歯援診の講習会を開催/103名が参加

歯援診の講習会を開催/103名が参加

6月3日、千代田区日比谷公園内の千代田区立日比谷図書館文化館内の日比谷コンベンションホールで、在宅療養支援歯科診療所の施設基準に対応した講習会「高齢者歯科医療を支えるために」を開催し、103名が参加しました。当日は、繁田雅弘氏(首都大学東京大学院人間健康科学研究科教授)、茂木伸夫氏(がん・感染症センター都立駒込病院歯科口腔外科部長)、森元主税氏(当協会副会長、北区開業)が講演を行いました。

繁田氏からは、「高齢者の心身の特性および疾病の特徴」をテーマに、茂木氏から「緊急時の対応」をテーマに、森元氏から「高齢者の口腔機能の管理(管理計画の立案を含む)」をテーマに、それぞれ説明しました。

参加者からは「話が理解しやすく、説明が素晴らしい」「何回でも開催してほしい」などの声が寄せられ、大変好評でした。

なお、修了証を希望された先生には、6月6日に発送いたしました。ご確認下さい。

◆歯援診について

歯援診(在宅療養支援歯科診療所)は、2008年度診療報酬改定の際に導入された施設基準です。支援診の届け出を行うには、歯科診療料算定の実績や必要な研修の修了、歯科衛生士の配置、保険医療機関との連携等が必要な要件となっています。研修は届け出日から4年以内は有効です。