2024年度会員の意識と実態調査

実態調査は5年に一度、会員の経営実態の把握と意識を明らかにし、協会活動の基礎資料とすることを目的として協会が実施しました。

会員の意識と実態調査の報告書(概要版)は、添付ファイルからPDF形式でご覧いただけます。

過去の調査結果については、当協会のホームページよりご覧ください。

東京歯科保険医協会 会員の意識と実態調査報告書2024 完成(HP用)

◆調査結果◆

 

調査対象 東京歯科保険医協会会員(賛助会員除く)6,014  2024930日時点

調査地区 東京23区・26市・5町・8村の計62地区

調査方法 調査方法は郵送で調査票を配布し、郵送による返信

調査期間 202410月1日~ 1031

回答状況 有効回答数 1,658件、回収率27.57

※前回調査(2019年7~8月) 有効回答数1,002件 回収率17.3

注)数値については小数点第2位以下を非表示にしており、合計しても100%にならない場合があります。

 

◆調査結果の特徴◆

1 労働時間

「外来診療」の労働時間(問7)に関して、「40時間以上」との回答が43.2%であり、2019年の47.1%から3.9ポイント減少した(表1)。性別によると、男性は「40時間~50時間未満」(37.9%)、女性は「30時間~40時間未満」(36.4%)の割合が最も高かった。「40時間~50時間未満」「50時間~60時間未満」「60時間以上」の合計を年齢階級別にみると、2030歳代は52.8%、40歳代は53.8%、50歳代は49.1%、60歳代は38.9%、70歳以上は18.0%であり、40歳代が最も多かった。

 保険請求事務」(問8-イ)に要する時間について、自身で「行っている」、「一部行っている」と回答した中で、「1時間~5時間未満」、「5時間~10時間未満」、「10時間以上」を合わせると57.1%となり、半数を超えた。性別でみると、男性は「1時間~5時間未満」(45.9%)、女性は「1時間~5時間未満」(48.0%)の割合が最も多かった(表2)。「1時間~5時間未満」、「5時間~10時間未満」、「10時間以上」を年齢階級別に見ると、2030歳代は50.7%、40歳代は44.9%、50歳代は59.2%、60歳代は62.9%、70歳以上は61.8%となった。

2 医業経営

 現在の医業経営(問10-ア)が以前と比較してどのように感じられているかについて、「苦しくなった」(52.1%)は2019年より12.4ポイント増加した。一方で「楽になった」(5.1%)は2019年より3.7ポイント減少した。

 性別でみると、「苦しくなった」は男性が53.6%、女性が46.2%となった一方で、「楽になった」は男性が5.0%、女性が5.5%となった。

 医業経営に関しては、年齢階級を問わず「楽になった」との回答は低く、特に5060歳代の会員は他の年齢階級よりも低い結果となっている。一方で「苦しくなった」については、年齢階級を問わず高い結果を示し、6070歳以上の約6割以上が苦しくなったと感じている。また、「どちらともいえない」との回答は、2030歳代(42.9%)と40歳代(47.2%)の割合が多く、「楽になった」「苦しくなった」を上回っている。

 

3 保険収入

 保険収入(問11-ア)に関して、「増えた」は20.8%、「減った」は42.4%、「変わらない」は29.1%、「わからない」は6.6%であった。性別で見ると、「増えた」は男性が21.7%、女性が17.7%であった。一方、「減った」は男性が43.6%、女性が37.6%であった。また、「変わらない」は男性が28.2%、女性が33.0%である。年齢階級別にみると、「増えた」は203040歳代が多く、年齢階級が低くなるにつれて増加する傾向がある。一方で「減った」は6070歳代が多く、年齢階級が高くなるほど急激に増加する傾向がある。さらに、「変わらない」は50歳代が多くなっている。