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映画紹介№22「イフ・アイ・ステイ if I stay」

映画紹介№22「イフ・アイ・ステイ ~ if I stay ~」

【2014年米国製作 / R・J・カトラー 監督】

「ベートーヴェンは26歳で」
「聴覚とピアニストの職を失った」
「彼は作曲家に転身し、大成功した」
 舞台はアメリカ西岸北部の真冬のポートランド。
 映画は大雪で学校も職場も休みになった日、家族4人が出かけ、スリップ事故に巻き込まれ、主人公の少女が助かるまで、24時間の彼女の思いを描きます。
 少女の父は弟が生まれてバンドを引退し、学校の先生に。母親は旅行代理店で働いて、元パンク少女。
「人生は計画通りにはいかない」
 彼女は小学2年生の時、チェロの響きに魅了され、クラシック音楽の秩序と骨組みが大好きと、チェロ奏者になること夢見ています。
「ルイス&クラークもいい大学だけど」
「ジュリアードは」
「最高峰の音楽学校よ」
 事故当日は、2ヶ月前に受けたジュリアード音楽院の合否の手紙が来る、落ち着かない日でした。少女は思い描いた未来になるのか、今は不安の真っただ中にいる17歳の高校生です。ポートランド全域が大雪で学校も職場も休みになってしまいました。
「ママも休みよ」
「今日は何をする」
「実家に行く?」
 家族4人で出かけることになりました。目の醒めるような森林の冬景色の中、雪で車がスリップし、対向車に突っ込んでしまいます。映画はここから始まります。
「挿管を」
「酸素マスクを」
「少年はまだ意識がありま す」
 少女は道路に放り出され、救急隊員の助けで、蘇生措置を付けられた、意識不明の自分の姿を見ます。母親は即死、父親は手術中に死亡。弟は脳内出血が酷く、集中治療室での管理に入ったが、間もなく死亡。
「容態は?」
「骨折、脳挫傷、脳内出血」
「超音波とX線の準備、呼吸療法士を」
「脾臓を摘出」
 手術は何時間もかかります。彼女だけが昏睡状態で生死の境を彷徨っています。
「息子一家が事故にあったそうだが」と、祖父母が駆けつけてきます。
「あの事故でよく生きています」
「母親は即死でした」
「父親は手術中に死亡」
 チェロ奏者を目指し、ジュリアード音楽院を目指す少女の自分、父母に温かく身守られている自分。彼氏との出会いやさまざまな幸せな日々が回想されます。病院には嘆き悲しみ、自分を死の淵から呼び戻そうと、たくさんの友人や彼氏が駆けつけています。
「昏睡中の彼女から」。
「人工呼吸器を外してみます」
「外せればいい兆候です」
 多感な少女の初恋、友情、家族を描いた優しさが溢れている青春映画です。
「どうしたら生きる気力がでるのかしら?」
「おじいちゃん、どうしたらいい?」
 映画はスティーブン・スピルバーグの映画「ラブリー・ボーン」のような魂が身体から抜け出す幽体離脱というスタイルをとっており、事故までの楽しい日々を回想していきます。
「僕は待っている」
「君に会える時を」
 あの「キック・アス」や「キャリー」の子役クロエ・グレース・モレッツが大きくなって、魅力満載の演技を披露する映画になっています。
(協会理事/竹田正史)