保険請求のルールも取り上げ/2025年度新規個別指導の計画概要を解説/新規開業医習会で「知りたいことが理解できた」
協会は5月25日、ワイム貸会議室高田馬場で新規開業医講習会を開催し、27名が参加した。今年度初の当講習会では、関東信越厚生局から開示して間もない2025年度新規個別指導計画について、指導の実施月や注意点を解説したほか、協会に寄せられた相談事例を基に、保険医として把握すべき内容を説明した。
参加者は、7月以降に新規個別指導を受ける予定の開業医や勤務医、今後新規開業を予定している勤務医のほか、「改めて保険請求やカルテ記載を確認したい」というベテラン開業医も散見された。
講習会では、今年度の指導計画を踏まえ、持参物や指導で指摘されやすい項目を中心に、多くの保険医が悩むカルテ記載や保険と自費の混合診療の考え方、歯周治療と補綴の流れなどを解説した。また、協会にも電話相談が多い、Ceや根Cの管理とF局、CAD/CAM冠の適用なども解説し、日常の保険請求でも覚えておきたいルールについても説明した。
終了後のアンケートでは「知りたかったことがよく理解できた」「指導時の注意点が分かった」などの声が寄せられ好評だった。
◆次回は9月(▼研究会・行事のご案内はコチラ)
今年度の新規個別指導は、7月の指導を皮切りとして、年6回・264件の実施が計画されている。次回の当講習会は9月28日(日)開催で、これから新規個別指導を受ける会員や改めてルールを学び直したい会員のサポートを行う。新規個別指導を控えている先生だけでなく、ぜひ、保険ルールやカルテ記載を学び直せる場としても活用いただくよう、勤務医からベテランを含む、多くの先生のご参加をお待ちしている。