現在、高額療養費の負担上限額引き上げに伴うパブリックコメント(意見公募)が実施されています。この見直しは、医科の負担増によるドミノ倒し的な「歯科受診控え」を引き起こし、国民の口腔の健康に悪影響を及ぼしかねない重大な問題です。負担増は患者の受診意欲を冷え込ませ、義歯の装着や歯冠修復・欠損補綴など、必要な治療の躊躇を招きます。結果として、保険・自費を問わず歯科治療へのアクセスを妨げる要因になり得ます。
昨今、医科点数表に「歯科医療機関連携強化加算」が新設されたように、歯周病等の口腔疾患が糖尿病などの全身疾患に与える影響は周知の事実です。引き上げによって受診控えが起きれば、結果的に医療費全体を増大させる悪循環を生じるリスクもはらんでいます。
「歯科は後回しでもいい」という誤った認識を広めないためにも、現場を預かる専門職が声を届ける必要があります。医療制度を守るため、切実な声をパブコメへお届けください。
- パブリックコメント提出の概要
案件名: 健康保険法施行令等の一部を改正する政令案に関する御意見の募集について
募集期間: 2026年7月5日(日)必着
提出方法: ①WEB(QR):https://public-comment.e-gov.go.jp/pcm/detail?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495260073&Mode=0
②郵送: 〒100-8916 東京都千代田区霞が関1-2-2 厚生労働省保険局保険課企画法令第一係宛て



