社保・学術部 Topix

保険請求の相談

協会は、当会の会員を対象に、年10,000件以上の保険請求や返戻・査定の電話相談を無料で受けています。「どのように保険請求をしたらよいのか分からない」、「レセプトが返戻されたが、再提出をどのようにしたらよいのだろうか」、「レセプトが減点になったが、調べても減点になった理由が不明だ」といった時には、迷わず協会にお電話ください。

また、新規開業された先生向けに、保険の基本的なルールや保険医として知っておくべきことを学ぶ新規開業医講習会を開催しています。「改めて保険診療のルールを勉強したい」「カルテ記載の基本的な考え方を学びたい」「返戻されやすい内容や新規個別指導で指摘されやすい内容を知りたい」という先生は、ぜひご参加ください。

なお、会員には、入会時に保険診療のルールを網羅した「歯科保険診療の研究」を進呈し、診療報酬の改定毎に1冊ずつ配布しています。また、毎月発行する機関紙「東京歯科保険医新聞」の中で、忘れていないかあの点数・落としていないかその点数をテーマに、症例をもとに点数の解説を行う「症例研究」を連載しています。ぜひ日々の診療にお役立てください。

歯科保険診療の研究

症例研究

いち早く新点数説明会を開催

会員に対して、2年に1度行われる診療報酬改定毎に、「新点数説明会」を開催しています。改定時には、厚生局が行う説明会である集団指導がありますが、協会が行う新点数説明会は、役員が講師を務めており、一般開業医の立場で改定内容を解説しています。そのため、「とても分かりやすい」といつも好評を頂いています。

説明会の会場では、レセプトコンピュータや医療機器など展示や実演も行っています。最近の機材などに直接触れたり、担当者に聞いたりできるため、いつもに大変賑わっています。

また、改定毎に、改定内容を分かりやすく解説した「改定の要点と解説」を会員に進呈しております。診療で忙しく説明会に参加できない場合でも、お手隙な時間に改定内容を把握できるようになっています。分かりにくい部分については、協会に電話をして相談することもできます。

なお、診療報酬改定後は、協会によく相談が寄せられる保険請求や返戻・減点に関する内容について、「社保研究会」を会員向けに定期的に開催しています。「もう一度算定要件を確認したい」「最近多い返戻や減点の事例について知りたい」という方は、ぜひご参加ください。

新点数説明会

社保研究会

行政への改善要求

会員の先生方から「〇〇をしても、点数の算定ができないのはおかしい」「算定要件のハードルが厳しすぎる」といった声を頂くことがあります。協会は約5900名の会員を有しており、「現場の声を行政に」をスローガンに、改善をもとめる会員の声を行政に届けています。診療報酬改定に関しては、診療報酬の引き上げ、算定要件の見直し、保険未収載技術を早期に適正な評価で収載するなどの要求を、これまで厚生労働省に行ってきました。

また、協会は、東京都の医師の保険医の団体である「東京保険医協会」をはじめ、全国にある保険医協会や「全国保険医団体連合会(保団連)」とも連携して、要求活動を行っています。全国でみれば、所属する会員は医科と歯科を併せて10万名を超える規模になっています。保険診療などで不合理な点がありましたら、ぜひ協会に一度ご連絡ください。

なお、協会の要請活動は、診療報酬だけにとどまりません。患者の一部負担の負担増の動きや、東京都の歯科医療に関する行政の問題などについても、改善を求める要請を行っています。会員の皆様におきましては、ぜひとも協会の諸活動にご理解・ご協力をお願い致します。

厚労省へ要請書を提出

意見交換