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若手歯科医師向け学術ベーシック講座を開催!

若手歯科医師向け学術ベーシック講座を開催!

若手歯科医師向け学術ベーシック講座を開催!

【第1回/画像診断】

8月30日、当協会会議室にて今年度第1回目の若手歯科医師向け学術ベーシック講座を「X線読像ベーシック講座〜オルソパントモとデンタル〜」と題し、品川区開業で当協会理事でもある相馬基逸氏を講師として開催した。当日は25名の参加があり、会場は大変盛況であった。

当日は講師が開業10年の間に遭遇したケースをテキストにX線写真を投影し、Q&A方式にて講演が行われた。X線の読像を中心に行われる講演会はあまりなく、今回のような内容を聞く機会は受講者にとっても貴重であったように感じる。

相馬氏は大学卒業後、口腔外科の医局に在籍していた経緯があり、その際経験した疾患も含めた読像のポイントが解説された。パントモ写真を読像する際は、患者に主訴があると主訴の部位に目が行き、他の部位に見落としが出やすくなるため、すべての歯、歯槽骨の状態、上顎洞、下顎頭などの状態をひとつひとつ指さし確認するように目を向けることや、それぞれの部位で確認が難しい場合は、デンタル写真を撮影し確認をしていく事などを話された。普段、講師が読像で注意しているポイントを中心に、疾患ごと丁寧な解説があった。受講者からは日頃あまり目にしないような症例から、一般的な症例まで様々な症例を見ることができて良かった、卒業後初のX線の勉強会でとても参考になった、普段見過ごしている画像診断が多々あると反省になった等、好評で続編を望む声もあった。

【第2回/歯内療法】

続編を希望する参加者の声にお応えし、9月6日には昨年に引き続き本橋昌宏氏(荒川区開業、当会理事)を講師に「根管治療の基礎Ⅱ―根管形成から根管充填の基本的な手技を中心に―」を開催した。当日は、昨年の受講者の参加もあり、33名が参加した。

講演では、勇気をもってしっかり天蓋を除去しなければはっきりとした根管が明示できないことや、天蓋を除去すると髄床底は側壁の象牙質より暗く見えること、Coronal Flareの形成では常に根管の湾曲の外側を削り根管を直線的にすることなど、時には臨場感あふれる動画を交えて解説した。根管充填では側方加圧根充にあたってアピカルシートや根管へのテーパー付与、メインポイントの選択・挿入・圧接、GPポイントの切断などポイントを6点に絞り説明した。また、根充後、数年経過観察した症例などを示し、昨年よりさらに分かり分かりやすい内容となった。そのほか、ファイルや根管貼薬剤の紹介やその性能・効果にも触れ、講師自ら使用した時の注意点やポイントを説明した。特に、参加者一人ずつが歯根管模型を用いてサイズ別のRT-ファイルの感触を確かめる場面では、微妙な感触を何度も確認する姿が見られた。

参加者からは、「細かい部分まで一通り学ぶことができた」「症例も多くみることができとても参考になった」「手技を細かく説明して頂いた」などの声が寄せられた。

◆ベーシック講座はこれからも開催します

ベーシックセミナーは開催を始めてから3年目を迎え、コンテンツが少しずつ増えてきている。今後も若手会員の臨床技術向上のためコンテンツを増やしていく予定であり、多くの参加を期待したい。

◆その他/10月16日開催の学術研究会のご案内

なお、10月16日には内山茂氏(東京医科歯科大学臨床教授)による「SPTを通して医院の総合力を磨く」と題した第3回学術研究会を開催します。材料メーカによるサンプルやパンフレットなども当日お渡し致します。ぜひ、医院全員で参加いただき、個のスキルアップと医院の総合力にお役立ていただきたい。