給状況緊急アンケート」を実施した。

詳細な結果は7月号に掲載予定だが、518日時点で寄せられた回答212件のうちでは、約96%は「入手困難となっている医療資材がある」と答えた。特に、医療用グローブ、エプロン、滅菌バッグの在庫不足を訴える声が多く寄せられた。

また、「在庫はあるものの価格が高騰している」「必要数を発注しても納品されない」など、価格上昇と供給不安の双方が医院経営に影響を及ぼしている実態も明らかとなった。

寄せられた声からは、「グローブが手に入らなければ、患者さんの数を制限しないといけない」「発注しても希望数が届かない」「物品が入らず、また診療を継続するために通常の倍以上の値段のものを仕入れている」「医療資材の価格が上がるのは仕方ない(諦める)として、そもそも注文しても入ってこないことへのストレスは耐え難い苦しみだ」など、切実な状況がうかがえた。

◆医療用手袋の放出開始

こうした状況を受け、厚生労働省は518日から医療用手袋の有料放出を開始した。申請・購入には、G-MISへログインの上、申請後に販売会社を通じた購入手続きが必要となる。

詳細は、東京都「厚生労働省による中東情勢を踏まえた医療用手袋の放出について」 をご確認いただきたい。

なお、G-MISでの手続きが困難な場合は、東京都保健医療局感染症対策部医療体制整備課物資管理担当(TEL 03―53204183)までお問い合わせいただきたい。

J-グランツでの申請手順

◆東京都医療機関等における賃上げ・物価上昇に対する支援事業(診療所)の、J-グランツでの申請手順は以下の通りです。参考にしてください。 申込みはクリックすると訂正等できません。 申請ボタンをクリックする際には、入力内容を再度ご確認ください。

2段階認証後「東京都医療機関等における賃上げ・物価上昇に対する支援事業(診療所、訪問看護ステーション 申請用)」のページが開きます。

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「アクション」の中から該当のアクションを選び、「申請する」をクリック。

 

内容を確認しながら入力

通帳のページ(表紙と見開き)を写真にとり添付

誓約・確認事項など必要事項にチェック、入力

記載内容を確認後、「申請」をクリック

 

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第54回定期総会で「決議」を承認

54回定期総会で「決議」を承認

決議

今次の歯科の診療報酬改定においては、医療機関の物件費負担の増加を踏まえた歯科初・再診料等の引き上げ、歯科外来物価対応料や歯科技工所ベースアップ支援料の新設、CAD/CAM冠・インレーの大臼歯までの適応拡大と咬合支持の有無などの要件廃止、小児口腔機能管理料および口腔機能管理料の算定要件や対象患者の拡大、麻酔薬剤料の算定対象の拡大、歯科用合着・接着材料の区分変更などの改善が行われた。しかし、20251224日に大臣折衝を経て決定された、2026年度診療報酬の本体は3.09%の引き上げとされたものの、その多くが賃上げ分など使途を限定したものになっており、歯科医療の充実につながる技術料に相当した引き上げ部分は0.31%に過ぎない。物価高の中、これでは歯科医療提供体制の充実は進まない。

さらに追い打ちをかけるように、緊迫する中東情勢を受けた原油価格の高騰が、歯科医療現場に深刻な打撃を与えている。日常診療に不可欠な医療用手袋や滅菌袋、医療用エプロンなどの資材不足が顕著となっており、国の備蓄放出が行われるも、現場が求めるサイズ等のニーズを十分に満たしていない。これら医療資材の枯渇は診療制限に直結し、患者の口腔の健康を根本から脅かすものである。

加えて、本国会で成立した「健康保険法等の一部を改正する法律案」も看過できない。薬剤費に留まらず、検査や処置等の診療行為にも拡大可能な「一部保険外療養」の創設は、患者の自己負担を加速度的に増加させ、受診抑制による疾病の重症化を招く。特に歯科においては、重症化による抜歯やそれに伴う補綴処置の増加を引き起こし、結果として歯科医療費の膨張を招くという悪循環を生むことは明白である。

また、協会は安心安全な歯科医療の提供を脅かす動きに強く反対し、原爆投下80年の節目を超えてなお戦争が続く世界情勢に断固抗議する。

私たちは、国民の生活、歯科医療の充実、およびその前提である平和な社会を脅かす動きを断じて許さず、社会保障の充実を通じて誰もが安心して暮らせる社会を実現するため、以下の要求を表明する。

 

 

一.国は、現行の社会保障制度を後退させず、世界の国々が模範とする日本の社会保障制度をさらに充実させること。

一.国は、歯科医療の充実や医療従事者の処遇改善が進むよう、診療報酬を大幅に引き上げること。

一.国は、医療用手袋や滅菌袋、医療用エプロンなど重要な医療資材の安定供給に資する実効性ある対応を行うとともに、物価高騰に対応した緊急の財政措置を図ること。

一.国は、患者の自己負担増と受診抑制を招き、歯科医療を崩壊させる「一部保険外療養」の創設を見直すこと。

一.国は、健康保険証の発行停止を撤回すること。少なくともマイナ保険証の有無にかかわらず資格確認書を一斉発行するよう、各自治体に要求すること。

一.私たち歯科医師は、平和を妨げるすべての動きに反対する。

以上

 

2026年6月14日

東京歯科保険医協会 第54回定期総会

第2回新点数説明会/900名が熱視線 保険請求の留意点解説

2回新点数説明会/900名が熱視線 保険請求の留意点解説

第2回新点数説明会/900名が熱視線 保険請求の留意点解説

協会は521日、2026年度診療報酬改定に伴う第2回新点数説明会をなかのZERO大ホールで開催。改定における要点を解説した第1回に続き、今回は保険請求を行う際の留意点をテーマとし、会員をはじめ、約900名が参加し、講師の説明に耳を傾けた。

1回新点数説明会の模様は、すでにデンタルブックで公開しており、会員であれば視聴することが可能。第2回、第3回(527日)新点数説明会も開催当日から2週間後を目途に順次公開する予定だ。

 

 

 

口指導講習会も同日開催

なお、同日に今次改定で新設された口腔機能実地指導料の算定に必要な歯科衛生士向けの講習会を併せて開催した。協会の松島良次理事、松島歯科医院の歯科衛生士・塚本佳子氏が講師を務め、400名を越える歯科衛生士が参加した。同指導料を算定するには、口腔機能発達不全症および口腔機能低下症の実地指導に係る研修を受けた歯科衛生士の配置を明記した施設基準を届け出て、同歯科衛生士が指導を行う必要がある。

連載/協会探訪 その⑩  その時は、一人で悩まずに<医事相談部>/東京歯科保険医協会会長 早坂美都

連載/協会探訪 その⑩ その時は、一人で悩まずに<医事相談部>/東京歯科保険医協会会長 早坂美都

東京歯科保険医協会には「医事相談部」があります。この部署は、協会に蓄積されたデータを基に経験豊富な協会役員と顧問弁護士が、指導・監査や患者さんとのトラブルなどの相談に対応しています。

医事相談部は部会を定期的に開催し、会員の皆さんから寄せられたさまざまな相談内容について最適な解決方法をご提案できるよう、協議・検討しています。

その一方で、「いつから医療従事者が、こんなに大変な思いをする世の中になってしまったのだろう」と、ため息が出ることもしばしばです。

2005年に個人情報保護法が施行されています。現在は、インターネットの普及による情報の氾濫など、社会の変化が大きい時代でもあります。また、医療をサービスと捉える風潮のせいでしょうか、患者さんの権利意識が高まっています。

そのため、患者さんからのカルテ開示請求、過度な要求、言いがかりなどが増加しており、先生一人だけで運営する歯科医院では解決できないような事案も散見されます。

歯科医院側では、まず法律や応招義務の解釈などを理解し、トラブルを起こさないことが必要です。万が一トラブルが発生してしまったら、重大化を防ぐようにすることが重要です。医事相談部では、トラブルを起こさないための説明、トラブルになりやすい状況への対応、トラブル発生時の注意点をまとめた「患者トラブル対応10か条」を作成しています(協会ホームページに掲載しています)。

毎日臨床に携わっている先生方のお力になれればと、医事相談部は常にアンテナを張って必要な情報収集をしています。それだけではなく「東京歯科保険医新聞」や協会ホームページ、デンタルブック、FacebookFAX通信のF-Nexなど、あらゆる媒体を活用し、会員の先生方へ情報提供を行っています。

◆個別指導も相談に応じています

先生方の歯科医院に個別指導通知が届いたら、どのように対応しますか。個別指導および監査は保険医にとって精神的、経済的な圧力となります。個別指導には弁護士の帯同、録音が可能です。協会は、顧問弁護団を結成して対応しています。

その時は、どうぞ一人で悩まずに協会にご連絡ください。協会事務局、協会役員(歯科医師)、弁護士らが、今までの経験をもとに、ご相談に応じさせていただきます。

医療資材/供給不安も冷静な対応を

医療資材/供給不安も冷静な対応を

昨今、ホルムズ海峡封鎖による原油輸送の停滞を背景に、原油由来のさまざまな製品の供給不足、および値上がりが生じ、生活を脅かしています。医療現場でも注射器、点滴バッグ、医療用ガウン、医療用手袋などが不足し、行政も対策本部を設置し対応を図っています。

医療用手袋に関しては、一部で通常量を大幅に超える発注などにより、結果として歯科医療機関をはじめとする一部の医療機関では入手が困難となっている状況も発生しています。

協会にも医療用手袋などの医療用消耗品が入手困難との相談が寄せられています。診療に欠かせない資材であるだけに、会員の先生方の不安は当然のものです。

一方で流通全体を見渡すと、医療材料の供給が全面的に停止している状況ではありません。一定の流通ルートを確保している医療機関では、比較的安定した供給が続いている例も見受けられます。

今回の混乱は、メディア報道による不安の高まりと、それに伴う一部ルートへの需要集中が重なり、供給の偏在が生じている側面もあると考えられます。

政府は、医療用手袋について備蓄水準を超える余剰分約49,000万枚のうち、5,000万枚を 5月下旬よりG-MIS(医療機関等情報支援システム)を活用して放出することを決定しました。421日時点でそれ以上の詳細はまだ不明なため、まずはG-MISに登録をしているか、ログインできるかなどを事前に確認することをお勧めします。

また、会員の先生方には、冷静な情報収集と適正な在庫管理に努めていただくようお願いいたします。必要な材料の確保にあたって、まずは日頃から取引のあるディーラーに状況を確認し、確実な情報に基づいてご対応ください。協会としても、引き続き情報収集を進め、必要な発信を行ってまいります。

G-MISログインページ 

 https://www.med-login.mhlw.go.jp/s/login/?ec=302&startURL=%2Fs%2F

診療行為も「保険除外」に? OTC類似薬めぐる法改正

診療行為も「保険除外」に? OTC類似薬めぐる法改正

政府が進めるOTC類似薬(市販薬と成分が類似した処方薬)の患者自己負担引き上げをめぐり、現在国会で健康保険法改正案が審議されている。今回、その法案に、薬だけでなく診察、処置および在宅医療などの「診療行為」自体を、保険給付から除外できる仕組みが盛り込まれていることが明らかになった。給付除外の対象が診療行為に拡大される懸念が現実味を帯び、医療関係者や患者団体に激震が走っている。


◆議員が警鐘/4月23日に緊急集会
この事態を重く見た医師・歯科医師や難病患者団体は4月23日、国会議事堂前で緊急集会を開催し、早坂美都会長も参加した。
情勢報告に立った厚生労働委員会委員で共産党の辰巳孝太郎衆議院議員は、国会審議を通じて法案に「薬」だけでなく診察・手術なども保険給付除外に含まれている事実が明らかになったと報告。「さまざまな医療行為が、将来的に保険給付から外される布石になりかねない」と警鐘を鳴らした。
◆本当に「患者の声」を聞いているのか?
集会では、難病患者団体からも強い怒りの声が相次いだ。難病患者にとって、OTC類似薬を含む適切な処方は日常生活を支える「命綱」である。患者団体の代表は、これまで実施してきたWEB署名による撤回要請に触れ、「行政は本当に患者の声を聞いているのか」と厳しく批判。薬以外の診察などにまで給付除外が際限なく拡大することへ強い危機感を示し、制度改革阻止への徹底抗戦の構えを見せた。

連載/協会探訪 その⑨ 歯科保険医の立場から提言<政策委員会>/東京歯科保険医協会会長 早坂美都

連載/協会探訪 その⑨ 歯科保険医の立場から提言<政策委員会>/東京歯科保険医協会会長 早坂美都

東京歯科保険医協会内には、政策委員会という委員会が設けられています。

政策委員会では、社会保障、医療保険および歯科医療などに関する情勢や諸問題について分析し、協会としての見解や方針、政策提言などをまとめています。

長年にわたる政府の医療費抑制策のため、歯科は疲弊した状態が続いています。人件費、歯科材料費、水道光熱費、委託技工料や外注費の高騰に加えテナント料も高騰しています。また、医療DXが急速に進んだことにより、機材導入費用やランニングコスト増も経営を圧迫している原因の一つです。歯科医療機関はこのような厳しい経営環境の中で、歯科医療水準を保ち、スタッフの雇用・定着のため、賃上げにも取り組んでいます。

こうした歯科保険医の置かれている現状を調査・分析し、改善に生かしていくことも政策委員会の重要な活動です。

調査・研究活動

会員に対して、5年ごとに「会員の意識と実態調査」を実施し、東京都内における歯科保険医のリアルな状況を浮き彫りにしています。また、政府の歯科医療政策についての情報も収集・分析しています。過去には、ドイツ・イギリスに医療保険制度視察団を派遣するなどして、歯科医療政策の在り方などを研究しました。

行政への要請

調査および提言にまとめた内容を基に、行政や自治体に要望も行っています。東京都に対しては、毎年、次年度の予算要請を実施しています。

2025年度は、歯科医院のデジタル化に対しての実効性ある支援や、小中学校の養護教諭の方々からの声を基に、食後の歯磨きがきちんとできるようにするため、水道蛇口の増設、子ども医療費や妊婦の歯科健診・治療の無償化などを要望しました。

さらに、都議会各会派のヒアリングにも参加し、歯科医療における問題解決への理解と協力を要請してきました。

談話・提言

重要な課題に対しては、協会の考えなどを政策委員長談話にまとめ、会内外に向け発表しています。また、東京の歯科保険医の立場から、歯科医療政策に関する提言をまとめ、発表もしてきました(「21世紀にふさわしい歯科改革提言<2010年、2019年改定版>」・「医療と介護における歯科に関する提言」<2011年>)。

政策学習会

理事・部員を一堂に会し、歯科医療政策を中心に、さまざまな政策学習会を実施し、問題解決に向けた議論を深め、意思統一を図っています。

なお、提言は協会ホームページからダウンロードできます。ぜひとも、ご一読をいただくとともに、協会の諸活動にご理解・ご協力をいただきますよう、お願いします。

政策委員会の活動はこちら

→  https://www.tokyo-sk.com/aboutus/eachdepartment/department06/

新点数説明会レポート/協会が「生命線」 会場で聞いた〝声〟

新点数説明会レポート/協会が「生命線」 会場で聞いた〝声〟

診療報酬改定の度に行われ、協会の名物行事でもある新点数説明会。第1回新点数説明会は降雨に見舞われたものの、会場には約1,300人もの会員、スタッフらが足を運び、解説に耳を傾けた。今次改定を受けて会員は何を思うのか、新点数説明会に何を望むのか―会場で聞いた。
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◆改定の懸念、医療物資不足への不安…
まず話を聞いたのは、複数の歯科医院を展開する法人で代表を務める立石登氏(調布市開業)。今回

立石登氏(調布市開業)

の診療報酬改定について、厚生労働省のビジョンに沿っているとして「意図は理解できる」と語った。一方、訪問歯科衛生指導料の見直しについては、歯科衛生士一人あたり1日15人までの算定制限が設けられたことで、「訪問診療に真摯に取り組んできた現場にとってはやりづらい」と懸念を示し、「大規模な特別養護老人ホームへ訪問している医療機関には影響が大きい」と指摘した。また、「協会などが意見を出せる公の議論の場が必要」とし、「社会保障費を抑制する流れを感じるが、医療費抑制につながる歯科診療の価値を最も理解しているのは現場だ」と、現場の声がより一層、診療報酬改定に反映されることを求めた。

歯科用麻酔薬や資材の供給不足に危機感を示したのは、櫛山典之氏(八王子市開業)。「不足すれば休診や診療縮小もあり得る。グローブの納品も遅れている」と不安を語った。会員の関心も高いベースアップ評価料についても「不明点が多い。毎年春には昇給はしているが…」とし、施設基準の届出には至っていないという。さらに、「全体的に算定基準が複雑化している」とし、「基本点数を軸に物価に応じて引き上げるなど、シンプルな仕組みにしてほしい」と訴えた。
◆「新点数説明会は分かりやすい」長年参加の会員も

熊谷秀彦氏(練馬区開業)

熊谷秀彦氏(練馬区開業)は、「新点数説明会は分かりやすく、感謝している」と長年足を運んでいるという。一方で「分かりやすい診療報酬改定にしてほしい」と複雑化する改定に言及した。また、歯科医療におけるデジタル化の進展に「ついていくのが大変」とし、「協会が生命線。手取り足取り教えてもらっている」と続けた。

 

 

 

 

伊藤実氏(足立区開業)

改定率が実質0.31%に「厳しい」と評価したのは、伊藤実氏(足立区開業)。毎月のように材料費、消耗品費が値上がりし中東情勢も相まって「このペースでは利益が出ない。さらに自費を増やさざるを得ない」「根管治療の点数も低すぎる」と訴えた。その上で「口腔の健康が、健康寿命や全身疾患に大きく関与していることは多くの論文で示されているはず」と歯科医療自体の正当な評価を求めた。
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同じ歯科医師でありながら、さまざまな背景を持つ会員が集った新点数説明会。6月1日の診療報酬改定施行までに第2回(5月21日/木)、第3回(5月27日/水)と続く。新たな診療報酬の理解を深めるべく、ぜひ足を運んでいきたい。

第1回新点数説明会/新点数説明会に1,300名超 多岐にわたる変更点を解説

1回新点数説明会/新点数説明会に1,300名超 多岐にわたる変更点を解説

協会は410日、2026年度診療報酬改定に伴う第1回新点数説明会を文京シビック大ホールで開催し、会員やスタッフほか1,358名が参加した。大勢の会員やスタッフが一堂に会し、2階席まで埋まる中、参加者は熱心にメモを取り、質問は多数に及ぶなど、活気のある説明会となった。

冒頭、早坂美都会長が挨拶に立ち、今次改定について「協会が求めていた項目や現場からの意見が反映された改定であったことは評価できる。しかし、診療報酬の本体は3.09%の引き上げとされたものの、その多くは賃上げ分など使途が限定されている。歯科医療の充実につながる技術料に相当した引き上げ分は、わずか0.31%にとどまった。説明会を通して日本の医療はどのような方向に向かっていくのか、国は歯科に対して何を求めているのか、先生方と共に考えていきたい」と訴えた。

また、政府が77成分・約1,100品目の薬剤について、特別の料金(薬剤費の25%)として患者に追加負担させることに対しては反対の意思を表明し、「ストップ!患者負担増請願署名」への協力を呼びかけた。

本橋昌宏副会長(社保・学術部長)

濱﨑啓吾理事(社保・学術部)

続いて、講師の本橋昌宏副会長(社保・学術部長)が基本診療料からリハビリテーションまで、濱﨑啓吾理事(社保・学術部)が処置から有床義歯、施設基準まで、冊子「2026年改定の要点と解説」を基に、今次改定の詳細を解説した。

その後には参加者との質疑応答が行われ、新設された口腔機能実地指導料(口指導)や算定単位と要件が変更された新製有床義歯管理料(義管)、再編された歯科口腔リハビリテーション料1(歯リハ1)、歯周病継続支援治療(SPT)のほか、ベースアップ評価料、歯科技工所ベースアップ支援料に関する質問が相次いだ。

終了後、参加者からは、「新点数説明会には毎回参加している。分かりやすくて感謝している」「次回の説明会も期待している」などの感想が寄せられた。

新点数説明会は本説明会を含め、計3回開催する。521日の第2回新点数説明会は疑義解釈や記載要領などを含め6月からの保険請求時の留意点をテーマとし、527日の第3回新点数説明会は在宅歯科医療に関する内容を中心に改定のポイントを解説する。

説明会の模様は、デンタルブック内でオンデマンド配信を行う。第1回はすでに配信を開始しており、第23回は6月上旬までに配信を予定しているため、改定内容の理解を深め、算定漏れがないようご活用いただきたい。

東京都歯科衛生士会・藤山美里会長インタビュー/ベア評価料導入後、 処遇改善の実感は?

 ベースアップ評価料は、2026年度診療報酬改定で見直しが行われ、さらに歯科技工士の賃上げを目的とした歯科技工所ベースアップ支援料が新設された。これらの診療報酬において、処遇改善の“対象”となる医療従事者は現場で何を感じているのか―東京都歯科衛生士会、東京都歯科技工士会に取材した。今号では東京都歯科衛生士会の藤山美里会長にお話を伺った(東京都歯科技工士会の取材記事は本紙6月号掲載予定)。

Q.ベースアップ評価料が導入されて以降、現場は処遇改善を実感していますか?
ベースアップ評価料に関して、本会では2025年初頭に歯科衛生士を対象としたアンケート結果*を公表しました。結果からは「現場で処遇改善を実感している」とは言い切れず、むしろ実感できていない方が多いことが明確になりました。ただし、満足している人も一定数いるという点も事実で、現場の受け止め方は二極化しています。また、そもそも制度を知らない歯科衛生士もおり、制度は動いていますが、現場の体感としてはアンケート実施時点では届いていないと考えます。
なお、本会としては、毎年「診療報酬研修会」を開催しており、歯科衛生士が自身の関わる保険点数とその流れを正しく理解するよう尽力しています。

Q.ベースアップ評価料の届出、未届出は、歯科衛生士が就職先の歯科医院を選ぶ際のポイントになり得るものでしょうか。
届出をされている医院は「制度を理解し、スタッフに還元しようとする姿勢がある」と考えられ、届出状況は、就職先を選ぶ際の判断材料になり得ますが、制度自体を理解していない(知らない)歯科衛生士もいるので、全てではありません。また、届出の有無だけでなく、給与への反映の透明性と説明を求める方もいます。
ベースアップ評価料は、私たち医療スタッフの処遇改善が社会的に必要だと認められた証拠だと考えます。スタッフとして、より良い職場づくりを院長先生方と一緒に考えるきっかけにしたいです。また、算定されない背景には、申請手続きが複雑であることが一因であると伺っております。申請の流れをより簡素化できるよう、要望書提出なども院長先生方と考えたいと思います。

Q.26年度改定では、口腔機能実地指導料など、歯科衛生士の診療の補助業務が拡充、評価されましたが、貴会ではどのように受け止めていますか。
26年度改定で口腔機能実地指導料など、歯科衛生士が日々取り組んでいる専門的な指導が制度として明確に位置づけられ業務が評価されたことは、大きな励みです。
また、職能団体主催の研修会が施設基準研修として認められたことも意義深い前進です。この流れを会員拡大にもつなげ、より多くの歯科衛生士が学び続けられる環境づくりに取り組んでいきたいと考えています。

Q.歯科衛生士不足は喫緊の課題ですが、歯科衛生士の視点で〝働きやすい、長続きする就労環境〟とはどのようなものでしょうか。
1)適正な評価と処遇
基本給の底上げや、ベースアップ評価料の適切な反映など、専門職としての責任と負担に見合った処遇が確保されていることが、現場の歯科衛生士から求められています。
2)人員配置と働き方
適切なスタッフの人員配置、休暇の取りやすさ、時間外労働の削減など、持続可能な働き方ができる体制が求められています。本会では復職支援・離職防止研修会や職業紹介サイト(無料)を運営し、人材確保に尽力しています。
3)成長につながる要因
学びを支援する制度、教育に前向きな人、専門職として尊重される関係、専門性を発揮できる業務などが整備されている環境は、離職防止に大きく関係します。
卒業後も継続的に学び、専門知識・技術を高めるための研修・認定制度である日本歯科衛生士会生涯研修制度や主催研修会などで本会も支援しています。
*=「処遇改善に関する緊急アンケート」/実施期間 24年11月10日~12月23日、回答総数585)

東京歯科保険医協会 第54回定期総会開催のご案内

東京歯科保険医協会 第54回定期総会開催のご案内

東京歯科保険医協会第52回定期総会を下記の通り開催致します。

ご多用中のこととは存じますが、ぜひご出席くださいますようよろしくお願い申し上げます。

 Ⅰ 総会


◆開催日時 2026614日(日)午後2時30分~7時45
◆開催会場 KKRホテル東京(住所 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-4-1

※交通:東西線「竹橋駅」3b出口直結 徒歩3
    千代田線「大手町駅」C2出口 徒歩7分
    都営地下鉄「神保町駅」A9出口 徒歩7分

◆総会議事 午後2時30分~4時15分(10F・瑞宝
◆議  案
 第1号議案 2025年度活動報告の承認を求める件
 第2号議案 2025年度決算報告の承認を求める件
       (付・会計監査報告)
 第3号議案 2026年度活動計画案承認の件
 第4号議案 2026年度予算案承認の件
 第5号議案 選挙管理委員承認の件
 第6号議案 決議採択の件

Ⅱ 記念講演 シンポジウム


◆時 間 午後4時30分~6時00分(10F・瑞宝
◆テーマ 
「今次診療報酬の“?”を“!”に変えるシンポジウム疑問が納得に変わる」診療報酬改定について
講師:協会講師団

Ⅲ 懇親会


◆時 間 午後6時15分~7時45分(11F・孔雀)

東京歯科保険医新聞2026年(令和8年)5月1日号

東京歯科保険医新聞2026年(令和8年)5月1日号

こちらをクリック▶東京歯科保険医新聞2026年(令和8年)5月1日号No.674

【1面】
1.第1回新点数説明会/新点数説明会に1,300名超 多岐にわたる変更点を解説
2.診療行為も「保険除外」に? OTC類似薬めぐる法改正
3.第54回定期総会開催ご案内
4.2026年度診療報酬改定新点数説明会ご案内
5.探針

【2面】
6. 第3回新点数説明会で警視庁担当が説明へ/駐車許可証 4月から運用変更
7. 社保・学術部長談話「歯科医療提供体制を維持するため、診療報酬本体の抜本的引き上げを」
8.OTC類似薬の国会審議を注視/歯科にも深く静かに影響 署名へのご協力を
9.2026年6月版「歯科保険診療の研究」/発送は6月末頃
10.「2026年改定の要点と解説」正誤表随時更新中/確認してご利用ください

【3面】
11.2026年度診療報酬改定情報/疑義解釈 6月1日施行

【4面】
12.経営・税務相談Q&A No.440/新人採用 試用期間中の注意点
13.医療機関等における賃上げ・物価上昇支援事業について
14. 理事会だより
15. 4月協会活動日誌
16.会員無料相談デー

【5面】
17.研究会・行事ご案内

【6面】
18.連載 協会探訪 その⑨/歯科保険医の立場から提言―政策委員会―
19.医療資材/供給不安も冷静な対応を
20.共済各制度の支給実績
21.共済制度キャンペーン

【7面】
22.新点数説明会レポート/協会が「生命線」会場で聞いた〝声〟                                                                                                                                                                                                                                                                
23.神田川界隈(副会長・坪田有史/文京区)

【8面】
24.26年度診療報酬改定新ベースアップ評価料のポイント②
25.ベア評価料導入後、処遇改善の実感は?/東京都歯科衛生士会に聞く(藤山美里会長)

【9・10面】
26.共済春募集キャンペーンチラシ(日常が止まる瞬間、休業保障で備える)

【予約受付中】9月16日(水)19:00~大会場をご用意しました!口腔機能実地指導料のための講習会

第5回予約受付開始しました!

多くのご要望にお答えし、大きな会場をご用意いたしました!
第5回については会員の先生もご参加いただけます。
また、1会員あたりの参加人数制限もございません。
もちろん会員の先生お一人でのご参加も可能です。
年内の開催は最後の回になります。受講忘れがないようご注意ください。

予約はこちらから https://reserva.be/tokyosk418 
クレジットカード決済導入に伴い、5月までと予約フォームが異なります。
予約方法についてこちらをご確認ください。 予約方法について

今次診療報酬改定により、口腔機能実地指導料(46点)が新設されました。(要点と解説P.47,48参照)
 本指導料を算定するためには、口腔機能発達不全症及び口腔機能低下症の実地指導に係る研修を受けた歯科衛生士が配置されており、施設基準を届け出る必要があります。本講習会は、当該施設基準を満たす内容で開催します。
 講習会の受講に関しては、2027年5月31日まで経過措置がありますので、2026年5月中に受講ができない場合でも、施設基準の届出・算定は可能です。
 講習会を受講せずに、施設基準の届出を行った場合は、2027年5月31日までに講習会を受講し、再度届出を行ってください。

第3回 6月24日(水)19:00~21:00(受付は終了しました)
     四谷区民ホール 定員300名

第4回 8月6日(木)19:00~21:00(キャンセル待ちとなっています)
     文京シビックホール(小ホール) 定員300名

第5回 9月16日(水)19:00~21:15
    文京シビックホール(大ホール) 定員1,000名

※講習内容は同じです。いずれか1回の受講で結構です。
 これ以降の年内開催の予定はありません。

講師 松島 良次 氏(東京歯科保険医協会 理事)
   塚本 佳子 氏(松島歯科医院 歯科衛生士)
  
対象 会員と会員の医療機関に勤務する歯科衛生士

参加費 会員本人は無料(受講票・受講証明書の発行はありません。会員証を持参ください)
    歯科衛生士 参加者1名につき2,000円(税込)
    ご予約時のクレジット決済です。
    ご予約時にクレジットカード情報の入力が必要となります。
    ご用意のうえお申込みください。

予約はこちらから https://reserva.be/tokyosk418 
申し込み受付後、順次、会員の登録歯科医療機関に郵送にて受講票をお送りします。
(8月の回は7月以降の送付、9月の回は8月中旬以降の送付です。)
当日は会員は会員証、歯科衛生士さんは、受講票を必ずお持ちください。
受講票・受講証明書には、参加者氏名(漢字)が記載されます。予約時に入力間違いがないようご注意ください。
ご予約の際には、参加者氏名(フルネーム漢字)、メールアドレス、会員番号、会員氏名、診療所名、診療所電話番号の入力が必須です。

ベースアップ支援料 90%が算定を希望 【歯科技工所緊急アンケート】

2026年度歯科診療報酬改定にて、歯科技工士の処遇改善を目的に、歯科技工所ベースアップ支援料が新設されたことを受け、歯科技工士がどのように感じているか、率直な意見をお聞きするため、緊急アンケートを実施しました。
回答いただいた多くの歯科技工所から、歯科技工所ベースアップ支援料の算定を希望するが、実効性があるか疑問との回答が寄せられました。また「歯科医院から言ってもらえると気持ちが楽」「歯科医院も大変」「大きい歯科技工所から下請けで行なっている個人歯科技工所には支援料が届かない」などの意見も寄せられています。
アンケートをご覧いただき、先生方には、ぜひベースアップ支援料の施設基準の届出および算定を行っていただきたいと思います。
歯科技工士問題検討委員会では、アンケート結果を受け、歯科技工士問題検討委員長談話を発出いたしました。合わせてご覧ください。

アンケート結果まとめ

全ての歯科医院で歯科技工所ベースアップ支援料の届出および算定を!

施設基準の届出について

全ての歯科医院で歯科技工所ベースアップ支援料の届出および算定を!

2026年度歯科診療報酬改定にて、歯科技工士の処遇改善を目的に、歯科技工所ベースアップ支援料が新設されました。
歯科技工士問題検討委員会では、歯科技工所へ緊急プレアンケートを実施し、結果を受け、歯科技工士問題検討委員長談話を発出いたしました。

全ての歯科医院で歯科技工所ベースアップ支援料の届出および算定を!
 報道にもあるように、歯科技工士は担い手の減少や、高齢化の進行などにより、厳しい状況が続いている。当会が2020年、2023年に都内歯科技工所に対して実施した歯科技工所アンケートでも、小規模歯科技工所を中心に、低賃金・長時間労働による厳しい勤務状況や、後継者不足が示されている。これ以上歯科技工士が減少すれば、義歯に限らず、その他の保険の補綴物の受注先が見つからず、歯科診療に大きな影響が出る可能性がある。
 今改定では、歯科技工所で働く歯科技工士の処遇改善、賃上げ対応として、「歯科技工所ベースアップ支援料」が新設された。歯科技工士の賃上げにつなげるための重要な仕組みとして位置づけられており、歯科医院において広く施設基準の届出を行い、算定をすることが求められる。
 2026年4月30日~5月7日かけて緊急に実施した歯科技工所アンケートでは、契約先医療機関が歯科技工所ベースアップ支援料を算定することを90%の歯科技工所が「希望する」と回答している。一方、約70%の歯科技工所が、ベースアップ支援料は「実効性があるか疑問」と回答している。自由記述欄には「歯科医院側から言ってほしい」「歯科医院が申請してくれるか不安」「歯科技工士から話をして仕事がなくなる可能性がある」など、歯科医師の対応に不安を感じる声が多く寄せられている。
 一方で、制度設計が複雑であることや、歯科医院側の事務負担が大きいこと、実際の賃上げにどのようにつながるのか見えにくいこと、委託1装置につき一律の点数であり、手間のかかる有床義歯ほどプラス感が薄れることなど、問題点も多岐にわたる。本来は、技術料の評価を引き上げ、「7:3告示」に基づき、歯科技工士の処遇改善を図るべきである。
 しかし、問題点を理由に施設基準の届出や、歯科技工所ベースアップ支援料の算定が進まなければ、歯科技工士の処遇改善は依然として進まない。歯科技工所ベースアップ支援料は、歯科技工士の賃金改善をするための原資を確保する項目であり、歯科医院の届出・算定によって実効性が保たれるものである。歯科技工所ベースアップ支援料の施設基準届出率や、算定率が低ければ、歯科医師は歯科技工士の処遇改善に消極的だと受け取られかねない。
 協会では、歯科技工所ベースアップ支援料の制度上の問題点を訴え、改善を求めるとともに、診療報酬総枠拡大と技術料評価の引き上げを求めていく。
 各歯科医院においては、歯科技工所、歯科技工士、ひいては国民の口腔健康を守るために、今改定の趣旨を十分に理解し、全ての歯科医院で積極的に施設基準の届出を行い、算定を行ってもらいたい。
2026年5月14日
歯科技工士問題検討委員会
委員長 森元 主税

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全ての歯科医院で歯科技工所ベースアップ支援料の届出および算定を!

アンケート結果もご覧ください。
アンケート結果まとめ

歯科技工問題検討委員会委員長談話「全ての歯科医院で歯科技工所ベースアップ支援料の届出および算定を!」

歯科技工問題検討委員会委員長談話「全ての歯科医院で歯科技工所ベースアップ支援料の届出および算定を!」

歯科技工問題検討委員会委員長談話「全ての歯科医院で歯科技工所ベースアップ支援料の届出および算定を!」

報道にもあるように、歯科技工士は担い手の減少や、高齢化の進行などにより、厳しい状況が続いている。当会が2020年、2023年に都内歯科技工所に対して実施した歯科技工所アンケートでも、小規模歯科技工所を中心に、低賃金・長時間労働による厳しい勤務状況や、後継者不足が示されている。これ以上歯科技工士が減少すれば、義歯に限らず、その他の保険の補綴物の受注先が見つからず、歯科診療に大きな影響が出る可能性がある。

今改定では、歯科技工所で働く歯科技工士の処遇改善、賃上げ対応として、「歯科技工所ベースアップ支援料」が新設された。歯科技工士の賃上げにつなげるための重要な仕組みとして位置づけられており、歯科医院において広く施設基準の届出を行い、算定をすることが求められる。

2026年430日~57日かけて緊急に実施した歯科技工所アンケートでは、契約先医療機関が歯科技工所ベースアップ支援料を算定することを90%の歯科技工所が「希望する」と回答している。一方、約70%の歯科技工所が、ベースアップ支援料は「実効性があるか疑問」と回答している。自由記述欄には「歯科医院側から言ってほしい」「歯科医院が申請してくれるか不安」「歯科技工士から話をして仕事がなくなる可能性がある」など、歯科医師の対応に不安を感じる声が多く寄せられている。

一方で、制度設計が複雑であることや、歯科医院側の事務負担が大きいこと、実際の賃上げにどのようにつながるのか見えにくいこと、委託1装置につき一律の点数であり、手間のかかる有床義歯ほどプラス感が薄れることなど、問題点も多岐にわたる。本来は、技術料の評価を引き上げ、「73告示」に基づき、歯科技工士の処遇改善を図るべきである。

しかし、問題点を理由に施設基準の届出や、歯科技工所ベースアップ支援料の算定が進まなければ、歯科技工士の処遇改善は依然として進まない。歯科技工所ベースアップ支援料は、歯科技工士の賃金改善をするための原資を確保する項目であり、歯科医院の届出・算定によって実効性が保たれるものである。歯科技工所ベースアップ支援料の施設基準届出率や、算定率が低ければ、歯科医師は歯科技工士の処遇改善に消極的だと取られかねない。

協会では、歯科技工所ベースアップ支援料の制度上の問題点を訴え、改善を求めるとともに、診療報酬総枠拡大と技術料評価の引き上げを求めていく。

各歯科医院においては、歯科技工所、歯科技工士、ひいては国民の口腔健康を守るために、今改定の趣旨を十分に理解し、全ての歯科医院で積極的に施設基準の届出を行い、算定を行ってもらいたい。

2026年514

東京歯科保険医協会

歯科技工士問題検討委員会委員長 森元主税

理事会声明「健康保険法等改正案における『一部保険外療養』の創設に反対する」

理事会声明「健康保険法等改正案における『一部保険外療養』の創設に反対する」

理事会声明「健康保険法等改正案における『一部保険外療養』の創設に反対する」

現在、国会で審議されている「 健康保険法等の一部を改正する法律案」は、国民皆保険制度の根幹を揺るがし、国民の受療権を著しく侵害するものである。 本会は、患者の健康と命を守る立場から、本改正案に含まれる「一部保険外療養」の創設について、以下のとおり声明を発出する。

1.際限なき自己負担増を招く「混合診療」の拡大

今回の改正案に盛り込まれた「一部保険外療養」は、OTC 類似薬等の薬剤費の一部を公的保険から除外するのみならず、その対象が診断、検査、処置といった「診療行為」全般にまで拡大することができる。これが容認されれば、保険外範囲を拡大することで、保険診療と保険外診療を組み合わせる「混合診療」を際限なく拡大でき、患者の窓口負担が加速度的に増大することが懸念されるものである。

2.受診抑制が招く病状の重症化と全身疾患への影響

窓口負担の増加は、経済的理由による受診抑制を確実に引き起こす。特に歯科医療において、治療の遅れは歯の喪失につながり、その後の義歯製作等によるさらなる自己負担を強いることになる。また、口腔環境の悪化は糖尿病や誤嚥性肺炎などの全身疾患の重症化を招くことが報告されており、受診抑制が起きれば、結果として医科・ 歯科双方の医療費増大が起きる可能性もある。

3.公的医療保険の空洞化は、安易に容認されるものではない

「必要にして十分なもの」を保険の範囲とする国民皆保険の原則が失われれば、公的医療保険に対する信頼が損なわれかねない。給付範囲の縮小がなし崩し的に起きれば、国民の健康を守ることができずに、事実上の公的医療保険の空洞化も生じることになる。

医療の安全網を破壊し、保険診療および国民皆保険制度への国民の信頼を損ねる本改正案に対し、国会は、現場の医師・ 歯科医師の声、そして何より国民である患者の切実な声に耳を傾け、本法案は直ちに廃案とすべきである。

 

2026年514

東京歯科保険医協会

2回(暫定)理事会

令和8年度診療報酬改定に係る施設基準の届出について

6月1日から算定を行うためには、5月7日(木)から6月1日(月)必着で、関東信越厚生局東京事務所へ提出してください。

なお、この締切に間に合わない場合でも当月中に届け出を行うことで翌月1日から算定可能です。

1 現在の届出状況の確認

現在のご自身の医療機関の届出状況を確認したい場合は、以下の資料をご確認ください。

※届出受理医療機関名簿↓

https://kouseikyoku.mhlw.go.jp/kantoshinetsu/13shisetsu_shika_tokyo_r0805.pdf 

※Windowsは「Ctrl+F」、Macは「Command+F」でページ内検索ができます。

※検索項目は、「医療機関の電話番号」もしくは「医療機関コード(7桁)」で入力してください。

 

2 届出様式・マニュアル 

「施設基準の届出様式の入手方法 令和8年度版マニュアル」のダウンロード

 

※今次改定で新設された主な施設規準一覧

新設された主な施設基準一覧
(2026年6月以降に算定するためには届出が必要。)
「2026年改定の要点と解説」該当ページ 備考
・電子的歯科診療情報連携体制整備加算1・2 P.28-29 医療情報取得加算および医療DX推進体制整備加算の廃止に伴うもの。
・口腔機能実地指導料 P.47-48

歯科衛生士の研修受講要件については、2027年5月31日までの経過措置が設けられた(みなし届出)。 みなしで届出を行った場合は研修会受講後に再度届出が必要。

▼記載見本(研修会の受講を終えている場合)

https://drive.google.com/file/d/1VUIe34byBDJOnToj1YqE9M_v9fB-TUTt/view?usp=drive_link

▼記載見本(これから研修会を受講予定の場合)

https://drive.google.com/file/d/1wgLdfpb3NQBwN4RpPvXWZSvpCgAH9DZe/view?usp=sharing

※研修会の受講が終わり次第、再度届け出が必要ですので、お忘れのないように!

・歯科技工所ベースアップ支援料 P.113-114

技工所ではなく、歯科医療機関が届出を行うもの。

▼届出様式はこちら ↓

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188411_00053.html

※1「8.歯科技工所ベースアップ支援料の届出について」の項目をご確認ください。

※2 ベースアップ評価料と歯科技工所ベースアップ支援料は、Excelに入力し、添付データとしてメールで送付する届出方法となります。

■メールの送信先はこちら→https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001684691.pdf

・歯科外来・在宅ベースアップ評価料 P.218-219

継続する施設基準だが届出が必要となる。デンタルブック上で解説動画あり。

▼届出様式はこちら ↓

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188411_00053.html

※1「2.届出様式(医療機関用)」の項目をご確認ください。

※2 ベースアップ評価料と歯科技工所ベースアップ支援料は、Excelに入力し、添付データとしてメールで送付する届出方法となります。

■メールの送信先はこちら→https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001684691.pdf

・地域支援・外来医薬品供給対応体制加算1・2・3(名称変更) P.80 処方料算定時に伴うもの。旧名称:外来後発医薬品使用体制加算
・3次元プリント有床義歯 P.139-140 2025年に期中収載され、今次改定で施設基準となったもの。
・歯科疾患管理料の注12に規定する特別管理加算 P.37-38 障害者歯科医療に関わるもの。
・歯科吸入麻酔または歯科静脈麻酔(Ⅱ) P.110 歯科麻酔管理料2。麻酔に専従する歯科医師などがいる場合に届出を行うことが出来るもの。

※歯科点数表の初診料の注1(歯初診)に規程する施設基準について

歯科点数表の初診料の注1に規程する施設基準において、常勤歯科医師が歯科外来診療の院内感染防止対策に係る標準予防策および新興感染症への対策(抗菌薬の適性使用を含む)の研修を4年に1回以上定期的に受講することが届出に必要ですが、職員に対する院内感染防止対策の研修は、届出後に実施してもよいとされています。なお、すでに届出している場合は追加項目をすぐに受講する必要はなく次回の研修受講の際に追加項目を含んだ研修を受講することになっていますので、まだ期限前の先生方は急いで新しい内容の講習会等を受講する必要はありません。次回の受講時に新しい内容を含んだ講習会等を受講してください。また、8月の定例報告も今次改定により廃止されました。

 

3 各種届出書の一覧

※1 ベースアップ評価料と歯科技工所ベースアップ支援料は、Excelに入力し、添付データとしてメールで送付する届出方法となります。

メールの送信先はこちら→https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001684691.pdf

※2 ベースアップ評価料の届出書の記載動画をデンタルブックに掲載しております。

デンタルブックログインはこちら→https://dentalbook.tokyo-sk.com/member/private/Member_index

 

4 提出先

 

5 届出後の受理状況の確認

届出後は、以下のリンクから受理状況を確認できます。

 

6 8月の定例報告について(2026年改定の要点と解説 P.154~155参照)

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■ 定例報告の義務が不要になった主な施設基準
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・歯科点数表の初診料の注1に規定する施設基準(歯初診)

・選定療養および歯科衛生実地指導等の実地状況報告
 └ 金属床総義歯の実施状況
 └ 歯科衛生実地指導料または訪問歯科衛生指導料の算定状況 など

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■ 定例報告の義務が必要な主な施設基準
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・歯科外来・在宅ベースアップ評価料

・歯科技工所ベースアップ支援料

・在宅療養支援歯科診療所1(歯援診1)

・在宅療養支援歯科診療所2(歯援診2)など

駐車許可証の申請について

この度、在宅療養に従事する事業者の駐車需要に特に対応するため、202641日から「在宅療養特例一括許可」が新設され、在宅医療に加えて介護サービスにも柔軟に対応できる運用へ見直されています。

今回の変更では、反復する用務日(訪問する曜日等)の記載が省略され、患者の都合等により、訪問曜日等が変更となった場合であっても変更届を提出する必要がなくなりました。

駐停車禁止場所への駐車はこれまでどおり認められていないが、登録した訪問先から100メートル以内であれば状況に応じて自ら駐車場所を選定することとなった。また緊急訪問を行う可能性がある場合にはあらかじめその実態を明らかにしておくことで、緊急訪問時に限り24時間365日の駐車対応が可能となった。(しかし「在宅療養特例一括許可」の訪問先として申請している場所のみが対象。)。またオンラインでの申請にも対応している。

さらに個人情報保護の観点からは、訪問先の部屋番号など詳細な記載は省略でき、ダッシュボードへの掲示の際には付箋などで他の訪問先住所を隠すことも認められている。なお、車両登録台数については従来どおり制限はない。 

警視庁は、「交通の安全と円滑」と「駐車許可手続の利便性」の両立を基本方針としている。527日に開催される在宅医療の点数説明会の冒頭に警視庁担当者に説明を依頼していることから、ぜひご参加いただきたい。駐車許可の運用についての詳細は警視庁のHPをご覧ください。

<受付中>8月9日(日) 第1回施設基準のための講習会

本講習会は、以下に掲げる施設基準の「研修要件」を満たす講習会です。

新規に以下の施設基準を届出する会員の先生方向けの講習会です。
  • 歯初診(歯科点数表の初診料の注1に係る施設基準)
  • 外安全1(歯科外来診療医療安全対策加算1)
  • 外感染2(歯科外来診療感染対策加算2)
  • 口管強(小児口腔機能管理料の注3に規定する口腔管理体制強化加算)
  • 歯援診1・2(在宅療養支援歯科診療所1・在宅療養支援歯科診療所2)

◆お申込みの内容を確認後、開催が近くなりましたら(7月上旬以降)、郵送先(すでに協会に登録済みのDM送付先)に案内状と振込用紙(ゆうちょ銀行用)をお送りします。なお、期日までに振込の確認ができない場合、キャンセル扱いとなる場合がございます。
また、当会会員限定の講習会になっておりますので、未入会の先生はお申込み前にご入会が必要になります。

【日 時】 8 月 9 日(日)
【内 容】
▼5つコース▼ 参加費:8,000円
13時~1830
~対応している施設基準~
●歯初診、外安全1、外感染2、口管強、歯援診1・2
※お申込みを頂くコースによって、開始時間および参加費用が異なりますのでご注意ください。

▼3つコース▼ 参加費:5,000円
16時~1830
~対応している施設基準~
●歯初診、外安全1、外感染2
※お申込みを頂くコースによって、開始時間および参加費用が異なりますのでご注意ください。

 【場 所】 ワイム貸会議室高田馬場 4階

 【対象者】
会員(東京歯科保険医協会の会員に限ります)
※代理出席は認められません。ご本人の参加が必須です。
※未入会の先生はご入会が必要になります。開催日直前でのお申込みの場合にご参加できないことがございますのでお早目のご連絡をお願いいたします。

【定 員】
100名程度(定員になり次第、締め切らせていただきます)。

【講 師】
・繁田雅弘 氏(東京慈恵会医科大学精神医学講座 名誉教授)
・坂下英明 氏(明海大学名誉教授/朝日大学客員教授/我孫子聖仁会病院口腔外科センター長)
・馬場安彦 氏(東京歯科保険医協会 副会長)
・森元主税 氏(東京歯科保険医協会 理事)
 
【内 容】
在宅医療・介護等、歯科疾患の重症化予防に資する継続管理(エナメル質初期う蝕管理、根面う蝕管理および口腔機能の管理を含む)、高齢者・小児の心身の特性(認知症を含む)、院内感染防止、緊急時対応、医療事故、偶発症等
※施設基準の届出に必要な研修要件を網羅できます。

【問い合わせ先】
社保・学術部:03-3205-2999

【申し込みはこちら】
 https://forms.gle/q9N4WvxvrkX8bYDK6

【必ずお読みください】
「歯初診」の4年に1度の「更新」のための講習会は、院内感染防止対策講習会(WEB)をご利用ください。
また、「外感染2」の施設基準の要件にあります「感染経路別予防策及び新型インフルエンザ等感染症等を含む感染症に係る対策・発生動向等に関する研修」は年1回の受講が必要です。ぜひご受講ください。
ご不明な点は、協会までお問い合せください。

東京歯科保険医新聞2026年(令和8年)4月1日号

東京歯科保険医新聞2026年(令和8年)4月1日号

こちらをクリック東京歯科保険医新聞2026年(令和8年)4月1日号No.673

【1面】
 1.診療報酬改定を官報告示/賃上げ対応と機能評価の再構築進む
 2.患者負担増 歯科にも打撃/中止求めるWEB署名にご協力を
 3.会員拡大月間/お知り合いの先生をぜひ、ご紹介ください(組織部長 福島崇)
 4.第54回定期総会開催のご案内
5.2026年度 診療報酬改定新点数説明会
 6.探針

【2・3面】
 7.2026年度診療報酬改定ポイントの解説

【4面】
 8.7月末まで延長 保険証での資格確認/上野厚労相 さらなる延長は否定
 9.厚生労働省 児童や生徒の資格確認方法を整理
10.歯科衛生士の業務に〝特定行為〟を検討
11.2025年度 医療機関等における賃上げ・物価上昇支援事業について
12.会員無料相談デー

【5面】
13.研究会・行事ご案内
14.2026年度診療報酬改定新点数説明会ご案内
15.経営・税務相談Q&A No.439/サイバーセキュリティ対策をめぐる業者トラブルに注意
16.書籍/保険医の経営と税務 2026年版/会員は1冊無料!2026年最新の税務対応版を発行!
17.会員優待サービス

【6面】
18.2026年度診療報酬改定新点数説明会

【7面】
19.連載 協会探訪 その⑧/機関紙「東京歯科保険医新聞」とホームページの編集・管理など担当―広報・ホームページ部―
20.ベア評価料届出が条件の給付金「政策誘導では」/メディア懇談会
21.〝う蝕のある子〟過去最少に/学校保健統計調査

【8面】
22.遊歩道 第2回/歯初診の施設基準に新たな研修項目が追加される
23.「健康保険法等の一部を改正する法律案」は問題あり
24.第119回歯科医師国家試験合格者発表/合格率が再び60%台に

【9面】
25.症例研究「口腔機能発達不全症と小児口腔機能管理料」

【10面】
26.国会議員要請を実施/麻酔薬供給や訪問診療の課題解決を訴え
27.依然混乱 トラブルは解消されず/オン資訴訟6月結審へ
28.医療安全講習会/サイバーセキュリティ対策の実践 悪徳業者への具体的対応も解説
29.『厚労省通知』を”現場視点”で読み解く/「要点と解説」1冊進呈 追加希望者への販売も
30.春の共済募集キャンペーン/グループ生命保険配当金のお知らせ

【11面】
31.IT相談室/「ホームページじまい」を考える①/IT版「退き際の思考」
32.神田川界隈(理事・橋本健一/東村山市)
33.通信員便り №159
34.理事会だより
35.3月協会活動日誌
36.訃報

【12面】
37.新ベースアップ評価料のポイント
38.ベースアップ評価料について考える/小林顕(板橋区開業)

「令和8年度東京都在宅歯科医療設備整備事業」受付開始

東京都の「東京都在宅歯科医療設備整備事業(2026年度)」の受付が開始されました。
この補助金は通院が困難な方への在宅歯科医療を推進するため、都内の在宅歯科診療を実施する医療機関に対し、在宅歯科医療機器等の設備を整備し、安全で安心な質の高い歯科医療提供体制の充実を図る(高齢者に限らず、医療的ケア児等も含む)ために東京都が実施しているものです。
以下に概要(抜粋)をまとめました。

1 事業の概要について
(1)補助対象機器
在宅歯科診療を実施するために必要となる医療機器等で1品 10 万円以上のもの。原則、患者宅で使用する医療機器等(例:ポータブルユニット、ポータブルX線装置等。内視鏡は不可。)
(2)補助対象
交付要綱「別表」で定める研修を受講した歯科医師(歯科医師法第16条の2第1項の規定による臨床研修中の歯科医師を除く。)が常に勤務している診療所の開設者
(3)1か所あたり3,638千円
(4)補助率 3分の2

2 申請方法等

提出方法 事業計画事前調査票(提出様式)を作成し、保健医療局医療政策部医療政策課(歯科医療担当)宛てにメールを送信する。
S1150401@section.metro.tokyo.jp 保健医療局医療政策部医療政策課(歯科医療担当)
※メールの件名は「在宅歯科 事前調査票 (提出される医療機関名)」として送信。
※提出期限  2026年6月30日(火曜日)

詳細は東京都保健医療局のHPをご確認ください。
令和8年度東京都在宅歯科医療設備整備事業|民間医療機関向け補助金概要|東京都保健医療局

申請手続きに当たってはデジタル庁が運営する補助金システム JGrants(Jグランツ)もしくは紙申請がある。Jグランツでの申請には、GビズID(gBizIDプライム)の取得が必要となりますので、未取得の場合は以下URLよりご準備いただきますようお願いいたします(取得に2~3週間ほどかかります)
https://gbiz-id.go.jp/top/
※Jグランツに関する問合せにつきましては、GビズIDのページに記載されている連絡先までお問合せください

Jグランツに関する問合せ先
0570-023-797 【受付時間】9:00~17:00(土・日・祝日、年末年始を除く)

<参考>
令和8年度東京都在宅歯科医療設備整備事業|民間医療機関向け補助金概要|東京都保健医療局

【IT相談室】「ホームページじまい」を考える ①:IT版「退き際の思考」

【IT相談室】「ホームページじまい」を考える ①:IT版「退き際の思考」

コンビニより多いと言われた歯科医院数は2017年から、歯科医師数も22年から、全国的にはそれぞれ減少に転じました。歯科医師の年齢構成は5060代が多く、これからも歯科医師の高齢化は進んでいくと考えられます。それは、閉院する歯科医院が増えていくことを意味します。多くの歯科医院がホームページやSNSを活用する現代において、IT関連の〝退き際〞も頭に入れておく必要があるでしょう。

◆まずはリストを作ろう

さて、貴院にはどれだけのIT関連のアカウントや契約があるでしょうか。「ホームページじまい」の第一歩は、リスト作成からです。この時に注意したいのが、最初から完全なリストを作ろうとしないことです。

後から後から必要な項目が出てくる可能性があるため、まず手始めに思いつく範囲で作成してみましょう。契約しているホームページ管理会社やコンサルティング会社に問い合わせる方法もあります。

◆リストの項目

IT関連サービスとして、以下のような項目が考えられます。

・ホームページ

・メール

・チャット関連

・各種SNS

・予約システム

・院内システム

・その他関連サービス

有料サービスはもちろん、無料であっても放置することは、良くありません。今後使わないのであれば、解約すべきです。

これまでに弊社が手がけた経験を踏まえ、継承や閉院時のIT関連への対処について、数回にわたりご説明します。