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材料価格高騰の実態に追いつかない金パラ改定に抗議する

東京歯科保険医協会
2010年度第21回理事会

中央社会医療協議会は1月21日の総会で歯科用鋳造金銀パラジウム合金(金12%以上JIS適合品)の公示価格を現在の1グラム802円から76円増の 878円に引き上げることを決めた。これは半年に一度行われる随時改定によるもので、材料価格の変動幅が±5%を超えたために行われるものである。

しかし現在、市場価格は1グラム900円台後半から1000円台で推移しており、改定後の価格であっても医療機関が市場価格と公示価格の差額を負担しな ければならず、大幅な赤字=逆ざやとなってしまう。こうした材料価格の逆ざやを医療機関に押しつける改定方法は改めるべきであり早急な改善を求める。

前回の随時改定時には、基準となる期間終了間際に材料費が値下がりしたため、改定が小幅となり価格改定後もなお逆ざやが続いた。さらに今回も逆ざやが解 消されないため、実質的な逆ざやは1年以上続くこととなる。逆ざやであることを承知の受け入れなければならないと言うことは、経済上も精神上も耐え難いも のである。

医療機関が不要な財政負担をしなくても済むよう、早急に改定ルールを見直すよう要求する。