子どもの口腔崩壊や歯科衛生士への取り組みを 「都民ファーストの会ヒアリング」で訴え

子どもの口腔崩壊や歯科衛生士への取り組みを

 

協会は8月2日、東京都議会議事堂で行われた「都民ファーストの会ヒアリング」に参加。東京都に対する2019年度予算要望への理解を求めるべく、呉橋美紀副会長、高山史年・中川勝洋・橋本健一各理事が出席した。

協会は東京都に対して次年度予算要望を毎年行っており、今年は8月末に実施する。協会が昨年10月の実施した「学校歯科治療調査」から、口腔崩壊の子どもが都内でも確認されていること、受診率には窓口負担が影響している可能性が高いことなどが明らかになっているため、状況の把握や医療費助成制度の拡充を求める要望は重要だと説明した。また、保育所を拡充するなどして、歯科衛生士を含め子育てする女性が働きやすい環境づくりの拡充を強く訴えた。

質疑では、もり愛(大田区)、滝田やすひこ(八王子市)、木下ふみこ(板橋区)各都議から、シニア世代への対応や歯科衛生士の就業に関する質問が寄せられるなど、活発な意見交換が行われ、課題への理解が深まる場となった。